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NPO法人らぽーる*発達障害・不登校の子どもと家族の居場所作り*

NPO法人らぽーるは広島県の呉市を中心に発達凸凹(障害)児・者や学校に行きにくい子不登校の子ども、若年ひきこもりの子どもや保護者の居場所作りを行っている団体です。 

居場所は安心できてホットひといき出来る場となるように、ストレス発散や情報交換のできる茶話会を開催したり、発達障害のことをDVDで学習、コミュニケーショントレーニングなどを行っています。 

このブログでは、お知らせや日々の活動の報告を行っていきます。 
是非チェック!! ご覧になってくださいね!!  


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【活動報告】不登校のお子さんを育てている保護者さん対象「第3回ペアレントトレーニング」R6.11.14 [2024年11月27日(Wed)]
こんにちは、NPO法人らぽーるの長尾です。

もうすぐ12月ですね、今年もあっという間の1年でした。

先日開催した不登校のお子さんを育てておられる保護者さん向けのペアレントトレーニングの活動報告をさせていただきます。

このペアレントトレーニング(ペアトレ)は月1回、毎回同じメンバーで開催しています。
グループでの学びやシェアは、他者の事を知り(他者理解)自分のことを知る(自己理解)が進んだり、様々な利点があります。

そして、このペアトレに参加の保護者さんが育てておられるお子さんは、既に中学生以上となっているため、内容は保護者さんのタイプやご要望に合わせて作成(らぽーるオリジナル)しています。
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今回のテーマは、実は用意をしてなくて・・・保護者さん達にはテーマ無しで進めていきました。改めてテーマを付けるとしたら「よりよい私になるために」と言う感じでしょうか? 

マズローの5段階欲求を使って、今ご自身にとって必要な物や大切なもの
自分自身のイメージを書き出してみる、「私は〇〇です。」
行動と存在は別のもの
自分を大切にするために何が必要なんだろう? 

なかなか普段考えないことを考えるので、疲れた方もおられたと思います。

初めから完璧を求めなくてもいい、
今回の内容では、正解はない、みんな違う、その時の私で違う 

日本で育った方の多くは、フリーな状態に慣れてない方が多いかもしれませんね。
正解や完璧を求める傾向があると、しんどいかもしれません。 
数学等答えが一つのもの、守らなければいけない法律など、今回はフリーであるがゆえにしんどかった可能性もあるかな?と思います。 

‥・・・
参加者のご感想(掲載許可済)
・子ども本人を否定するのではなく、行動をしかる。
自分を責めずに、行動を変える。

・自分が失敗をした時に、自分をダメだと思うことがいつもです。
そして、自分を嫌になって、頭の中では嫌なことがグルグル回ってしまいます。
今日学んだこと、自分の存在ではなくて、言動・行動に問題があって、それを改善すると良いとありました。
自分を否定せずに、変わっていくと楽になると思います。

・自分をみつめると自分自身がダメなのではなく、私の言動が問題。改善できるから先は明るい。子供も同じだと思いました。
自分のモチベーション、在り方で、相手の言動をポジティブに感じたり、ネガティブに感じたりと変えられることが分かった。 
捉え方次第で楽しい方向に進めると思いました。

・自分自身と行動を分けて考えるようにする。こどもにも行動そのものを指摘するようにするに気をつけようと思った。

・今日はあまり頭に入らず、もう一度家に帰って読んでみます。
人と行動は別と考える。 感謝ノートつけてみようと思います。
・・・・・

ご参加、ありがとうございました。

日常このように自分自身と向き合う機会は少ないと思います。
たまには、しんどいこともあるかもしれません。 
しかし、その場には励ましあえる仲間がいます!

安全で安心な場(ペアトレ)になるよう、私自身今後も配慮・務めていきたいと思っています。 

次回12月は来年度に向けてイメージ!
楽しいペアトレタイムにしていきたいと思っています。
お楽しみに♪  
【活動報告】不登校のお子さんを育てている保護者さん対象「第2回ペアレントトレーニング」開催しましたR6.10.10 [2024年11月27日(Wed)]
こんにちは、NPO法人らぽーるの長尾です。

大変遅くなりましたが、10月に開催した不登校のお子さんを育てておられる保護者さん向けのペアレントトレーニングの活動報告をさせていただきます。

このペアレントトレーニング(ペアトレ)は月1回、毎回同じメンバーで開催しています。
グループでの学びやシェアは、他者の事を知り(他者理解)自分のことを知る(自己理解)が進んだり、様々な利点があります。

そして、このペアトレに参加の保護者さんが育てておられるお子さんは、既に中学生以上となっているため、内容は保護者さんのタイプやご要望に合わせて作成(らぽーるオリジナル)しています。
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10月のテーマは「自分のできている所をリソースにして、できることを増やそう!」 

今回は保護者さんご自身のできているところを振り返って頂き、これまでやろうと思っているけれども出来てないことができるような方法(仕組み作り)をお伝え致しました。

まず毎回会の初めには、前回学んだことを全体で振り返ります。
毎回宿題が出ます、持ち帰った宿題を実際に試してみた感想をシェアしていただきます。

振り返りは、他の方の話を聞くことで、共感や労い、元気を頂くことができます。
「○○さんも頑張ったからできたのね、私も少し頑張ろうかな」 


そして、次に本題のテーマについて進めていきます。
普段当たり前のようにできていることを人はなかなか自分は出来ている!と思うことは少ないかもしれません。
出来ていることを、書き出してみて、なぜそれができているのだろうか?なぜできていると解るのだろう?と具体的に言語化(書き出す)してみる。

その出来ていることをリソース(資源)とし、これまでやりたかったけど出来なかったことに活かしていくやり方についてお伝えし、具体的な行動を上げて頂きました。(行動は宿題となり次回結果をシェアしていただきます) 

考えていることを書き出す作業、結構メンドクサイですよね?自分一人ではなかなかやりません。しかしペアトレだから書くことができて、実際に書き出してみると、頭の中が整理されてたり、他の方の意見が参考(アドバイス)になり、自身に取り入れることもできます。 

簡単にできること! 
ご自身で決めていただきました。 
次月報告が楽しみです。

・・・・・・
参加者のご感想(掲載許可あり)

・もう少しハードルを落とそうと思う。
自分は何もできてないと思っているが、できている事があるのかもしれないが、まだ普通のことしか出来ていないので、出来ているという実感が無い。

・今まで使用と思っていたことが3日坊主で終わることが多かったです。
子供にも「お母さんは3日でやめる」と認識されていて、情けない気持ちになっています。
これを機に、子供にも認めてもらい、できたら自分をほめて自己肯定感を上げたいです。

・自分自身が、自分はできたことを見つけて認めるほめる事で、自分の自己肯定感が上がることが分かりました。
その上、自分以外の人のできているところに目が向け荒れるようになる、子供・夫も幸せになる。
良い事ばかりです。

・初めは難しかったですが、当たり前のことができているのを「よし」とします。
気持ちが軽くなった気持ちです。
小さな喜びは悩みを少なくすると思いました。

・自分でハードルを上げているのかも、と思いました。
出来ている所もあるのだな、と感じれました。
スモールステップで頑張ってみようと思いました。

・・・・・・
ご感想ありがとうございました。

ペアレントトレーニングを受けて、自分をよくしたい! 
みなさんは最初の一歩を踏み出しました。 

焦らず、急がず、ご自身のペースでOK! 
自分では気が付かないかもしれませんが、前進しています。