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NPO法人らぽーる*発達障害・不登校の子どもと家族の居場所作り*

NPO法人らぽーるは広島県の呉市を中心に発達凸凹(障害)児・者や学校に行きにくい子不登校の子ども、若年ひきこもりの子どもや保護者の居場所作りを行っている団体です。 

居場所は安心できてホットひといき出来る場となるように、ストレス発散や情報交換のできる茶話会を開催したり、発達障害のことをDVDで学習、コミュニケーショントレーニングなどを行っています。 

このブログでは、お知らせや日々の活動の報告を行っていきます。 
是非チェック!! ご覧になってくださいね!!  


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【活動報告】夏休み子ども活動「ニュージーランドのお菓子つくり」開催しました(1) R5.8.26 [2023年08月29日(Tue)]
こんにちは、NPO法人らぽーるの長尾です。

8月26日に開催した「夏休み子ども活動」のご報告をさせていただきます。

年に何度か開催される子ども活動ですが、この夏休みに開催する活動には高校生ボランティアさんが参加してくださいます。(毎年恒例の活動) 

このように毎年夏休みに子ども活動を続けられるのも、参加してくださる方のお蔭です。
暑いなか、参加してくださった皆さまありがとうございます。

夏休みこども活動.jpg


今回参加してくれた子ども達には兄弟姉妹がおらず、普段高校生と関わることはないそうです。
そして高校生さん達も、これまで発達に課題を持つ子供と関わることがなかったようです。

普段かかわりがない子ども達が一緒に過ごした約2時間、両者にとって貴重な経験・時間になったと願っています。(後日アップする、ご感想で確認ください)

らぽーるの活動が少しでも貢献できたら嬉しいです。

さて、今回の内容は「ニュージーランドのお菓子つくり」
アイザッククッキーとハニージョイを作りました。

まずは、高校生さん達に会場準備と子ども達に創り方を教えてもらうために、作り方を覚えていただきました。
高校生準備.JPG


13時には子ども達が会場入り、一緒にお菓子を作作りました。
こども1−1.JPG


初めは、恥ずかしくて関われなかった子ども達も、少しずつ慣れてきたのか
終わるころには高校生さんと一緒に楽しむことができました。

子ども2−1.JPG

初めての場所で初めての人が沢山いるなかで、 
子ども達は、頑張って作りました!!

出来上がった、お菓子! 美味しそうでしょ? 
くっきー22.JPG

まだまだコロナ感染が心配なので、
作ったものは自宅に持ち帰り食べていただきました。


暑いなか、安全に!楽しく!! 
何事もなく終わることができました!

参加してくださった皆さまに心よりお礼申し上げます。

皆さま次回の活動でお会いいたしましょう。
高校1、2年生のボランティアさん、来年の参加もお待ちしております。

※保護者さん高校生さんのご感想は、長くなるので後日アップさせて頂きます。

学校に行きづらいお子さんを育てておられる保護者さんの茶話会R5,8,24 [2023年08月27日(Sun)]
470237701334630401.jpg

こんにちは。
令和5年8月24日、「学校へ行きづらいお子さんを育てておられる保護者さんの茶話会」を開催しました。
テーマは「日中の過ごし方」でした。 
各々の家庭でのケースを聞かせて頂きました。
どの家庭でも食事(偏食、小食、タイミングなど)についての悩みが聞かれ、情報交換の場所になったと思います。
今回の茶話会は、以前参加されていた方が久々に参加してくださったこともあり、それぞれが、これまでを振り返ることができ、変化や成長が感じられた会となりました。
参加していただき、ありがとうございました。
【活動報告】web大人の発達障害当事者会 R5.8.19 [2023年08月20日(Sun)]
こんにちは。
広島県呉市を中心に、発達しょうがいのある子どもや大人の当事者と保護者、不登校や学校に行きづらい子どもと保護者の居場所作りを行っているNPO法人らぽーるスタッフ、大人の発達障害当事者の会担当、宮本です。  
NPO法人らぽーるでは、子どもだけではなく、大人の発達障害当事者会をオンラインで毎月開催しています。

