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NPO法人らぽーる*発達障害・不登校の子どもと家族の居場所作り*

NPO法人らぽーるは広島県の呉市を中心に発達凸凹(障害)児・者や学校に行きにくい子不登校の子ども、若年ひきこもりの子どもや保護者の居場所作りを行っている団体です。 

居場所は安心できてホットひといき出来る場となるように、ストレス発散や情報交換のできる茶話会を開催したり、発達障害のことをDVDで学習、コミュニケーショントレーニングなどを行っています。 

このブログでは、お知らせや日々の活動の報告を行っていきます。 
是非チェック!! ご覧になってくださいね!!  


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【活動報告】発達障害を学ぶ講座「知っておきたい性のこと」R5.7.29 [2023年07月31日(Mon)]
こんにちは、NPO法人らぽーるの長尾です。

先週の土曜日(7月29日)に行いました、発達障害を学ぶ講座「知っておきたい性のこと」のご報告をさせていただきます。
ウェルビー様 R5.7.29 チラシ.png

今回の講師は、ウェルビー株式会社 広島横川駅前センター管理者の宮武先生です。

ウェルビーさんは、大人の発達障害当事者の方の就労を支援しておられますので、今回は当事者さんたちと関わるなかで、対応されていること、感じておられること(特に性からくる色々な課題)について、なぜそれが起こるのか?どのように対応をしたら良いのか。 
子どもの頃に気を付けておくポイントなどをお話していただきました。

講座の後は、質問する時間を取り直接お答えいただきました。

修正済  全体.jpg 

以下は講座に参加してくださった方のご感想です(掲載許可済み、)
【参加しての気づき、ご感想、ご意見、質問など】

・特性を理解して、全否定せず、ざっくばらんに話せるようにしたらよいというのが、とても良かったです。

・心配だからという気持ちを伝えるのも、性でなくても進路や不安定な時に対応が良いのだと思いました。

・子どもと性についての関わり方を、考えるきかっけになりました。良い機会をいただきありがとうございました。 

・今日はありがとうございました。性については、避けていた部分でお話を聴けて勉強になりました。

・人にはそれぞれの距離感があるなど子供に伝えていこうと思います。

・親が思っているより早めに子どもが小さい時から取りかかった方が良いということに、いかに自分が何もしていないか、学校まかせにしているなとか思いました。

・就労支援は悪いことではないが、気持ちを言語化が難しい人・子は多く、そこを支援していく必要があると私の職場で言われていたので、共感できることがたくさんありました。

・発達障害があるなしに関係なく、世界に比べて日本は性についての教育が遅れているなと思うことがあります。今日はあたりまえだけど、人としてとても大切なことを考えるきっかけになりました。

・就労支援の現場の生のお話が聞けて、とても勉強になりました。

・性教育に苦手意識を持たない。性教育を学びなおす。性養育の本を利用する等。いろいろ勉強になりました。

・具体的に利用者さんの恋愛関係に対しての事例など、とても分かりやすかったです。

・性の話ですが、人間関係の話は自分自身を振り返り、とても勉強になりました。

・親の方が色々と知らないことばかりなので、知ってアップデートしなければと思っています

・離れたい人、必要でない人のことを気にしないようにする。→これってむずかしいと思う。どう声かけすればいいのか、わからない、もっと知りたかった。

・講師、宮武先生がざっくばらんでお話が聞きやすかったです。

・距離感の大切さを改めて感じました。

・貴重なお話をありがとうございました。

・まず相手の気持ちや考えを聞くことを宮武先生は大事にされているのだなと感じ、私もそのことを忘れずにいたいと思います。

・全ての人に関係しているお話でした。(最後のスライド)

