CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
中嶋れん(日本共産党 前宮城県議会議員)のブログ
日本共産党宮城県委員会政策委員長。
シエルの会(自閉症児の親の会)会長。
原発問題住民運動宮城県連絡センター 世話人。
東日本大震災復旧・復興支援みやぎ県民センター事務局次長。
青森県むつ市大畑町生まれ。青森高校、東北大学理学部物理学科卒。
« 自由と民主主義の確立をめざし、議会の多数を得て社会の改革を進めることが日本共産党の一貫した方針、結社の自由を侵害している公安調査庁と一言一句まで同じデマを首相が口にするとは!? | Main | 女川原発の水蒸気爆発防止対策とベントによる放射能汚染を再検討するよう安全性検討会に要請、村井知事に「合格」させないよう緊急の申し入れを行いました。 »
プロフィール

中嶋廉のブログさんの画像
中嶋廉のブログ
プロフィール
ブログ
カテゴリアーカイブ
タグクラウド
<< 2021年04月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
リンク集
月別アーカイブ
最新コメント
QRコード
https://blog.canpan.info/renn/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/renn/index2_0.xml
原子力規制委員会への要請行動に参加しました。原発問題住民運動全国連絡センターの代表委員として。[2020年02月17日(Mon)]
 原発問題住民運動全国連絡センターが2月16日に川崎市で開催した第33回総会・交流集会に参加しました。翌17日、東京電力、電気事業連合会、原子力規制委員会への要請に参加しました。
 東京電力との意見交換では、ADRの和解提案さえ拒否して、東京電力が最後の一人までとした「3つの誓い」を破って損害賠償に背を向けていることをめぐって激しい議論を闘わせました。
 電気事業連合会には、脱原発政策の先頭に立つよう求める初めての問題提起をしました。
 原子力規制委員会には、深層防護の第5層の「住民避難」が新規制基準に盛り込まれていない こと、「世界の最高水準とはとても言えない」ことをめぐって議論しました。伊東達也・筆頭代表委員は、「必ず更田豊志委員長に伝えてください」と、要望書を規制庁職員に手渡しました。

<原子力規制委員会への要望書>
 福島第一原発事故から今年で10年目を迎えますが、原子力事故災害は、「五輪で終わり」「10年区切りで終わり」というものではありません。今なお8万5000人もの福島県民が故郷に戻ることができていません。
 私たちは、福島第一原発事故による被災者・被災地対策が事故は終わったとして、その打ち切りさえ行われています。断じて許されないことです。
 また、事故収束対策が容易に進んでいません。事故収束は、福島復興の前提条件であり、その遅れは復興の遅れにつながるものです。その事故収束対策は多義にわたりますが、住民への不安・心配を新たに増大させるようなことがあってはなりません。
私たちは、東電と国に、原子力災害が続く限り、真摯に被災者・被災地対策に取り組むことを求めています。合わせて、福島第一原発事故の検証、原子力政策の検証のないままに、原発依存・固執を続けることは、福島第一原発事故再発の道であり、東芝の経営危機に示されるように日本の経済を大きく歪め、日本の将来のエネルギーの主流たるべき再生可能エネルギー開発を大きく抑制するものであることを強調しています。
 私たちは、国と電力会社が福島第一原発事故の発生の加害責任を率直に認め、躊躇なく原発依存・固執をやめ、再生可能エネルギーへの転換を求めています。
 私たちは、ここで、原発再稼働に中心的役割を果たしている原子力規制委員会へ抗議するとともに、下記の申し入れを行うものです。



1、福島第一原発事故から10年目を迎えます。原子力規制委員会は、原子力災害についてどのような検 証を行ったのか簡潔に説明ください。また、規制委が安全規制上、特別に検討した主な内容について、簡潔に説明ください。
@、私たちは、
@)、規制委の新規制基準が福島原発事故の検証にもとづいたものではないこと、
A)、規制委の新規制基準が世界で有数な火山国・地震国の災害に対して十分な備えとなっていないこと、  
B)、国際原子力機関(IAEA)は「深層防護」の第1層〜第5層まで各層の防護対策を提起していますが、新規制基準は、第4層前半までの技術的措置に限定されています。実際には、第4層前半の措置でも危うさが指摘されます。つまりIAEA基準に違反していること、
C)、規制委の新規制基準が事実上、原発の再稼働のためのものであるとの疑惑を持っていること、などについて、これまでも機会がある度あるごとに指摘してきました。
これらの指摘は多くの住民が共有しているものと考えます。この間、規制委はこれらの指摘にど う対応しましたか!?

