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中嶋れん(日本共産党 前宮城県議会議員)のブログ

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オスプレイが2月10日仙台空港に緊急着陸、ジャーナリストの半田滋氏が「低温に弱い欠陥」を指摘、寒冷地訓練だった可能性も。「オスプレイはいらない」の声をさらに大きく![2020年02月13日(Thu)]
 「東京新聞」に在籍していた当時、長く防衛省を担当していた半田滋氏が、「スクープ オスプレイが仙台空港に緊急着陸、露呈した『弱点』」をアップしました。以下はその引用です。

 北海道で行われていた陸上自衛隊と米海兵隊による日米共同訓練「ノーザンヴァイパー」の参加に、8日も遅れた米海兵隊の垂直離着陸輸送機「オスプレイ」。その訓練に参加した2機のうちの1機が、千歳基地から帰還する途中の10日、仙台空港に緊急着陸していたことがわかった。
 仙台防衛局によると、米軍から「『凍結警告灯』が点灯したので予防着陸する」との連絡があったという。この日、仙台空港では民間航空機がふだん通りに飛んでおり、筆者が2月9日の「現代ビジネス」記事(オスプレイが「日米共同訓練に大遅刻」した本当の理由は何か?途中で引き返し、機体入れ替えもhttps://gendai.ismedia.jp/articles/-/70321)で指摘した通り、「寒さに弱いオスプレイ」が米側の「証言」によって裏付けられた。

<気温が上がってから離陸>
 ノーザンヴァイパーに大遅刻したオスプレイは、この予防着陸に至るまでの帰路にも曲折があった。
 訓練に参加した米海兵隊普天間基地所属の第262飛行隊の2機は7日、そろって千歳基地から帰還する予定だったが、飛び立ったのは「ET03」1機のみ。北海道防衛局は残った「ET02」は3日後の2月10日に帰還すると発表した。
 そして当日の10日。「ET02」は千歳基地を午後5時9分に離陸したものの――仙台防衛局の説明通りならば――途中で「凍結警告灯」が点灯したため、午後6時40分に仙台空港に緊急着陸した。
この間、北海道上空、津軽海峡を経て仙台空港へ至るまでの飛行時間は、わずか1時間半。翌11日、気温が高くなった午後2時30分になって、ようやく仙台空港を離陸した。
筆者が入手した米海兵隊作成のオスプレイ操縦士のための「飛行マニュアル」によると、「エンジンとブレード(羽根)をつなぐギアボックスの温度を示す『低温ランプ』が点いた場合」は、(1)重要な機動性が減じる(「まともに飛ぶことができない」の意)ことから、(2)できる限り早く着陸することが奨励されている。
 そして、この状況下で「飛行をしていはいけない理由」として、(1)−15℃以下で羽根の防氷箇所の1もしくは2が故障する、(2)−10℃以下で羽根の防氷箇所の3が故障する、などとなっている(防氷箇所の1、2などの部位は不明だが、翼端などを指すとみられる)。
 要するに「羽根に着氷すると飛行できない」との趣旨が書かれ、最後に「着氷したまま長時間飛行すると、羽根に氷が堆積し、機体の振動が増加する可能性がある」として、着氷を放置して飛行を続けないよう注意を促しているのである。
 今回、点灯したとされる「凍結警告灯」と「低温ランプ」が同一のものかはわからない。しかし、民間航空機が問題なく飛行できる程度の低温であっても、オスプレイは飛べない可能性が高いことは、もはや明らかだろう。
 ちなみに、ノーザンヴァイパーに参加していた米海兵隊の攻撃ヘリコプター「AH1Z」2機と輸送ヘリコプター「UH1Y」2機はいずれも予定通り、10日に帯広駐屯地を離陸し、帰還した。
これらの軍用機と比べても、オスプレイの「ひ弱さ」は突出しているのではないだろうか。

