再稼働反対を表明した那珂市の海野徹市長とお会いしました。「重大事故がありうる、市民の命・安全・財産を守ることが最大の責務、子孫に今より素晴らしい環境を残さなければならない義務がある」と。[2018年11月06日(Tue)]
茨城県の海野徹・那珂市長が10月22日に東海第二原発の再稼働に反対であることを表明し、実質的な事前了解権をもつ隣接市の首長では初めての態度表明であったので、大きなニュースになりました。11月5日に那珂市を訪れ、海野徹市長から約一時間にわたってお話を伺いました(写真)。
海野市長の判断は、今の原発は安全対策をとっても重大事故をゼロにすることができず、「重大事故がありうる」と考えざるをえないところから出発しています。市長は「市民の命・安全・財産を守ることが最大の責務」、「子孫に今より素晴らしい環境を残さなければならない義務がある」と、その考えは明快です。
市民千人を無作為抽出して行ったアンケート調査で65%の市民が東海第二原発に「反対」「どちらかと言えば反対」と回答したことも、判断の根拠になっています。
●那珂市の広報に海野徹市長が執筆した「市長コラム」を紹介します。
ダウンロードはこちらから海野徹・那珂市長のコラム.pdf
<那珂市役所の市長室での懇談。花島進・那珂市議会議員に同席していただきました>
海野市長の判断は、今の原発は安全対策をとっても重大事故をゼロにすることができず、「重大事故がありうる」と考えざるをえないところから出発しています。市長は「市民の命・安全・財産を守ることが最大の責務」、「子孫に今より素晴らしい環境を残さなければならない義務がある」と、その考えは明快です。
市民千人を無作為抽出して行ったアンケート調査で65%の市民が東海第二原発に「反対」「どちらかと言えば反対」と回答したことも、判断の根拠になっています。
●那珂市の広報に海野徹市長が執筆した「市長コラム」を紹介します。
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<那珂市役所の市長室での懇談。花島進・那珂市議会議員に同席していただきました>