・ご本人の気持ちを聴く→否定しない。必要な情報を提供する。大切にしたいです。

宮武先生、参加してくださった皆様(保護者さん、支援者さん)ありがとうございました。 
スクリーンとポスター.jpg

日本は様々な国のなかでも、性教育について遅れている国だと思います。
発達に障害のある子どもには、正確な理解が必要です。 

ネットなどから知りえた情報は、正確なものよりも間違っていることの方が多いと思います。 
大人であれば、そんなこと当たり前だよ!と思われるかもしれませんが、子ども達はそれもわかりません。
相手を思いやらない行為、アクセス数を増やしたいがために過剰な表現の物が多くあります。

それらを間違って取り入れていしまう前に、正確に伝える必要があります。
今後もらぽーるは「性シリーズ」として色々な専門家からをお招きし講座を開催したいと思っています。 
【活動報告】大人の発達障害当事者会 R5.7.23 [2023年07月25日(Tue)]
こんにちは。
広島県呉市を中心に、発達しょうがいのある子どもや大人の当事者、保護者、そして不登校、学校に行きづらい子ども、保護者の居場所作りを行っているNPO法人らぽーるスタッフ、大人の発達障害当事者の会担当の、宮本です。
NPO法人らぽーるでは、子どもだけではなく、発達障害を持つ大人当事者の方達が集まれる場を毎月開いています。

今日は7月23日(日)に開催しました、対面当事者会の活動報告です。
今回は日中かなり気温が高い予報が出ていたので、予め水分補給の飲み物を持参して頂くようお伝えしてお集まり頂きました。途中、換気用に少し開いていた窓から国道を走る消防車や救急車が、けたたましくサイレンを鳴らしながら何台も通り、聴覚過敏の方が早退されるハプニングもありましたが、初めての方も多く少人数だったこともあり、互いに生活の中での悩み、それに関する役立つ情報の共有、日常で感じている事などを、じっくり時間をとって話すことが出来ました。

今回、参加して下さった皆様のご感想は以下の通りです(掲載許可頂いた方のみ掲載しています)。

・雑音が多く体調を崩し気味になってしまった(早退すみませんあせあせ(飛び散る汗))のですが、情報交換出来てよかったです。

・とても久しぶりに参加しました。
とても濃い時間を楽しめました。ありがとうございました。

・はじめて参加しました。ためになることを聞かせていただきました。
みなさん発達障害のことをよく知っておられるので、自分も自分を知るために情報を集めようと思いました。また都合が合えば参加します。

ご参加下さった皆さん、ありがとうございました。

次回は9月24日の日曜日(8月は女子限定会)13:30〜16:30に開催予定です。
場所はJR呉線・新広駅そば、広市民センター4階協働センター内の一室をお借りしています。公共交通の便も良く、駐車場もございます。(『新広』駅です。『広』駅と混同しやすいので、駅名にご注意下さい。)
手指消毒や適度な距離や換気など感染症対策をしつつ、のんびり、ゆったり、楽しいひと時を、皆様と共有できたら幸いです。
IMG_4742.jpeg
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【活動報告】web大人の発達障害当事者会 R5.7.15 [2023年07月25日(Tue)]
こんにちは。
広島県呉市を中心に、発達しょうがいのある子どもや大人の当事者と保護者、不登校や学校に行きづらい子どもと保護者の居場所作りを行っているNPO法人らぽーるスタッフ、大人の発達障害当事者の会担当、宮本です。  
NPO法人らぽーるでは、子どもだけではなく、大人の発達障害当事者会をオンラインで毎月開催しています。

今日は、7月15日(土)に開催したオンラインの当事者会の報告を致します。 
梅雨真っ只中で低気圧の影響か直前にキャンセルなさる方が多くいらっしゃり、最終的に、リピーターさんとお二人でほぼ『対談』のような形となりました。
幸い、と言うと語弊があるかもしれませんが、一対一ですと他の方に聞かれる不安が無い事、いつもなら話しにくい、或いは聞きづらい話題でも安心して話せるというメリットを存分に駆使して、中身の濃い話をする事が出来ました。

