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NPO法人レインボーハウスのブログです。
レインボーハウスでは、「3つの柱」を大切にしながら、不登校・ひきこもりの子ども・青年が過ごす「居場所」を開設したり、保護者や家族が思いを出し合える交流会を開催したりしています。

「3つの柱」とは?

@子ども・青年が、自分の人生を自分でつくれるように
「自分の人生の主人公に自分がなる」「自分の人生のことを自分で決められる」と言ってもいいと思います。
周りの人に支えてもらったり、助けてもらったりすることも自分で決められるということなので、自己責任とは違います。
⇒「レインボーハウス」という不登校・ひきこもりの子ども・青年の「居場所」を開設しています。原則として、火曜日と土曜日に開設します。開いている時であれば、いつ来てくれても、いつ帰っても、何をしても、何もしなくてもいい所です。

A親が「孤軍奮闘」しないように
子ども・青年が学校や外に行きにくい状況になると、親や家族もその子どもや青年のことは話しづらい状況になります。誰とも話したくない時は、1人で悩んだり考えたりする時間も大切です。しかし、「誰かに相談したい」「話しを聴いてほしい」のに、「話せる人がいない」「どこに相談していいかわからない」から話せず、「私がどうにかしなければ」と1人で背負い込む中では、状況の好転にはつながりにくいと考えています。
⇒親や家族で話し合う「親同士の交流会」を原則毎月1〜2回開催しています。また、スタッフと個別に話す「個別相談」も、レインボーハウスで取り組んでいます。

B地域を「居場所」に
不登校やひきこもりに限らず、子ども・青年やその親がおかれている状況は、厳しさを増していると感じています。その厳しい現状を知っている方を地域に増やすことが、子ども・青年やその親を見守ってくれる人や支えようとしてくれる人を増やすことにつながります。見守ってくれる人や支えようとしてくれる人が多い地域は、不登校・ひきこもりの子ども・青年に限らず、どんな人にとっても暮らしやすい地域になるのではないでしょうか。レインボーハウスという点だけを「居場所」にしていくのではなく、地域という面を「居場所」にしていくことを目指しています。
⇒レインボーハウス主催の講演会を開くと共に、様々な場でお話させて頂き、子ども・青年やその親がおかれている困難な状況やレインボーハウスの思いを発信していきたいと考えています。お話させて頂けるなら、どこでも可能な限り行かせて頂きます!
※これまでに、各地の親の会だけでなく、家庭裁判所・調査官の方や教員の方、主任児童委員の方の研修、大学や専門学校の授業、福祉施設でもお話させて頂きました。

レインボーハウスの活動・取り組みに関心のある方がおられましたら、お問い合わせ下さい。ご希望の方には、無料で資料を郵送させて頂きます。

特定非営利活動法人(NPO)法人 レインボーハウス
住所: 〒649-6339 和歌山市弘西232
電話: 073-462-3060 (FAX兼)
Eメール: rainbowh@naxnet.or.jp

よろしくお願いします。


無料個別相談の予約、無料メール相談をご希望の方は、
  rh2022soudan@gmail.com
までメールをお送り下さい。
※子ども・青年本人さん、保護者の方などご家族の方、教員をされている方など支援職・援助職の方など、どなたでもご利用できます。
※名前や住所、所属など、書かなくてもご利用できます。


掲 示 板


2014年3月 大阪健康福祉短期大学・紀要掲載
「登校拒否・不登校の居場所ー施策と現場実践を通してこれからを展望するー」


ニュース和歌山2014年4月26日号掲載 和歌山よくする法案
「毎月1回、お母さんの休日を作ります」


不登校・ひきこもり応援マップ2012−13(PDF)

※「不登校・ひきこもり応援マップ2012-13」は、和歌山県内で不登校・ひきこもり支援に取り組まれている支援機関・団体の中で、公開を許可して頂いた支援機関・団体の活動内容や連絡先等の一覧です。ご活用下さい。


連載コラム『不登校・ひきこもりに伴走して』(全10回、PDF)
※2007年にニュース和歌山で連載させて頂いたコラムです。

@ 息切れした子どもたち
A 来てくれることが大仕事
B 話したくなったから話す
C 自分で得られた自信
D いろんな参加があっていい
E 自分を大事にしていいんやで
F けんか大歓迎、お笑い大歓迎
G ギラギラしないように
H 「補給基地」を足がかりに
I 孤軍奮闘しないで下さい

※連載コラムなど掲載の文を読んで下さった方へ
 よろしければ、ご意見・ご感想をお聞かせ下さい。
 Eメールアドレスは、 rainbowh@naxnet.or.jp です。


2014年度 WAM助成事業完了報告書(PDF)

2013年度 文部科学省研究委託事業 報告書(PDF)

2013年度 通常総会ご報告(PDF)


<関連団体リンク>
※レインボーハウスが、特に推薦しているわけではありません。
 ご利用を考えられている方は、ご自分でお問い合わせをされるか、実際に行ってみて、お確かめ下さい。

総合進学塾ABEL(アーベル)
 
 不登校の子どもへの対応もされているそうです。
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レインボーハウスからのお知らせ[2025年01月28日(Tue)]
1.2024年4月1日より
 レインボーハウスの居場所利用料が
 無料になりました。


