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Sexuality 夜話 @仙台

地域の多様なセクシュアリティの人たちの談話会
セクマイ夜話のお知らせと、
世話人:小浜耕治の、
セクシュアリティ・人権関連のお話を発信します。


非常時の心理状態 [2016年09月01日(Thu)]
被災時の心理状態と
その中でどう対処してゆけるか、
5年前を振り返りました。

東日本大震災が起きた2011年当時、
私は職業訓練を受けていました。
NPOでの活動が手詰まりになり、
自爆し追い込まれてメンタル悪くしていたのです。
なんとか持ち直し、まずは手に職をつけて出直しだと考え、
3月から開講の介護研修の講座に通い始めていました。
受講中に被災したのですが、講座はなんとか再開し9月には終了。
介護現場でしばらく働いて、震災後1年くらいしてから
あれこれの相談支援の「活動」を再開しました。

震災直後には、被災者支援や脱被ばくの活動には
「参加しない」ことを決めていました。
「被災地」にも、足を運ぶことはありませんでした。
メンタルの状況から、
そんな過酷な場に身を置くのは無理だと思ったこと。
まずは自分の生活を立て直すことがやっとだったこと。
そして、なんだか心理状態が通常でなくザワザワソワソワして、
努めて「慎重に」行動しなければと戒めていたこと。
結果的に、潰れることなく震災後を乗り切ることができました。

慎重な行動をと思っていても、
ああ、何かしなければとソワソワします。
そんな風に突き動かされるものがあるからこそ、
多くの人が「自分ができることは?」と考えて
様々な活動を展開していったと思います。
しかしそのソワソワは、ともすればとんでもない行動をも
生んでしまうのだと実感します。

災害時にはいろんなことがいっぺんにやってきて、
いちいち判断を迫られます。
でも、できることは限られます。
だからこそ、
自分の目で見た情報や信頼できる人からの情報を選択すること、
現実的にでき得ることで協力し合うこと、
自分の今の状況を冷静に見つめること、
そうしたスキルを平時から磨いておく必要があります。
災害や戦争など有事にあって、社会は荒っぽくなります。
今は非常時だからと、丁寧に動いてくれません。
ジェンダー・セクシュアリティなんて、放っておかれます。
そんな中で危うくなる尊厳を手放さず、
踏みとどまらなければなりません。
普段から、人権感覚・人権スキルをどれだけ磨けるか?
それが自分を、他者を生き延びさせることなのだと、
強く思います。
Posted by 小浜耕治 at 21:45 | 震災 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
復興って何だろう [2016年08月19日(Fri)]
「復興って、何だろう。」
答えはそれぞれに見つけなきゃ
いけないことなんだろうな、
と思いながら、カミングアウトのことに
思いがとんだ。

カミングアウトは、
セクシュアリティ込みでの
自分の生活を再構成すること。
「復興」は、
災害があるということを前提にした
社会を構築すること。
ひとりひとりの復興は、
被災の経験を
生活の中に取り込んで前に進むこと。

私の答えは、この方向で
考え続けるのだろうなと思った。
Posted by 小浜耕治 at 21:07 | 震災 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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