ご参加下さった方、ありがとうございました。

なお、次回オンライン当事者会の予定は、9月15日の土曜日(8月は女子限定会として)14:00〜16:45に開催予定です。いずれも詳細は、らぽーるHP やFacebook、Twitter、Instagramなどでお知らせします。

オンライン当事者会は、月1回(3ヶ月に1回女子限定の会を) 定期的に開催しています。また、オンライン会は前もってZOOMアプリをスマートフォン、パソコンなどへのインストールが必要です。詳細は申し込み時の返信メールにてご確認下さい。
外部依頼【ペアレントトレーニング」開催しましたR5.7.12 [2023年07月14日(Fri)]
こんにちは、らぽーるの長尾です。

昨日発達障害のお子さんを育てておられる団体さんからの依頼、ペアレントトレーニングを開催しました。

既に応用コース(勝手に名付けている)も3回目になります。
第3回目は、意味のある無視について (正式なタイトルは違います)

みなさんは、「無視する」と聞いたら、あまり良い気持ちはしないと思います。
一般的な子どもを無視するということは、大げさだけど虐待や放任のように感じるからかもしれません。

しかしこのペアトレの無視の意味は
よくない行動を減らすための無視。
と意味のある無視です。

そしてこの無視は、子どもの気持ちや尊厳・存在を無視するのではなく
よくない行動を無視する。
しっかり目的があるわけです。

よくない、好ましくない行動をなくすために無視をする。
※但しこの行動が特質からであったり、別の意味がある場合は無視は必要ではないかもしれません。

ちゃんと目的があっての無視なのです。
それなので、そのあとも重要になります。

無視をした後は、しっかり子どもさんの様子を観察します。
そのまま無視し続けたり、ほおっておいたらいけません。

子どもさんの反応を見ているような・・・見てないような・・・
そんな感じで観察します。 

そして、ここからが大切ですが
よくない行動が止まったり、違う変化が見えたら
すかさず対応をする。

無視の後のフォローがしっかりあるからこそ
子どもは安心できる。 

親の対応・反応の際の言葉かけ態度は肯定的に! 
出来ているところを具体的に伝えていきます。
※曖昧だと何が良かったのか、子どもにはわからないことがあります。

好ましくない行動、よくない行動も、少しずつかもしれませんが減っていく。

好ましくない行動を減らしていくために
無視することに躊躇せず、
ご自身の感情をコントロールして、
しっかり子どもさんを見て、後フォローを忘れず
効果的な無視をしていきましょう。
DSC_0074.png

参加してくださった皆様のご感想は以下の通りです(掲載許可あり)

・時には無視することも必要なんだな、と思った。
子どもは、こうあるべきというこだわりを少しずつかえていきたい。「この子はこうだから仕方ないかな」など

・今変化が多い時期ですが、少しは落ち着いて過ごせています。

・小さな行動でも「ほめようかな」と考えている。
子どもの行動に自分がまんまとわなにはまっていることに気づいた。
感情的にならない気分で言葉を変えないようにしたい。
ロールプレイのように上手くは行かないと思いますが、試すのが楽しみでもあります。

・発達障害の特徴を意識しながら人に接することができるようにできるようになればいいなと思うようになった。
無視と聞くと罪悪感を抱くが、その後のフォローができていたら無酢することが良くないことだと考えはなくなった。
人の気持ちを優先して接するようになりたいです。


※上記は観想として、色々な質問事項に答えていただいています。

ゆるゆるスピードで進めているペアトレも、お子さんが夏休みに入るため次回は9月開催です。
いつもご参加してくださっている保護者の皆さま、ありがとうございます。
私もいつも皆さんから学ばせていただくことが多いです。
第11回通常総会のお知らせ [2023年07月14日(Fri)]
こんにちは、NPO法人らぽーるの長尾です。

