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NPO法人らぽーる*発達障害・不登校の子どもと家族の居場所作り*

NPO法人らぽーるは広島県の呉市を中心に発達凸凹(障害)児・者や学校に行きにくい子不登校の子ども、若年ひきこもりの子どもや保護者の居場所作りを行っている団体です。 

居場所は安心できてホットひといき出来る場となるように、ストレス発散や情報交換のできる茶話会を開催したり、発達障害のことをDVDで学習、コミュニケーショントレーニングなどを行っています。 

このブログでは、お知らせや日々の活動の報告を行っていきます。 
是非チェック!! ご覧になってくださいね!!  


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【通信2014.7月ひきこもり】聞風坊さんのエッセー始まります [2020年02月24日(Mon)]
こんにちは。広島県呉市を中心に、発達しょうがいのある子どもや大人の当事者、保護者、そして不登校、学校に行きづらいこどもの保護者の居場所作りを行っているNPO法人らぽーる代表の長尾です。

月曜日になりました!新しい1週間の始まりです。
当法人は会報「らぽーる通信」を年4回発行しておりますが、その中ででとても好評な記事であるエッセーを毎週月曜日に転載させていただきます。 

その記事を書かれているのは元引きこもっておられた方で現在は支援者の立場でおられる聞風坊さんです。
調べてみたら、約6年近くも掲載していただいているんですね・・・6年近くとは私もビックリしています。 長年書いて下さりありがとうございます。
この掲載が、多くの方に読んでいただき、困っている方の役立てて頂ければと思っています。


みなさんこんにちは。聞風坊(もんぷうぼう)です。

十五年ほど前にひきこもった経験を糧に、現在は当事者目線のひきこもりサポートを宮崎でやっています。

さて、その中でいつも心がけているのは、心の中の「親」を育てることです。
人は誰しも、自分に厳しかったり優しかったりしますが、そんなまるで親のような心の働きを「親」と呼んでいます。

実は、私たちこもる人は、この心の中の「親」がとっても厳しいのです。

例えば、私がやる気を起こしてなにかやろうとすると「そんなことよりもっと他のことをしなさい」とか「またそんなつまらんこと考えて」のように「親」は批難します。

それに耐えてなにかやったとしたら、今度は「そんなのやったうちに入らない」とか「まだまだできてないなぁ」というように批判します。

このことは、客観的にみて成功していたとしても変わりません。

私の「親」は、私に対してそういう声かけしかしないのです。
自分にとても厳しい。
だから私たちは、やる前に足踏みしてしまったり、やった後も達成感を得られないのです。

さらにこの厳しい声は、やっている最中も聞こえてきます。
弱音を吐くな。
もっと完璧に。
もっと頑張って。
もっと期待にこたえて。
もっと急いでホラ! こんな風に。

私たちは、やる前からダメという声を聞き、やってる最中は叱咤の声にせき立てられ、そうしてなんとかやりとげたあとには、やっぱりこんなんじゃダメだという否定的な評価の声を聞き続けるのです。
そんな風にしてずっと過ごしてきたので、私たちは生きることをとてもしんどく感じています。

そこで、この厳しくダメ出しばかりの「親」を、もっと自分を励まし、支え、そして守る「親」に育て直すのです。
例えば、
なにかやろうとすることは素晴らし! やっていいよ!
がんばった、がんばった! よくやった!
ちょっとぐらいミスしたってイイさ。文句言うヤツがいたら、鼻息で吹き飛ばしちゃえ!
こんな風にです。

この「親」を育てることは一人でもできます。
くわえて家族の人からのリアルな声かけがあればなおさら効果的です。
家族の皆さんには、どうぞ優しいけど力強い声かけをして頂ければと思います。

できないところに注目するのではなく、できたことやったことに注目してみてください。
そのためにはまず、ご自身に向けて優しく力強い言葉かけができるようになることがとっても大切です。
まずはご自分にこの一言を。「OKだよ」
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聞風坊主著
こもった体験と自助グループ体験を赤裸々につづった
『こもって、よし! ひきこもる僕、自立する私』(鉱脈社 2005)、

ひきこもる時間の中で自分の心の中の親を育てるセルフワークハンドブック
『「親」を育てる「ひきこもり」』(私家版 2009)

ブログ:http://monpubowblog.miyachan.cc/ 
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