<訓練らしい訓練には参加せず>
 あらためてノーザンヴァイパーでのオスプレイの様子を振り返ってみたい。
 訓練は1月22日から始まり、オスプレイ2機は27日に千歳基地に飛来する予定だった。ところが、2機が千歳基地に飛来したのは予定より8日も遅い2月4日。さらに驚かされるのは、やっと来たオスプレイが2機とも、訓練ではごく短時間の飛行にとどまったことだ。
 オスプレイ2機は2月5日午前9時35分、そろって離陸し、5分間の飛行で北海道大演習場に着陸した。1機は午前10時13分に北海道大演習場を離陸し、同20分に千歳基地に帰着。残る1機は午後12時4分に離陸して同32分に千歳基地に着いている。
 また、千歳基地に戻ったうちの1機が午後1時20分に再び飛び立ち、午後2時55分まで1時間35分にわたり、千歳市に隣接する苫小牧市上空まで飛行。千歳市と苫小牧市の住民はすさまじい騒音に驚かされることになった。
 しかし、オスプレイ2機がそろって飛んだのはこの5日だけ。6日は1機が千歳基地と北海道大演習場の間を往復した。往復の飛行時間を合計すると11分間。7日は1機が同様に飛び、飛行時間は合計10分間だった。

 「ノーザンヴァイパー」は2月4日から総合訓練に入り、オスプレイは5日に慣熟訓練を行った上で6日から総合訓練に合流し、兵員空輸やパラシュート降下を実施する計画だった。だが、実際には6日以降、1日1機が10分程度飛行しただけ。
 総合訓練は7日に終了したため、オスプレイは2機とも訓練らしい訓練に参加しないまま、終わったことになる。
 とはいえ、ヘリコプターとも違う独特のエンジン音や風切り音はすさまじく、千歳市では5日に最大値91.6デシベルとパチンコ店内と同じくらいの騒音を記録したほか、6日は90.6デシベル、7日は85.8デシベルを記録した。
 今回の訓練でオスプレイが北海道に残したのは「なぜ大遅刻したうえ、あまり飛ばないのか」という疑問と「飛んだら飛んだで、すさまじくうるさい」という迷惑だけだったのではないだろうか。そして同時に、沖縄の負担軽減の必要性を印象づける結果になった。

<防衛省は把握できているのか>
 より大きな問題は「米軍の秘密体質」と、その秘密体質に唯々諾々と従う「防衛省のことなかれ主義」にある。
 オスプレイがノーザンヴァイパーに大遅刻した理由について、防衛省は「米軍から『運用上の理由』と聞いている。それ以外の説明はない」とまるで子どもの使いのような回答。踏み込んで聞き出そうとしないから、米軍のやりたい放題は広がるばかりだ。
 陸上自衛隊には「悪天候が理由」とやや踏み込んだ回答があったもようだが、これが正式な通告かどうかははっきりしない。
 実は、オスプレイが千歳基地に到着する予定の1月27日には第262飛行隊の「ET01」「ET02」が山口県の米海兵隊岩国基地に飛来していた。燃料の補給を受け、この日のうちに千歳基地へ向かう計画だったとみられる。
 しかし、2機とも動くことはなく、30日になってなぜか「ET01」だけ普天間基地に引き返した。そして日付は不明だが、入れ替わるようにして「ET03」が普天間基地から岩国基地にやってきた。
 その後、この「ET03」は神奈川県の米海軍厚木基地へ移動。2月4日になって厚木基地を離陸して三沢基地へ向かい、岩国基地からやってきた「ET02」と三沢基地で合流、2機は燃料補給を受け、千歳基地へ向けて離陸した。

<「悪天候」では説明がつかない>
 こうしてオスプレイの行程を振り返ると、「悪天候が理由」というだけでは説明がつかないことがある。なぜ機体の入れ替えがあったのか、なぜ1機だけ厚木基地へ向かったのかの2点だ。
 防衛省は、この2点の事実さえ承知していない。これらオスプレイの動向は、地元の監視グループの連携によって確認された動かしようのない事実である。防衛省の情報収集力はこと在日米軍の動向に限っては、一般市民より劣ると言わざるを得ない。
 ノーザンヴァイパーにおける顛末から、オスプレイは寒さに弱いことがはっきりした。オスプレイを採用した米海兵隊は、温暖な米本土南部や暑い中東で運用しているからまだいい。
 陸上自衛隊が米政府から購入するオスプレイの場合は、そうはいかない。演習場は今回のノーザンヴァイパーで使われた北海道大演習場や矢臼別演習場など北海道のほか、仙台の王城寺原演習場など寒冷地が多いからだ。

 自衛隊版オスプレイは、まず今年6月に2機が千葉県の木更津駐屯地に配備されるのを皮切りに、来年3月までに合計5機となり、21年度からは4機ずつ3年間にわたって配備される。防衛省が見込む佐賀空港での受け入れ態勢が整わない限り、合計17機が木更津駐屯地に置かれることになる。
 防衛省は、オスプレイが「欠陥機」といわれる理由のひとつである「オートローテーション機能(ローターが停止しても緊急着陸できる機能)がない」との米国の専門家の指摘を否定し、「ある」と説明している。オスプレイの「真の姿」をどこまで見極めたうえで導入を決めたのだろうか。