早いもので、令和5年度がスタートして1か月半が過ぎました。
らぽーるは5月末が年度末、6月1日から新年度がスタートしています。

年度が終わって、すぐに総会を行うことができたらよいのですが、らぽーるはNPO法人のため、県への提出書類やあれこれと書類の作成が必要となります。(一般の株式会社さんと同じ+県提出書類)
 
今年度は資料作成を早めに取り掛かったので、あっという間に終わりました。
コロナのため活動が少なかったという残念な理由もありますが・・・・


正会員の皆さまには、6月末のらぽーる通信7月号と一緒に総会のご案内・資料・委任状とともに送らせていただいています。
欠席の方はお手数をおかけしますが、委任状の提出をお願いいたします。


改めて、こちらでご案内をさせていただきますので、ご都合の宜しい方はご参加ください。

特定非営利活動法人らぽーる 第11回定期総会

日 時  令和5年7月22日(土)11時〜12時

会 場  くれ協働センター会議室(呉市役所1階)
      有料Pあり(1時間まで無料)

持参物  郵送済みの総会資料をご持参ください。 
     ※お忘れの方はお声掛けください。


今年度は既にスタートしておりますが、活動について話し合いをしていきましょう。
会場でお待ちしております。

 
【活動報告】子どもが作る子どもの行き場所つくり「友だちづくり会」R5.7.8 [2023年07月11日(Tue)]
こんにちは、NPO法人らぽーるの長尾です。

先週土曜日に子ども活動を行いました。

今回の活動は、学校に行きづらいお子さん(先輩)が学校に行きづらい後輩たちのためにと考え、企画、実施した活動になります。

初めてのことなので、勿論大人も手伝っています。

初めに参加されたお子さんと保護者さん、ボランティアの中学女子と一緒にアイシングクッキーを作りました。

修正 クッキー1.png

みなさん楽しそうに飾りつけをされています。
出来上がりは、個性豊か!!

素敵な作品が出来上がりました!
修正済 クッキー.jpg

この後保護者さん達は、お話をしながら交流をしました。
子ども達といえば、中学女子が考えたゲーム「ゆめすごろく」を行いました。

一部はこんな感じです。
修正 ゆめすごろく2.jpg

一人一人が夢を語って進めていくそうです。
私は参加していなかったので様子が分からなかったのですが、遠目で見ても子ども達はとても楽しそうでした。

ちょっと低学年のお子さんに「ゆめすごろく」は難しかったようですが・・・それでも自由にすごせる、ありのままでいられる場所で過ごせたことが楽しかったようです。

8月は高校生ボランティアさんが参加してくださる子ども活動「ニュージーランドのお菓子つくり」に参加してくださいね。

参加してくださった方のご巻子は以下の通り、保護者さんにはお子さんの様子を見られての感想などを書いてもらっています。 お子さん達には参加しての感想。(子ども・大人・ボランティア中学生)

・家にいると怒られることが多いのですが、怒られることもなく笑顔で過ごせていた。
なかなか相談しても、理解してもらえないので、今日はとても気持ちが楽になりました。
料理など簡単にできるもの。(活動の要望)

・子どもは最初緊張していたけれど、みんなとゲームをして自分の意見を言えるくらい楽しめていました。 
人と何かをすることが少ないので、協力してできることに参加したい。(活動への要望)

・ボランティアとして、小さい子どもたちのお世話をしていて、頼もしかった。

以下ボランティア女子のご感想です。
・子ども達の様子を見て自由を感じた。

・子ども達が楽しそうで嬉しくなりました。
すごく素敵な場所だと思いました、またこういう機会があれば是非手伝いたいです。


色んな立場での参加者さんですが、みなさん色んなことに気づかれた居心地の良い時間が過ごせたのではないかと思います。

まだまだ改良するところはあるかと思いますが、参加してくださるお子さんがいる限りは続けていきたいと思っています。

次回子どもが考える子どもの行き場所つくりは9月を予定しています。