今日は、8月19日(土)に開催したZOOM女子会の報告を致します。
今回は夏休み、またお盆後ということで参加者は少なめでした。
通常の女子会であれば、女性特有の悩みや日常生活での困りごと、その他言いたい事、聞いてほしい事が多く出るのですが、今回は少人数で顔見知りのリピーターさん同士ということもあり「せっかくこうして知り合えたのだから」との話の流れで「好きな物は何?」な話題や「今までのやらかし談義」「発達特性あるある」など、当時は困って悩んでいたであろう話を「いや〜、あの時は…」と、気が付くと参加者皆で、笑いながら話すことが出来ていました。
COVID-19による会場使用制限から始まった、らぽーるの『大人のZOOM当事者会』ですが、気が付くと全国、はては海外から参加して下さる方も居て、また参加者の方同士のつながりも少しずつ出来、主催側としても嬉しい限りです。話は尽きなかったのですが、最後に互いに好きな物を紹介しあい、女子会には欠かせない?美味しいおやつの情報なども、共有することが出来ました。

ご参加下さった方、ありがとうございました。

次回オンライン当事者会の予定は、9月16日(土)14:00〜16:45に(大人女子会は11月)開催予定です。詳細は、らぽーるHP やFacebook、Twitter、Instagramなどでお知らせ致します。

オンライン当事者会は、月1回(3ヶ月に1回は女子限定の会) 定期的に開催しています。なお、オンライン会は前もって、ZOOMアプリをスマートフォン、パソコンなどへインストールする必要があります。詳細は申し込み時の返信メールにてご確認下さい。
9月17日福山で虐待を考える上映会が行われます!NPO法人どりぃむスイッチさん主催 [2023年08月09日(Wed)]
こんにちは、NPO法人らぽーるの長尾です。

早速ですが、いつもらぽーるがお世話になっている福山のNPO法人どりぃむスイッチさんから、イベントのお知らせを頂きましたので、こちらでシェアしたいと思います。

どりぃむスイッチさんはらぽーるとは違って様々なタイプの難しさを抱えた若者の支援を行われています。

HPはこちら
https://dreamswitch.or.jp/


撮影が下手で画像がきれいに撮れていません。(ごめんなさい)
拡大したら見えるかしら??

今の世の中にとても大切なことを問いかけている内容です。
全ての人が幸せになる権利はあります! 

全ての人に平等にチャンスは必要です! 

お時間のある方は、福山にいらしてください。(帰りに観光もいいね!)

表.jpg

裏面はこちら
裏.jpg
発達障害を学ぶ講座「知っておきたい性のこと」頂いた質問へのご回答を頂きました [2023年08月08日(Tue)]
こんにちは、NPO法人らぽーるの長尾です。

7月29日にくれ協働センター会議室で行いました、発達障害を学ぶ「知っておきたい性のこと」頂いた参加者のご感想(アンケート)をご覧になり、講師の宮武先生(ウェルビー株式会社)からお返事を頂きましたので掲載させて頂きます。
ウェルビー様 R5.7.29 チラシ.png
皆さまのご感想(掲載許可あるもの)は以前こちらのブログに掲載しております、
全体はそちらをご覧になってください。 ↓
https://blog.canpan.info/rapport/archive/502 

今回のご質問とお答えは以下の通り

Q)離れたい人、必要でない人のことを気にしないようにする。→これってむずかしいと思う。どう声かけすればいいのか、わからない、もっと知りたかった。

A)仕分け表を作成したり、距離感の図式化などワークをしたりしてます。カリキュラムでワークをしたり、個別面談での整理をしています。
・・・・・・

Q) 就労支援は悪いことではないが、気持ちを言語化が難しい人・子は多く、そこを支援していく必要があると私の職場で言われていたので、共感できることがたくさんありました。

A)言語化が難しい方はまず2から3の候補から選ぶ、イメージすることが苦手な方が多いので見学体験等を機会を準備できるようにしています。
・・・・・・

Q)グレーゾーン、本人が発達特性を自覚してない場合の就労支援が難しいです。

A) 私たちも大きな課題となっています。場を用意する、まず知っていただくことからと思っています。

A) らぽーる長尾の答えも書かせてください。
ご本人が困っているかどうか、困っているときには何に困まっているのか?わかる時には困りごとを聞いて、適した支援(支援という形ではなくても対応方法を伝える)また困りごとが明確でなければ、何に困っているかを探すところからスタート。
職場の方が困っているのであれば、サポートしてくれる先につなげる。(世の中沢山支援してくれるところはあります。)
本人がサポートしてもらいたい気持ちがあって障害を認知できてなければ、若者サポートセンターなど障害を持っていなくても使える支援機関や場所を勧める。
但し仕事したい気持ちがあればの話で、まだ無い場合は別の方法をとる。

・・・・・・
Q) ウェルビーさんのような支援の事業所を利用すれば良いのか、A型B型の事業所を利用すれば良いのか迷います。

A) 移行はBアセスもできるので、ご本人と一緒に最適な場を考えていく事もしています。見学体験をいろいろできたらいいですね。
・・・・・・

Q) 就労移行支援を利用されるのは、成人が多いのか? 

