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中嶋れん(日本共産党 宮城県委員会政策委員長)のブログ
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映画『マルクス・エンゲルス』を見てー熱いヒューマニズム、民主主義こそ科学的社会主義の原点、私の初心。[2018年06月03日(Sun)]
 カール・マルクス(1818年5月5日〜1883年3月14日)の生誕200周年を記念して製作された映画『マルクス・エンゲルス(THE YOUNG KARL MARX)』の公開が日本でも始まり、居ても立ってもいられなくなり、岩波ホールまで出かけました。
 映画は、小鳥がさえずる森で枯れ木の枝を拾い集めている貧民を、騎馬に乗った官憲がサーベルを振り上げて次々にめった打ちにするシーンから始まりました。ライン新聞の主筆だったマルクスが告発した「木材窃盗取締法」の史実に基づく場面だということはすぐに分かりました。
 19世紀イギリスの紡績工場で、労働者が機械に挟まれて指を2本失ったことに抗議するアイルランド人の女子工員、メアリー・バーンズに経営者はクビを言い渡します。その後をスラム街まで追いかけて「労働者階級の状態を描きたい」「協力してほしい」と訴える社長の息子=フリードリッヒ・エンゲルスは、労働者から鉄拳を見舞われました。「筆者自身の観察と確かな資料による」という注釈が付いた名著『イギリスの労働者階級の状態』が、恋とともに生み出されていく経過が描き出されていました。
 熱いヒューマニズムと民主主義への願い、現状の冷静な観察と鋭い資本主義批判、何よりも「重要なことは変革することである」という社会進歩に対する情熱。
 20歳から模索を始め、22歳の夏に日本共産党に入党を申し込むまで、自分の若き日々を想いおこしながら見ました。
 仙台での上映機会がないのが残念です。
 岩波ホールでの上映は、今のところ6月15日までです。

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