 以上、引用は終わり。

 半田滋氏は、2月9日付で、以下の記事を明らかにしていた。
 以下は、その引用。

オスプレイが「日米共同訓練に大遅刻」した本当の理由は何か?
途中で引き返し、機体入れ替えも。

 一体、どうなっているのだろうか。
 北海道で行われていた陸上自衛隊と米海兵隊による日米共同訓練「ノーザンヴァイパー」が8日、終了した。沖縄から飛来する予定だった垂直離着陸輸送機「オスプレイ」は8日も遅れて千歳基地に着き、訓練らしい訓練に参加しないまま終わった。
 防衛省によると、遅延について米海兵隊は「運用上の理由」と言うだけで、まともな説明をしていないという。陸上自衛隊には「悪天候が理由」とやや踏み込んだ説明をしているもようだが、千歳基地に隣接する新千歳空港の民間航空機はこの間、問題なく運航している。
 筆者が独自入手したオスプレイ操縦士のための「飛行マニュアル」からは「寒さに弱いオスプレイ」の実像が浮かんでくる。

<予定より8日も遅れて>
 「ノーザンヴァイパー」は2017年8月以来2回目で、冬の実施は初めて。前回は青森県の米空軍三沢基地がオスプレイの整備・補給拠点となったが、米軍側が「三沢基地は海に面しているため霧が発生して飛行の障害となり、予定通りの訓練ができなかった」と主張したことから、今回、防衛省は道内の千歳基地を整備・補給拠点として提供した。
 訓練は1月22日から始まり、オスプレイ2機は27日に飛来する予定だった。予定通りであれば、慣熟訓練を経て、本格的な総合訓練に参加する段取りになっていた。
だが、現実にはそうなっていない。オスプレイの動向は、千歳市のホームページに詳しい(https://www.city.chitose.lg.jp/docs/6586.html)。
 千歳市は、「北海道防衛局から『1月27日、日米共同訓練(ノーザンヴァイパー)に参加するオスプレイ2機が航空自衛隊千歳基地に飛来する予定です』との情報提供がありました」という1月24日の告知から始まり、27日には「オスプレイは飛来しません」と順延を告知。以後連日、オスプレイの「飛来情報」と「飛来中止」が繰り返して掲載されている。
 結局、オスプレイ2機が千歳基地に飛来したのは、予定より8日も遅い2月4日になってから。米海兵隊普天間基地の第262飛行隊所属の「ET03」が正午ごろ、同「ET02」が午後12時25分にそれぞれ着陸した。

<なぜ引き返したのか?>
 実は、千歳基地に到着する予定だった1月27日には「ET01」「ET02」が山口県の米海兵隊岩国基地に飛来し、待機していたことが地元の監視グループの視認調査でわかっている。燃料の補給を受け、この日のうちに千歳基地へ向かう計画だったとみられる。
 しかし、2機とも動くことはなかった。30日になって、なぜか「ET01」だけ普天間基地に引き返し、日付ははっきりしないものの、入れ代わるようにして「ET03」が普天間基地から岩国基地にやってきた。
 その後、この「ET03」は神奈川県の米海軍厚木基地へ移動。2月4日になって厚木基地を離陸して三沢基地へ向かい、岩国基地からやってきた「ET02」と三沢基地で合流、2機は燃料補給を受け、千歳基地へ向けて離陸した。
 こうしてオスプレイの行程を振り返ると、「悪天候が理由」というだけでは説明がつかないことがある。なぜ機体の入れ替えがあったのか、なぜ1機だけ厚木基地へ向かったのか、だ。疑問を解消しようにも、筆者のメールによる問い合わせに米海兵隊からは返事さえなかった。
 岩国市に対する岩国基地へのオスプレイの飛来情報は、昨年8月24日に「オスプレイ4機が飛来する」との連絡が米軍から中国四国防衛局を通じてあったのを最後に途絶えている。
 今回の「ノーザンヴァイパー」に参加する2機について、岩国市基地政策課は「1月27日に2機の飛来を視認した」と言うだけで、その後の動向は「わからない」という。
 普天間基地所属のオスプレイは、過去に2機が墜落して3人が死亡、またエンジン不調による予防着陸が絶えない。しかしその動向を知るには、米側の気まぐれな「好意」による情報提供を期待するか、市民の監視に頼るほかないのだ。

