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Sexuality 夜話 @仙台

地域の多様なセクシュアリティの人たちの談話会
セクマイ夜話のお知らせと、
世話人:小浜耕治の、
セクシュアリティ・人権関連のお話を発信します。


パブコメって何だ?これだ! [2016年12月20日(Tue)]
昨日19日のセクマイ夜話では、
男女共同参画基本計画のパブリックコメントについて、
参加者みんなであれこれお話しました。

国には、法律、大綱、指針、要領などが
地方自治体には、条例、基本計画、要項などがあって、
これらに基づいて施策が決められ、予算がついて、
各相談機関、学校、企業などの活動を方向づけます。
それぞれ住民、児童生徒、労働者がその受益者だったりするわけですが、
性的マイノリティ当事者は、その中に位置付けられていないことが多いわけです。

なので、法律や条例が制定されたり、基本計画が作られたり見直されたりする時には、役所や議会への政策提言を行い、その案に性的マイノリティを位置付けるよう、働きかけます。
案ができると、これに対する住民の意見を聞くことになっていて、直接意見を言えるのがパブリックコメントです。(←イマココ)

議会にもかかりますので、議員を通じて意見を届けることにもなります。
この過程を経て、担当課が行政文書を確定していきます。

計画には、
何をするのか?
どこを強調して頑張るか?
誰に対する活動なのか?
誰が行うのか?
などが盛り込まれています。

例えば、
多様な性のあり方についての理解促進について、
特に性的マイノリティが困難を抱えていることを知らせるため、
職員や教員への研修を、
自治体担当課が当事者と連携して行う・・・
ということなどです。

これにはちゃんと予算がついて、
役所の人が仕事として取り組みます。
なので、役所に行って「職員研修はどうなりましたか?」とか聞くと、
「今度の議会で予算が承認されるよう、準備中です。」など、答えてくれます。
先週は、昨年基本計画が制定され今年度から施行された仙台市に行って、こんなやり取りをしてきたところです。

基本計画ができると、
「ここに書いてあるこれはどうするのですか?」と、住民として堂々と聞けて、
誤魔化したりするようだったら、
議員さんにチクったりして
ちゃんとやってもらうようにできます。
ここまでできましたという進捗状況も報告するよう、計画に位置付けていたりするので、
どうなってるかも、ちゃんと聞けるわけですね。

これらは役所が動くきまりなわけですが、
実際に動くときには私たちから
「計画のここの部分で協力できます」など
言いにゆくと、たいへん歓迎されることもあります。
自治体の計画は、単に役所の仕事だけではなく、住民自らが協働を提案してサービスの担い手になる目安にもなります。

そういう、とても大事なことなので、
パブリックコメント、よろしくお願いいたします。

こちらレインボー・アドボケイツ東北ブログに案内があります。
https://blog.canpan.info/touhokurainbowadv/
石巻市男女共同参画基本計画案に対するパブリックコメント提出しました [2016年12月20日(Tue)]
12/19の第3回セクマイ夜話で話していた話題です。

石巻市男女共同参画基本計画パブリックコメント

http://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10153000/0040/7027/0001/0001/20161201192541.html

22日閉め切りです。
石巻市以外の人も、たくさん出してね。
私はこんな風に書いてみました。
宮城県のパブリックコメントどもども、
参考にしてみてください。

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性的マイノリティに関して

私は、同性のパートナーと同居して20年になります。仙台市在住ですが、石巻市には就労していた時もありましたし、友人も居住しています。性的マイノリティ当事者もたくさんいます。
今回の基本計画案で、現状と課題と基本目標2施策の方向(4)二に、多様な性のあり方・性的マイノリティに関する施策が明記され、とても嬉しいです。
私たち性的マイノリティが、公的に市民として認知され、行政サービスの受け手として位置付けられたことは、石巻に住む仲間にとって大きな希望です。この基本計画が施行されて、性的マイノリティ当事者のみならずすべての人が自分らしく生きてゆける地域づくりの基盤ができるのではと感じています。
その上で、さらに内容を充実させていただければと考えます。
具体的には、以下の4点を提案します。

1. 用語に関して
多様な性のあり方についての概念として、性的指向と性自認があります。性同一性障害は、性自認と出生時の性別が異なっている場合の医療的な診断名ですが、多様な性自認のありようを示すトランスジェンダーすべてをさすものではありません。性別変更に関する特例法が性同一性障害を使用しているため、これを特記するのは良いでしょうが、性自認の記述がないのは全体の構成上整合性に欠けるといえます。
基本目標2施策の方向(4)二、に記載されている 「性的指向、性同一性障害等」は、
「性的指向、性自認、性同一性障害等」と記載するのが適切です。

2. 「教育・学習機会の拡充」に関して
文部科学省から、性的マイノリティの児童生徒への決め細やかな対応に関する通達がなされました。しかし、この通達が教育現場に浸透しているとは言えません。性的マイノリティの子どもたちの問題は、いじめや不登校にも関連する深刻なものです。教育・学習機会の拡充の項目にも、性的マイノリティに関する記載が必要です。後述する人材育成のように、デートDV や性被害などの深刻な人権侵害についても併記するのが適当でないかと考えます。
「専門家」に加え「当事者」の連携・協力も必要です。また、生涯教育だけでなく、学校教育についても出前授業は効果が期待できます。
施策の方向(3)学校、家庭、地域の連携による教育・学習機会の拡充
ハ 専門家や当事者などの連携・協力により、出前授業・講座実施メニューの充実を図り、学習機会を提供します。
1) くらし、健康、福祉、保健、教育等各分野の出前講座メニューの充実
2) 多様な性のあり方など新しい課題や、デートDV・性被害などの切迫した課題についての出前授業・講座の提供
担当課【学校教育課】【生涯教育課】
と、修正・加筆することを提案します。

3. 各機関の連携に関して
性的マイノリティの抱える社会課題は、メンタルヘルス・感染症などの健康相談、セクハラや就職などの労働相談、警察・法律相談、貧困対策など多岐にわたります。これらの相談機関の間での連携が重要です。 基本目標2施策の方向(4)二、主な取組2を、
性的指向、性自認、性同一性障害等に関わる相談の実施と関係各機関の連携
と、加筆することを提案します。

4. 啓発・相談・教育の人材育成に関して
多様な性のあり方への理解は、新たに認知が広がりだした分野であり、市職員や教員に対して特に研修が必要です。他にもDV や性暴力などの深刻な人権侵害についても同様に特筆すべきではないかと考えます。
施策の方向(3)市職員・教員への意識啓発の強化 イ 市職員が、率先して男女共同参画を推進するよう、意識啓発や研修の充実を図ります。 1〜3に加え
4) 多様な性のあり方など新しい課題や、DV・性暴力などの切迫した課題についての研修の充実
として、記述することを提案します。

以上、よろしくお願いいたします。
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