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Sexuality 夜話 @仙台

地域の多様なセクシュアリティの人たちの談話会
セクマイ夜話のお知らせと、
世話人:小浜耕治の、
セクシュアリティ・人権関連のお話を発信します。


生活保護の門前払いはイヤ [2016年09月26日(Mon)]
生活保護の門前払いの記事に接して
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160921-OYTET50018/

第三者が入り、同行したりして
やっと保護に繋がることも多い。
いのちを守るのが簡単でないことも。
自治体の対応を適切に正すのは
もちろん必要。さらにその精度を
あげるために、視点が少し違う目を
重ねていくことも必要。
当人が生きようと思っての表現は
さまざまで、ものわかりよく話すときも、
怒りをぶつけるときも、
力なく閉じ籠ることも。
タイミングもある。
もうすぐ資金が尽きると不安で相談して、
尽きたら来てねといわれたことが
「自分は受け入れられなかった」と思い
諦める人もいる。
「大丈夫です」というが、
ぜんぜん大丈夫じゃないときもある。
人も複数、時も複数、
そうしないとなくなってしまうほど、
いのちははかない。
一人が一度ぴったりはまると、
しっかり歩いてゆけるほど、
いのちはつよい。
自業自得と言っていれば、医療費は節約できるのか? [2016年09月23日(Fri)]
健康の責任を個人に求めること(自己責任論)の問題点
https://healthpolicyhealthecon.com/2016/05/08/personal-responsibility-health/

なんだか、
フリーアナウンサーのハセガワ何某が、
「カネの無駄だから、
自業自得の病人は公的保険から排除しろ」
(もっと口汚いです)
と言って炎上し「炎上上等、拡散できるから」
と言っているそうです。

あまりに浅慮な、
古典的とも言える自業自得論で、
それで税金の支出が抑えられると言いますが、
社会福祉のお金の節約のしかたの
イロハをご存知ないようですね。
それとは別に、
「自業自得でない!」と反論している人に
噛み付いているようです。

薬害でHIVに感染した人は気の毒だが、
性感染は自業自得。というのが
私が「自業自得論」「(狭量な)自己責任」
と出会い、考えた最初だったと思います。
社会になんとなく毒ガスのように
蔓延する考え方ですが、
薬害被害者も、医療者も、保健衛生担当者も、
このような考え方には敢然と立ち向かって、
病気に善悪はない。
ただ患者として、市民として
ケアを行うだけだ。とし、
さらに「病者の社会的排除は、
その後の医療等の出費で割高になる」
と、示してくださっています。
自業自得だからと社会から排除するのは
百害あって一利なしなのです。
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Posted by 小浜耕治 at 20:52 | 人権 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
みんなで困りごと、ちょっとずつ解決してみよう [2016年09月16日(Fri)]
ずいぶん昔になりますが、
ゲイサークルをやってた頃に一応大学院生だったのもあり、
大学の「相談室」に問い合わせをしたことがありました。
「同性愛の相談があったりしますか?」というのに対して
「ここはそういうのではなくて、生活上の相談を受ける所です」
という対応でした。20年以上前ですからね。あくまでも。
昨年3月には、住民票での続柄を異性の事実婚のようにできないか、
市長への手紙を使って、ちょっと物々しく「問合せ」をし、
それをきっかけに
「レインボー・アドボケイツ東北」をはじめました。
仙台市の男女共同参画担当課には、
仙台市の基本計画見直しがあったので度々行ってました。
その他にも仮設に入っていた同性カップルは復興住宅に
入れるかと、突撃問合せを復興担当課に電話してたりします。

Facebookで「フルムーン夫婦グリーンパス」について
同性カップルは使えるかと話題が出ていて、
これもやってみようとJRに問合せました。
今度は、うちのカップルも当事者です。
そこを強調して聞いてみました。
結果は、ダメだけどご意見今後参考にするとのことでした。