<飛行はきわめて短時間>
 驚かされるのは、やっと千歳基地へやって来たオスプレイが2機とも短時間の飛行にとどまったことだ。
 オスプレイ2機は2月5日午前9時35分、そろって離陸し、5分間の飛行で北海道大演習場に着陸した。1機は午前10時13分に北海道大演習場を離陸し、同20分に千歳基地に帰着。残る1機は午後12時4分に離陸して同32分に千歳基地に着いている。
 また千歳基地に戻ったうちの1機が午後1時20分に再び飛び立ち、午後2時55分まで1時間35分にわたり、千歳市に隣接する苫小牧市上空を飛行。住民はすさまじい騒音に驚かされることになった。
 苫小牧市は昨年12月、北海道防衛局などに市街地上空の飛行や低空飛行を避けるよう申し入れていたが、何の効果もなかった。
 オスプレイ2機がそろって飛んだのはこの5日だけ。6日は1機が千歳基地と北海道大演習場の間を往復した。往復の飛行時間を合計すると11分間。7日は1機が同様に飛び、飛行時間は合計10分間だった。
 「ノーザンヴァイパー」は2月4日から総合訓練に入り、オスプレイは5日に慣熟訓練を行った上で6日から総合訓練に合流し、兵員空輸やパラシュート降下を実施する計画だった。だが実際には、6日以降は1日1機が10分程度飛行しただけ。これで総合訓練に参加したといえるのだろうか。

<オスプレイは低温に弱い?>
 筆者の手元に米海兵隊が作成したオスプレイ操縦士のための「飛行マニュアル」がある。全て英語、しかも略語だらけだが、専門家のアドバイスを受けて読み解いた。
 その中で「エンジンとブレード(羽根)をつなぐギアボックスの温度を示す『低温ランプ』が点いた場合」という項目には、(1)重要な機動性が減じる(「まともに飛ぶことができない」の意)と書かれ、(2)できる限り早く着陸することが奨励されている。
 そして「飛行をしてはいけない理由」として、(1)−15℃以下で羽根の防氷箇所の1もしくは2が故障する、(2)−10℃以下で羽根の防氷箇所の3が故障する、などと記されている(防氷箇所の1、2などの部位は不明だが翼端などを指すとみられる)。
 要するに「羽根に着氷すると飛行できない」ということだ。そして最後に「着氷したまま長時間飛行すると、羽根に氷が堆積し、機体の振動が増加する可能性がある」として、着氷を放置して飛行を続けないよう注意を促している。
 オスプレイに詳しい陸上自衛隊幹部は「オスプレイには他のヘリコプターや航空機と同様、防氷装置が付いている。米国のアラスカでも飛行しており、寒冷地で飛べないということはない」と解説する。
 ただ、千歳市の最低気温をみると、オスプレイ2機が飛来する予定だった1月27日は−14.4℃、翌18日は−13.5℃と寒かった。その後、最低気温は零度まで上がった日もあるが、飛来して訓練を開始した2月5日は−15.4℃、6日−18.7℃と極寒が続いた。上空の気温はさらに低いため、オスプレイにとって過酷な環境であったことは間違いない。

<費用は日本側の負担なのに>
 岩国基地の監視を続ける「岩国基地の拡張・強化に反対する広島県住民の会」共同代表の坂本千尋さんはこう言う。
 「オスプレイは岩国基地にたびたび来ているが、冬場はやって来ないので今回は異例。ノーザンヴァイパーに参加するまでの飛行ルートをみると、普天間基地から来て岩国基地で燃料補給するだけで十分なはずなのに、厚木基地や三沢基地にも立ち寄っている。やはり冬場の飛行に不安があるのでは」
 「ノーザンヴァイパー」におけるオスプレイの訓練は、2016年9月1日に日米合同委員会で合意した訓練移転の枠組みで実施されている。日本側が提案した「沖縄の基地負担の軽減」を実現する目的から、訓練移転の費用はすべて日本政府が負担している。
 本年度の訓練移転にかかる総額はノーザンヴァイパーを含めて約28億円。その費用は、今回のオスプレイに限っては「寒冷地における飛行の実証実験」に使われたとしかみえない。
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