こんにちは。広島県呉市を中心に、発達しょうがいのある子どもや大人の当事者、保護者、そして不登校、学校に行きづらいこどもの保護者の居場所作りを行っているNPO法人らぽーる代表の長尾です。
先週の土曜日、当法人では講演会を開催しました。
コロナ禍での開催は少し勇気が必要でしたが、人と人との距離をあけるなどの感染予防につとめて開催を決めました。

「不登校・発達障害の中高生が大学・社会で再出発するために」
講師は不登校・発達障害の個別指導塾 でこぼこ楽伸会代表のしーたさんです。

しーたさんは、発達障害の当事者として、「アスペルガー症候群だって」いいじゃない」や「発達障害工夫しだい支援しだい」を学研から出版されておられます。
本来ならば講師の先生には会場に来ていただきご講演を行っていただくのですが、このコロナ禍のなかではそれも難しく、今回は講演会部分の100分は事前に収録したものを使用し、質疑応答部分をズームを使ってオンラインで行いました。

少人数での開催となりましたが、質疑応答が約1時間あり、とても充実したものになりました。
以下は参加してくださった皆様から頂いたご感想です。
※許可を頂いているもののみ掲載しています。
・メンタルが弱い正体ができないという強い思い込みだと聞いて、改めて、そうだなと思いました。その積み重ねがないと発展につながらない。失敗した時の分析がとても大事だと分かりました。事実を認めることは自信につながるはそうしていこうと思いました。すごいえらいとか言っていたので気をつけようと思います。
・「できない」と「できる」の間に4ステップあること、なぜできないのか?をわかりやすく分解して説明されたので、すぐに使える内容で とても助かりました。またしーたさんのお話をお聞きしたいです。ホッとできる内容でした。ありがとうございました。娘さんのサポートも頼もしかったです。
・ほがらかな関西弁で、とても楽しく聴かせて頂けました。「自覚」から「自信」に繋がる「ほめる」の解釈が大変参考になりました。ありがとうございました。
・全体的にわかりやすい内容でした。娘に対して「がんばっている症候群」のような対応をしていたと思います。失敗を重ねて学んで努力していく過程をほめてあげる事が大事だとわかり、失敗をしないようにとばかり考えていたので目からうろこでした。
・できないからできるになるまでのステップを具体的に教えてもらい、子どもにも自分の学びにも知って良かったと思います。意識させていこうと思います。できることへの増やし方、失敗しても、やり方を変えて学ぶ、この段階の過程の事実を認めていくなど具体的でわかりやすかったです。日常の中で意識して生かしていきたいと思います。ありがとうございました。
・「できる」と信じることができればふんばれる。ほめる側の人が、成功への正しいイメージをもってほめる事が大事。「ほめる」のではなく、事実を認めるのみ・・等、すごく勉強になりました。しーたさんのお話が直接 伺えて、感動しました。
・とても分かりやすく、心の底から「なるほど〜!!」と納得できました。『知るべきこと』3つのことが知れてよかったです。これは、勉強についてだけではなく、人生の全てにあてはまる法則だと思いました。『がんばってる症候群』について知ることができて本当に本当によかったです。「ほめてのばす」というやり方が推奨される世の中ですが、きちんと正しくほめることがとても大切だとわかりました。正しいほめ方をしなければ、むしろ害になってしまいますね。本当の自信をつけるためにはどうすればいいかよく理解できました。
・できないは4ステップあるが良かったです。他も全て良かったです。大学進学への具体的な計画もわかりました。最初に長尾さんが勉強のことだけではなく、他におきかえてと言ってくださり、そのように聞けました。
・「できない」の4つのステップ、成功への正しいイメージが自分の中でストンと理解でき参考になりました。また学びの積み上げは3次元も分かり易く納得できました。
・具体的に子供との接し方が知れたと思います。私自身もできないの4ステップにあてはめてみると、わからないからわかるに近づいて来ている感じがしました。(子供とよりそうについて)私も成長していると思えました。人間としての基礎とは?私が持っていてそれを伝えられるか不安です。
・講演内容が思っていたイメージとちがっていたのですが、とても知りたい内容で聞けて良かったです。
・がんばってる症候群について、もっと知りたかった。
・3つの「知るべきこと」3つのこと「わかる」と「できる」の違いが判りました。「わかる」と「できる」の間を縮めるのは、復習を大切にするかどうかだと思います。

お忙しいなか、ご参加いただきました皆様ありがとうございました。