A) 18歳以上の方が利用できます。
・・・・・・

Q) 学校と連携することはあるのか、特に支援学校。

A) 就労カリキュラムを定期的にしたり、事業所紹介などにも参加しています。
・・・・・・

Q) まだ就労時期ではないのですが、幼児期からの就労に向けて家庭でできることなどがあれば、教えてほしいです。

A) またお話しできたらいいですね。

らぽーるで企画しております、宜しければご参加ください。

・・・・・・・

ウェルビー株式会社横川駅前センター管理者・宮武先生、お忙しいなかご質問に答えてくださって、ありがとうございました。

活動のなかでいつも思うこと、子どもを思う保護者の深い愛情には頭が下がります。

そして子どもの幸せを祈るあまりに、心配事も増える。

その心配事は今の心配ですか?
それとも、ずーーっと先の心配事ですか? 

今を大切に、今を楽しく!幸せに過ごす!
今幸せでなければ、未来の幸せってわかるかな? 

不安を解消するのは、安心の種が必要です。
安心の種をこれからも提供していきたいと思っています。
県教委より「高卒認定試験の案内」が届いています [2023年08月08日(Tue)]
こんにちは、NPO法人らぽーるの長尾です。

お知らせが遅れて申し訳ありません。

らぽーるに広島県教育委員会より【令和5年度第2階高等学校卒業程度認定試験の受験案内】が届いています。
教育委員会.jpg
※毎度毎度ボケボケ画像ですみません・・・・((;´д`)トホホ

高校卒業資格は働くうえで、あったほうが良いものですよね。
高卒資格と中卒資格では、働ける場所が変わってきます。

以前高校と言えば、全日制か夜間か、公立か私立かの選択肢しかありませんでした。
しかし今は、通信制高校の数も格段と増え、選択肢も沢増えました。
※選択肢が増えると、選ぶ時に「どこにしよう・・・」と悩みも増えますが・・・・

そして、昔からあった高卒認定試験、いまだに文部科学省は続けて下っていること、
とてもありがたいことですね。

例えば、全日制の高校に通っていて、途中で行かなくなり単位が取れなくても、この高卒認定試験で単位を取れば、高校卒業資格を持つことができます。

通信制高校に通いながら、この試験を取ることで、時間を有効に使うこともできるようになります。

ここから私見になりますが、数が増えるとビジネス化される。
学校に行きづらい子どもが増えると、ビジネス(通信制高校)も増え、カバーできる。

小中学生の数も年々増加していっています、
これからは、フリースクールの数も増えていくことでしょう。

保護者や関係者の皆さま、選択肢は増えますので、過剰は心配はされないでくださいね。
いつも、らぽーるのなかで保護者の皆さんに私が伝えていること

親子の関係性を大切に
子どもさんが、自ら選べるようなコミュニケーションを取り続けること。

大人は洗濯する数が少ないと思っている子どもに、色々あるよ〜〜〜と選択肢を並べてあげるのが仕事です。
そして本人が自分で選べるように、サポートする。

大人が決めて、それを押し付けたらいけません。 
それは、自立の妨げになります。

小さなころから、できる限り自分で選び、自分で決める。
この繰り返しが、大人になった時に悩みの少ない大人になると思います。

※私自身といえば・・・・子どもが決めた選択を「こっちもいいんじゃない?」とゆるがすことが少しあったなぁ・・・反省 

この受験案内が見たい方は、らぽーるまでメールくださいね。
【活動報告】にこにこコミュニケーションを学ぶ会開催しましたR5.8.6 [2023年08月08日(Tue)]
こんにちは、NPO法人らぽーるの長尾です。

毎日暑い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか? 
8月6日当法人の理事である竹岡訓子先生による、にこにこコミュニケーションを学ぶ会を行いました。

タイトルはとても軽い感じがしますが、学ぶ内容は重厚なこの講座
竹岡先生は広島少年院で現在も篤志面接員を続けておられる、とても経験が豊かな先生です。

祖の竹岡先生が、当法人で何度も講演をしてくださった小栗正幸先生のご著書の理論を分かりやすく教えてくださいます。
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今回のテーマは、
1)恋愛・性的逸脱行動への教育的介入 
2)矛盾について
よりよい関係性をつくりながら、子どもの気持ちを活性化させ意欲的にするための対話力を高める

