僕が実際に行って、自分の五感を通して感じた美味しい料理屋さんをご紹介する「旨い！料理屋さん」第一回目の記事です。こんな舌がデロデロな若輩者が料理についてどうこう言うことは生意気かも知れませんが、若輩者の取るに足らない発言程度に受け取って頂いて暖かい目でご覧頂きたいと思います。宜しくお願い致します。
さて、今日は池袋にあります串揚げ屋さん「串こう」に行って来ました。

はじめ店内に入ったとき、ここがまるで洋風レストランであるかのような錯覚に陥ってしまって思わずお店の名前を確認してしまいました
ドアを開けるとそこには綺麗に清掃されたフロアとテーブル、BGMにジャズが流されていて、照明は明るくなく暗くなく、また串揚げ屋さんに漂っている(と思われる)油のにおいもない清潔感あふれる空間が広がっていました。人間はあまりに清潔に保たれている空間に対して疎外感を感じることがあると思うのですが、「串こう」さんでは全くそういう印象を受けることがなく、とても安らぎました。

お店の雰囲気があまりにも良いので、お値段の方も張るのではないかと身構えていたのですが、席に着いてメニューを覗いてみたところ　「何と！」　ここでも驚きが…。　「とってもリーズナブル…。」
実は串揚げ初体験だったので、単品で頼むよりはコースで料理人さんにお任せした方が無難だと考え「三昧コース」を頼みました。コースの内容はサラダ→お刺身→串揚げ串揚げ串揚げ……(間にサービス料理を頂きました「どうもありがとうございました。」)→デザートという流れだったと記憶しております。サラダは新鮮な野菜をふんだんに使ったもので、ゴマダレもさることながら、何と言っても山芋のネバネバが最高に味を引き立たせていたと思います。続いてお刺身ですが、とても美味しかったとしか言いようがありません。さて、いよいよ本題の串揚げですが、一言で申し上げますと　…「旨い!!」


串揚げはどこもこんなに美味しいものなのでしょうか？いいえ、おそらくそんなことはないと思います。まず、トマトとチーズ、アスパラ、ジューシーで軟らかい牛のヒレ肉等、串揚げ全体を通して感じられる素材の新鮮さ、普通の揚げ物とは異なる衣のパリパリとした食感・素材ごとの衣の付け具合、果ては串揚げを出すタイミング(カウンター席だと目の前で揚げてくれます)、お客さんの状態をつぶさに観察し、ゆっくりとしていて・客の空気の中に溶け込むような丁寧な接客、これらが全て合わさってあれだけ旨い串揚げを作り上げているのだと思います。ちなみに僕のオススメは芝えびの紫蘇巻きです

以上、僕が「串こう」さんにお邪魔させて頂いて思った感想です。まだまだ記したいことはありますが、長くなりますと読みづらくなりますので短くまとめてみました。また｢串こう｣さんにお邪魔させて頂く機会がございましたときに書くことに致します。

今回は予約なしで直接お邪魔させて頂くことができたのですが、予約をしないと満席でお店に入ることができないかもしれません…。もし足をお運び頂けるようでしたらば是非ご予約をなさった方が宜しいかと存じます。また「串こう」さんのホームページはありませんがネットで検索をかければ関連サイトがヒットします。串揚げ初体験、串揚げ大好きな方には是非一度足を運んで頂きたいお店です！

最後に「串こう」さんのことを当ブログに書かせて頂く事に快くご返事下さったお店の方々へ、どうもありがとうございました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　沃　宗　廣