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中嶋れん(日本共産党 宮城県委員会政策委員長)のブログ
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こどもの安全と平和を想う「みやぎ夢燈花」ー学校の安全と障害者への理解と支援を想いつつ参加しました。[2018年09月15日(Sat)]
 泉区南中山小学校で15日16時から開催された「みやぎ夢燈花2018」に参加しました。
 大阪教育大学附属池田小学校で、乱入した刃物を持った男により児童8人が亡くなり、教師を含む15人が重軽傷を負った事件がありました(2001年6月8日)。この事件を想いおこしながら、子どもの安全と平和を語り合い、ともに願うという、とても貴重な取り組みです。

 文教警察委員会の県外調査で8月1日、大阪教育大学の学校危機メンタルサポートセンターを訪れる機会がありました。このセンターは、附属池田小学校事件の被害者とその弟妹などにメンタルサポートを続けるとともに、学校安全の研修などで全国的な拠点の役割を果たし、セーフティプロモーションスクール(SPS)の考え方を提案しています。その考え方には大いに共感するものがあり、『学校保健 学校安全 ハンドブック』に記載するなど、もっと普及されていいのではないかと思いました。

 東日本大震災の後、附属池田小学校事件を想いおこしながら、『障害者の非行・触法行為の手続きと支援』をテーマにしたシンポジウムを開催したことがあります(2013年4月6日、仙台弁護士会館)。
 このシンポジウムを企画したのは、前年の2012年7月30日、発達障害の特性があまり理解されないまま裁判員裁判が行われ、大阪地裁が出所後の受け皿がないことを理由に、求刑の16年を上回る20年の懲役刑を言い渡するという、人権に反する判決を下したことが直接の理由でした。
 障害のある人が、非行や触法行為をおかした場合、障害の特性を適切に把握して司法手続きが行われ、当事者の更生・社会復帰が進むこと、家族にも適切な支援が行われることを願い続けていました。
 障害のある人が少年院、刑務所などの矯正施設を退所する際に福祉サービスにつなげるという新たな手続きが導入され、その任に当たる「地域生活定着支援センター」が、宮城県では全国で11番目に2010年に開設されていますが、まだ歴史が浅く、よく知られていませんでした。
 犯罪加害者の家族は、不当な攻撃や偏見にさらされることがあります。障害のある人が触法行為を犯した場合は、とくに家族の障害特性理解と支援が重要です。
 このシンポジウムは、非行や触法行為があった場合、どのような手続きをたどるのか、本人と家族はどこに相談したらよいか、どんな支援をどこで受けることができるか、関係する情報を普及し学ぶために企画したものです。  
 
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