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ダークツーリズム [2016年09月11日(Sun)]
お友達のところで、
ダークツーリズムについて
紹介されていました。
旅先では、
その土地の自然と歴史と今の暮らしと、
そうしたものが醸す「風土」に
触れるというか、浸かるのが醍醐味です。
歴史と言っても、
教科書で習うのはいわゆる「正史」で、
支配者たちの系譜から組み立てられたもの。
それはローカルには、
目盛をつけるくらいのことで、
その土地にはその土地固有の
「時代」が刻まれています。
さらに
暮らしはすべてのひとにあるのだから、
ローカルを突き詰めていくと
歴史は無数にあります。
風土を巡る旅では、
その中で自分自身が出会ってゆく物語を
つむぐことになります。
神は小さくされたものに宿りますから、
隠されていたこととの出会いが
風土の深いところを探索するときの鍵です。
ダークツーリズムは、
光があたらなかった、
影の隠された部分への旅。
それは、負の遺産に出会うだけでなく、
見過ごし、失われかねないものに
出会おうとする旅とも言える。
私の中の見過ごし、失われそうな部分を
発見する営みのひとつと思えます。
うまれて、いきて、しぬ [2016年09月10日(Sat)]
うまれて、いきて、しぬ、
そのひとつながりがいのち
いのちはしぶとくて、もろい
しぬもいきるも、りゆうはない
ひとのいのちに、かってにいみをつけるな
いみなら、じぶんのいのちにさがして
きょういちにちを、いきのびて
すくえるなんて、ふそんだ
こんとろーるするな
いっしょにいるしかできない
いきのこるときは、いきのこる
しぬときは、しんでしまう
どうにもできない
むりょくだ
しんでしまうとくやしい
そばにいさせてほしい
非常時の心理状態 [2016年09月01日(Thu)]
被災時の心理状態と
その中でどう対処してゆけるか、
5年前を振り返りました。

東日本大震災が起きた2011年当時、
私は職業訓練を受けていました。
NPOでの活動が手詰まりになり、
自爆し追い込まれてメンタル悪くしていたのです。
なんとか持ち直し、まずは手に職をつけて出直しだと考え、
3月から開講の介護研修の講座に通い始めていました。
受講中に被災したのですが、講座はなんとか再開し9月には終了。
介護現場でしばらく働いて、震災後1年くらいしてから
あれこれの相談支援の「活動」を再開しました。

震災直後には、被災者支援や脱被ばくの活動には
「参加しない」ことを決めていました。
「被災地」にも、足を運ぶことはありませんでした。
メンタルの状況から、
そんな過酷な場に身を置くのは無理だと思ったこと。
まずは自分の生活を立て直すことがやっとだったこと。
そして、なんだか心理状態が通常でなくザワザワソワソワして、
努めて「慎重に」行動しなければと戒めていたこと。
結果的に、潰れることなく震災後を乗り切ることができました。

慎重な行動をと思っていても、
ああ、何かしなければとソワソワします。
そんな風に突き動かされるものがあるからこそ、
多くの人が「自分ができることは?」と考えて
様々な活動を展開していったと思います。
しかしそのソワソワは、ともすればとんでもない行動をも
生んでしまうのだと実感します。

災害時にはいろんなことがいっぺんにやってきて、
いちいち判断を迫られます。
でも、できることは限られます。
だからこそ、
自分の目で見た情報や信頼できる人からの情報を選択すること、
現実的にでき得ることで協力し合うこと、
自分の今の状況を冷静に見つめること、
そうしたスキルを平時から磨いておく必要があります。
災害や戦争など有事にあって、社会は荒っぽくなります。
今は非常時だからと、丁寧に動いてくれません。
ジェンダー・セクシュアリティなんて、放っておかれます。
そんな中で危うくなる尊厳を手放さず、
踏みとどまらなければなりません。
普段から、人権感覚・人権スキルをどれだけ磨けるか?
それが自分を、他者を生き延びさせることなのだと、
強く思います。
Posted by 小浜耕治 at 21:45 | 震災 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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