1997年の開所当時より、子ども・青年が居場所を利用する回数に応じて、そのご家庭から「運営協力費」という形で利用料を頂き、レインボーハウスの運営を続けてきました。

運営資金が潤沢だったことはなく、いつも運営は「火の車」です。

ご寄付やカンパを下さる方、レインボーハウスで使う物を持ち寄って下さる方、集めているアルミ缶を定期的に持って来て下さる方など、レインボーハウスを支えて下さる方には、本当に感謝しかありません。

しかし、スタッフの力不足で、運営協力費は何度も値上げせざるを得ませんでした。


レインボーハウスの運営が厳しいことは保護者の方もご存知なので、直接値上げに対する不満を言われたことは殆どありません。

しかし、「運営協力費が気になって、つい今月何回レインボーハウスに行ったかを数えてしまう」というお話をうかがったりする度に、保護者の方に押し付けている負担の大きさを心苦しく感じていました。


不登校・ひきこもりの子ども・青年も、特に保護者の方にかけている経済的な負担を気にすることが多いです。

ただでさえ今まで負担や心配をかけてきたのに、自分がレインボーハウスに行くことで親にかける経済的負担が更に増えることを気にして、行くことを諦めた子ども・青年もいたかもしれません。

それならば、一度運営協力費を廃止してみようと思ったのです。



2.より多くの皆様より
 定期的・継続的にご支援を頂ければ
 子ども・青年の居場所利用無料
 継続できます!

運営協力費を廃止しても、当たり前ですがレインボーハウスの運営にお金がかからなくなるわけではありません。

水道光熱費、電話代やインターネット関連の費用、お手洗いの衛生費など、どんなに節約しても、定期的にかかる費用をゼロにはできません。

レインボーハウスの運転資金やスタッフの交通費など、既にスタッフが自分の持ち出しで賄っている部分もあります。

それぐらい、レインボーハウスの財政は、危機的状況です。

いつなくなってもおかしくないです。

そんな傾いていることが半ば日常になったまま、どうにか27年間レインボーハウスの活動を継続してきました。


今回の「運営協力費廃止」は、どうしてもレインボーハウスを存続したい私(土井)の「悪あがき」に近いかもしれません。

そんなレインボーハウスを支えようと思って下さった方、私の「悪あがき」に付き合ってやろうと思って下さった方、以下の方法をご活用下さい。


@ご寄付・カンパを頂きたいです。

〇紀陽銀行 和歌山市役所支店 普通 285613

〇ゆうちょ銀行
 【記号】14790 【番号】5119141
 トクヒ)レインボーハウス



Aご家庭にある物で、頂ける物はないでしょうか?

商品券や未使用切手、インスタントコーヒー、コーヒーシュガー、コーヒーミルク、お菓子(レインボーハウスのおやつで出させて頂きます)、コピー用紙(A4)、黒色ボールペン、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ハンドソープ、食器用洗剤 を頂ければ、レインボーハウスで活用させて頂きます。


Bアルミ缶を集めています。

アルミ缶は、洗ってからつぶして頂けると、更に有り難いです。



3.予約制ですが、
 土曜日以外の個別相談も始めます!
 こちらも、無料です!

これまで、土曜日のレインボーハウス終了後の16:15〜17:00にのみ実施していた無料相談ですが、他の曜日や時間帯でもご予約して頂けるようになりました。

ただ、スタッフ1人(土井)で対応させて頂くので、ご希望の日時にご予約頂けないかもしれませんが、できるだけ対応させて頂きます。

個別相談は、保護者や家族の方だけではなく、教員をされている方など援助職で関わっておられる方もご利用頂けます。

ご予約は、メールでお願い致します。

個別相談メールアドレス
rh2022soudan@gmail.com


メールでの相談を希望される方も、上のメールアドレスまでメールを送信して下さい。
こちらも、無料でご利用できます。
すぐに返信できないかもしれませんが、できるだけ早く返信できるように致します。



「レインボーハウス」という名前は、来てくれていた子どもが付けてくれました。

「虹は、7つの色がそれぞれ別の色で輝いているからこそ、きれいになる。来てくれる子どもたちが、それぞれの『色』で輝けるような場所であってほしい」というような意味が込められているそうです。

この「レインボーハウス」という名前が、私は大好きです。

そんな素敵な名前に負けているような活動しかできていませんが、とにかく「灯を絶やさないように」しながら27年間レインボーハウスを開け続けてこれたのは、いろんな方が支えて下さったおかげなのです。

開所28年目となる2024年度も、いつまで続けられるかはわかりませんが、精一杯「灯を絶やさないように」取り組み、開けられる日を重ねていけたらと思っています。


最後まで読んで下さったあなたが、「レインボーハウスの灯を消さないように、一緒に支えたい」と思って下さっただけで、この文章を作った甲斐があります。

自分は支えられなくても、周りの誰かにレインボーハウスのことを伝えて、知っている人を増やすだけでも、支えになります。

レインボーハウスが存在する限り、できる方法やタイミングでレインボーハウスを支えて下されば有り難いです。


あなたも一緒にレインボーハウスの「灯」を守って頂けることを楽しみにしています。
(スタッフ:土井)
Posted by 土井 広行 at 13:17 | この記事のURL | コメント(0)
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