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NPO法人らぽーる*発達障害・不登校の子どもと家族の居場所作り*

NPO法人らぽーるは広島県の呉市を中心に発達凸凹(障害)児・者や学校に行きにくい子不登校の子ども、若年ひきこもりの子どもや保護者の居場所作りを行っている団体です。 

居場所は安心できてホットひといき出来る場となるように、ストレス発散や情報交換のできる茶話会を開催したり、発達障害のことをDVDで学習、コミュニケーショントレーニングなどを行っています。 

このブログでは、お知らせや日々の活動の報告を行っていきます。 
是非チェック!! ご覧になってくださいね!!  


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【通信2019.7月ひきこもり】「ただ聞かれる」ことが何よりの薬になることもあります [2020年07月20日(Mon)]
こんにちは。広島県呉市を中心に、発達しょうがいのある子どもや大人の当事者、保護者、そして不登校、学校に行きづらいこどもの保護者の居場所作りを行っているNPO法人らぽーる代表の長尾です。

月曜日になりました。 
毎週月曜日は過去のらぽーる通信に掲載されたエッセーをお届けしております。
本日も聞風坊さんのエッセーを続けて掲載させて頂きますね。

「ただ聞かれる」ことがなによりの薬になることもあります  聞風坊 

皆さん、こんにちは。令和元年の初夏、猛暑日と肌寒い日が交互に来て、衣替えに苦労した日本のひなた・南国宮崎から、当事者やカウンセラーの立場から率直な発信をしている聞風坊(もんぷうぼう)です。

さて今回は、聞くことの大事さについてのお話しです。

カウンセラーは、基本中の基本として「聞く力」を身につけます。
ちなみに私は師匠から「ただ聞くように」と習いました。

話の内容が、イイとか悪いとか、どんなアドバイスしてやろうかと考えながら聞くのではなくて「ただ相手の語りに耳を傾けるんだよ」という意味ですね。

カウンセラーというと、アドバイスをする人みたいに思われることが多いのですがそうではありません。
実はアドバイスはあまりできないんです。
少しばかり話を聞いたところで気の利いた解決法をアドバイスするなんてできませんもの。

むしろ逆に、カウンセラーは聞くことに専念します。
そうして、相手を理解することに努めます。
具体的には、相手の立場に身を置いて、感じたり考えたりしながら聞きます。

そして、相手がまだ言葉にできていない(苦悩)体験を言葉にしてみます。
「それはこういうことでしょうか?」という風に。これを共感的理解を示すと言います。

ためしに言葉にされた自分の体験を聞いた相手は、それをとっかかりにして少しずつ自分の言葉で自分の体験を語れるようになっていきます。
「というより、こんな感じかなぁ」みたいに。

こうして、自己理解がすすみ、自己受容していき、これでいいと思えるようになってくると、結果的に自己肯定感が高まります。
カウンセリングはこれを目指しています。

さて、子どもの不登校やひきこもりで悩んでいる多くの親の人たちは、息子や娘がなんにも言ってくれないと不平を募らせています。

実のところ子どもさんは、悩みごとを言わないのかも知れないし、うまく言葉にできないから言おうとしても言えないのかもしれません。

人は、誰かに話す、裏を返せば誰かに自分の体験を聞いてもらうと、気持ちの整理ができたり、問題解決のヒントを見つけたりできる力を持っています。
これといったアドバイスなしに。

いっちょ前の大人にするためにアドバイスせねば! 
そんな気持ちを少し横に置いて、子どもの話をただ聞く、心の声に耳を傾ける。共感的理解をする。

「ただ聞く」。
それだけで子どもの育ちを手助けする親の役目は十分に果たせるかもしれませんね。
カウンセラーみたいに。

shinpai_haha_woman_young.png

◎地味に更新してる聞風坊のブログもご覧下さいませ。
 http://monpubowblog.miyachan.cc/ 
著作:『こもって、よし!』、『「親」を育てる「ひきこもり」』&『関わることを考えよう ボクたちはこうしてほしいんだ。』。

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