対話の重要性について、これまでも連続して学んでまいりましたが、今回も同じように竹岡先生が経験されてこられた実際のこと、対応方法についてお聞きすることができました。
1)対人コミュニケーションが得意ではない発達に課題のある子ども達には、正しく伝えておくことが重要です。
こちらは、先月ウェルビーさんが支援されている大人の発達障碍のある方の現状や対応方法に続いて学びを深めることができたと思います。

2)矛盾について、白黒志向が強めの子ども達に対しての対応方法。
それについても対話を続けながら、ソーシャルスキルを身に着けていけるように伝えていくことについて。 
誰もが矛盾を感じる世界で生活しています。
誰しも矛盾を感じ、それをやり過ごす方法を自然と身に着けているのかもしれません。 
発達に課題のある子ども達には、対話、経験の繰り返しで身に着けていく、対話を使って【わざわざ伝える必要がある】ことを学びました。 


参加してくださった皆様のご感想です。(掲載許可有)
【終わった後のご感想】
・対話の大切さ楽しさを知りました。
・元気もらいました。
・とてもスッキリして、会を終えることができました。矛盾の学びに答えを自分なりに見つけることができました。
・対話がすべてに通じると思いました。 おもしろがって対話をする、一緒に考えてみる。
・色々な例を話されていて上手なので、ここはもっと学びたい気持ちになっている。
・いつも事例を通して話をしてもらえるのでとても分かりやすいです。今回性について難しいテーマでしたが、本当に大事なことを学びました。 自分も相手の気持ちも大事にするのを伝えることができるようにしたいです。
・性の所は初めてだったので、とても勉強になりました。今日もたくさん学ばせていただきました。感謝です。
・対話の大切さをあらためて感じました。先生は対話を続けていき最後には納得してくれるようにもっていかれるのは、なかなか難しいなと思いました。

【前回→今回までの変化を教えてください】
・子どもとの会話を楽しみたいという気持ちがもてました。
・家族には「勉強の成果が感じられない」と言われますが、何かしら攻撃的な反応は減ったのではないかと思います。
・職場の児童に、わずかでも役立ててさせてもらえています。(頭で入っていても行動するのが難しいので)対話や先へのポジティブな行動への話し方など、トラブルがあった時、じゃあ次はどうしたら良かったと思う?と聞くと自分たちがアイデア出してもらえるようになった。
・前よりも話を聞こうと思えるようになったと思います。
・パターンの想像が少し分かるようになってきました。
・いつも竹岡先生の肯定的フィードバック、実際に家でも使えるように日々意識しています。 
・学ぶ会に参加する度に支援する時に嬉しい効果が出ています。ありがとうございます。
・子供が話したい時は、とにかく聞く、学校での話をよくしてくれる。 




【活動報告】高校生以上のお子さんを持つ保護者の茶話会(発達障害)R5.7.29 [2023年08月01日(Tue)]
こんにちは、NPO法人らぽーるの長尾です。
毎日毎日、暑い日が続きますね。 
水分補給をしながら、体を整えていきましょう。 

さて先週土曜日、発達に凸凹のある高校生以上のお子さんを育てている保護者さんを対象に茶話会を開催しましたので、そちらの報告をさせていただきます。

シニア茶話会R5.7.png
今回は、ただおしゃべりをするのではなく、ファシリテーション的に行いました。

まずは、日頃お子さんのことで気になっていること、将来の心配事などを言語化して、それを付箋に書いていただきました。

しっかり交流ができるように、2グループに分け、意見出しをしていただく。

全体を視覚化して、大きく3つ(今回は)カテゴリーに分け、
それを詳細別に分けてみる。 

DSC_0087.jpg

分けたものを、それぞれのグループの中で交流・意見出しをしていただきました。
話し合ったことや、気づき意見を、文字化していただいています。

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細かくしたことで、具体的なアイデア・解決方法が出てきたのではないでしょうか?

何となく不安、もやもやしているだけでは、何も変わりません。
まずは具体的に出すことで、少しだけスッキリする。
他の方との交流のなかで、別の意見に触れあって、違う視点から見えてくるもの・気づきがあると思います。 

すぐに自ら行動できること! 

行動の内容は、簡単にできること!
宿題として行っていただくことにしています。

次回の茶話会で、報告していただくことを楽しみにしています。