7月2日より4日まで行われた、行動援護従業者中央セミナーに参加しました。
場所は、愛知よりはるか離れた、群馬県高崎市。上越新幹線に生まれて初めて乗りました
2階建ての新幹線に度肝を抜かれ。思わず2階の席を指定してしまった私。
でも通は1階に座るそうな
豊橋からこだまに乗り、4時間30分の長旅だったのですが。腰痛の僕にはきつかったでごわす。
ま、そんな話はさておいて。
内容は、各都道府県で行われる行動援護研修の講師を養成するといったもの。
障害特性の理解から、ケース検討、行動援護計画作成の為のグループワークの技法といったところ。
テキストでは学べないリアルタイムの研修会となりました。
行動援護OJTハンドブック
これを読むと事業所内でのケース検討や行動援護初心者の研修にピッタリなエッセンスがちりばめられています。行動援護のサービスを行っている事業者の方は必読です。支援技法の幅が数段広がります。
購入は
こちらから実際、僕の事業所では、行動援護のサービスを提供していないのですね。
それには理由というか、自分自身の考えがあって、指定を受けることが出来るのですがあえてしなかったのです。
サービス提供できるのが自分しかいないのであえて指定を受けて、利用者が増えてお断りするのもなんだかなと。それに見栄をはってもしょうがないしな〜と。
っていうか、行動援護のサービスを提供するとしたときに増える行動援護計画、事前の準備等々が押し寄せるのに逃げていただけかも知れないですね。お恥ずかしい話。
で、研修最後にまとめとして行動援護の生みの親、加瀬進先生の話を聞いて覚悟を決めました。
行動援護はただ単に行動障害をもつ方のその場限りの支援をするだけではなく、2次障害の予防と、一番大事なのは地域の方に行動障害をもつ方の啓発的な意味合いをもつということ。
どういうことかというと、行動援護のサービスを提供する人は、より高い専門性と障害特性を熟知していて障害福祉に関わる人だけでなく、地域の人が理解出来る様に言語化して障害を持つ方が地域で支えられるように働きかける必要があるということ。
たとえサービス提供者が一人であっても、行政、親、地域には行動援護の必要性と障害特性の理解を進めるアピールが出来るのではないかと。
そうですよね。特に今回研修を受けて、これを実践しなければ何のために研修を受けて知識を身に着けたのか。それに地域支援を行っている以上あたりまえのことだと。
早速書類を作り、指定を受け、行動援護サービスを提供する事業所として、さらに障害の特性をスタッフ全員で勉強し、行政や親、さらに地域の方に理解をしていただく様にしていきたいと思います。
ここで書き記すと言うことは、必ず行動に移すという有言実行の証として。
地域の方が多く関わってくださる楽笑で、地域の方がもっと障害理解をしてくださるように実践します!!
終了証は額に入れて事務所に飾ろうと心に決めました。これも自分に対するプレッシャーの意味も込めて。