
王城寺原演習場で米海兵隊の訓練公開に参加、「沖縄の負担軽減」どころか米軍の自衛隊基地利用が常態化しているだけ。[2019年07月25日(Thu)]
「沖縄の負担は軽減されたのか」−7月25日、陸上自衛隊王城寺原演習場で沖縄駐留アメリカ軍海兵隊の訓練公開があり、宮城県平和委員会の2人と一緒に参加しました。
王城寺原でのアメリカ軍海兵隊の実弾射撃訓練は8年連続で17回目。王城寺原演習場は日米地位協定の第2条第4項bが適用される米軍の「一時使用施設」にすぎないのに、米軍の訓練利用が常態化しています。
米海兵隊第12連隊第3大隊長のリチャード・ロビンソン中佐の説明を聞きましたが、「戦争をする部隊」が、部隊の移動、夜間の訓練、冬の凍てついた季節の訓練など、さまざまな条件でよい訓練ができることが力説されていました。県道越えの155ミリ榴弾砲の実弾射撃訓練に悩む「沖縄の負担軽減」を口実に、全国各地に訓練が拡散しているだけのことです。
自民党知事が多数を占めている「全国知事会」も、日米地位協定の抜本的な見直しを求めています。安倍外交の行き詰まりを生んでいる日米安保条約を日米友好条約に切り換えていく展望と合わせて、国民的論議を興していくことが求められています。
今回の訓練は7月23日から8月1日まで。宮城県平和委員会は、演習を監視し記録する活動を続けています。



王城寺原でのアメリカ軍海兵隊の実弾射撃訓練は8年連続で17回目。王城寺原演習場は日米地位協定の第2条第4項bが適用される米軍の「一時使用施設」にすぎないのに、米軍の訓練利用が常態化しています。
米海兵隊第12連隊第3大隊長のリチャード・ロビンソン中佐の説明を聞きましたが、「戦争をする部隊」が、部隊の移動、夜間の訓練、冬の凍てついた季節の訓練など、さまざまな条件でよい訓練ができることが力説されていました。県道越えの155ミリ榴弾砲の実弾射撃訓練に悩む「沖縄の負担軽減」を口実に、全国各地に訓練が拡散しているだけのことです。
自民党知事が多数を占めている「全国知事会」も、日米地位協定の抜本的な見直しを求めています。安倍外交の行き詰まりを生んでいる日米安保条約を日米友好条約に切り換えていく展望と合わせて、国民的論議を興していくことが求められています。
今回の訓練は7月23日から8月1日まで。宮城県平和委員会は、演習を監視し記録する活動を続けています。