A、広島高裁は伊方原発について、「地震火山の想定が不十分」として、3号機の運転を再び認めない仮処分を言い渡しました。規制委の新規制基準に基づく判断について「その過程に過誤ないし欠 落があったといわざるを得ない」としました。当然、規制委の適合審査全体を見直すべきです。規制委の見解を求めます。

B、安倍晋三首相は「日本の規制基準は世界一厳しい」と謳い文句のようにいいます。これを言わせ ているのは規制委しかあり得ませんが、どこが世界一厳しいのですか!?
日本の原発立地は世界一危険でなものです。それを首相に言わせることも規制委の責任ではない ですか!?

2、規制委は万が一の事故時の避難計画について、指針は出しながら審査対象としていません。当然規制の対象とすべきものです。見直しを求めます。
 福島原発事故以前、国際原子力機関(IAEA)の安全勧告にある苛酷事故対策と緊急時対策を日本だけは公的規制の対象から外していました。このことが福島第一原発事故を誘発したと言っても過 言ではありません。事故後、規制委は、苛酷事故対策は規制の対象としましたが、「1」項にあるように、IAEA基準をクリアしたものではありません。緊急時対策は依然として規制対象から外しています。これは福島第一原発事故の教訓を無視するものです。

3、汚染水対策を糺します。
@規制委は当初から「処理水の海洋放出」を主張しているとされますが、それは事実ですか!? 「放出基準以下なら放出」は問題のごく一面にほかなりません。これに絡む問題の多面的な検討を要する問題です。
A規制委が主張するとしたらどのような権限に基づいているのですか!? その根拠は!?
B処理水には除去不能のトリチウムだけではなく他の放射性物質も混じっているとされます。それ らも「基準以下に希釈すればいい」ということですか!?
C元原田義昭・環境相は処理水について「(海に)に思い切って放出して,それを希釈するという選択肢しかない」と発言しました。これは希釈して放出ではなく、処理水をそのまま放出するという違法発言です。規制委はこの違法性を指摘しましたか!?
D阿武隈山系の太平洋側に降る雨の大半は地下水となって太平洋に放出されます。ここに立地する福島原発は建設時から地下水流入に対処を余儀なくされてきました。この地下水が事故機の原子炉建屋に流入し、汚染水増加を招いています。このことは初めからわかっていたことです。とすれば、処理水タンクは1,000d級ではなく石油備蓄で経験済みの10万d級で対応すべきものです。10万d級タンクで貯蔵し、トリチウムの自然減衰を待って放出すれば問題はありません。
 規制委はこの初歩的な対応もできないのですか!?

4、原発訴訟への規制委の干渉を糺します。
@、福島原発群馬訴訟の東京高裁で国は準備書面で避難指示区域外からの自主避難者について、2012年1月以降の避難継続の相当性を肯定して損害発生を認めることは「(避難指示区域外に)居住する住民の心情を害し、ひいては我が国の国土に対する不当な評価となる」から「容認できない」と主張しました。国による暴論きわまれりといえるものです。
A、これに規制委が関与したとされます。規制委が損害賠償を求める裁判にかかわることはあ ってはなりません。それは事実ですか!?

5、いくつかの事項について糺します。
@、東電・柏崎刈羽原発は山形地震発生時(6月18日)、新潟県内の自治体並びに規制庁に対 して「電源異常有」の誤ったFAXを送信しました。改善策をとった後も、訓練用FAXを規 制庁に発信(10月28日)しました。原発の管理運営の基礎的資質を欠いているといわねばな りません。規制委は2018年末、東電の原発の運営管理能力を了としましたが、この評価を見直し、改善を求めるべきです。見解を求めます。
A、中部電力・浜岡原発の「H断層系」の審査会合(2019年12月20日)が開かれましたが、このような審議では結論が出る前に原発使用期間40年が過ぎてしまう懸念を持たざるを得ません。
規制委は春と秋の2回、新規制基準適合審査の状況を公表し、「審査の現状及び課題」を示し、「備考」で補足説明していますが、簡潔すぎます。これでは審議内容がわかりません。もう少し審査内容を開示することを求めます。

6、私たちは、規制委について、当初から「規制」と「推進」の相反任務をおわされて設置されてきたことを指摘してきました。規制委はIAEAが勧告する規制機関の国際基準にまったく反するものです。
 私たちは、「申し入れ」の度に、規制委が名実ともに規制委となるよう努力を求めてきましたが、この間、規制委としては、この指摘にどう対応しましたか。
以上
200217_blog.jpg


この記事のURL
https://blog.canpan.info/renn/archive/953
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
 
コメントする
コメント
最新記事
検索
検索語句