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2015年04月07日

プルスアルハの心理教育絵本6冊のご紹介!

本日新刊発売です!
絵本が6冊になりました(^^)

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今日は作者から全6巻の一言紹介です どれか手にしてみようかな?という方も選ぶときの参考にしていただけたらと思います

* 家族のこころの病気を子どもに伝える絵本シリーズ *

【親の精神疾患】を取り上げた点が新しい
子どもの視点の物語+詳しい解説、というスタイルです
@うつ病編 AB統合失調症編 Cアルコール依存症編

@『ボクのせいかも...─お母さんがうつ病になったの─』
★子どもの心配ごとを自分に結びつけやすい心理を描きます。
解説も読みごたえあり、病気でなくても子どもの気持ちの理解、子育てに生かせると好評の1冊。
*コスパもよく、どれか1冊ならこれから

A『お母さんどうしちゃったの? ─統合失調症になったの・前編─』
★子どもが親の病気にまきこまれている様子を描きます。
入院編。子どもが生活の変化についていけないとき、まわりのフォローをイメージしていただけたら。病気の基礎知識が加わり、統合失調症の入門書としても使えます。

B『お母さんは静養中 ─統合失調症になったの・後編─』
★退院してきてからの病気との折り合いのつけ方(病気のご本人も家族も)と、家族を応援する第三者のかかわりを描きます。
前編にくらべて、淡々と流れていく後編ですので、好みはわかれるようです。この1冊だけが'水彩'の絵です!(他はアクリル絵の具)

C『ボクのことわすれちゃったの?─お父さんはアルコール依存症─』
★ただの酒飲み、ぐうたらではない【アルコール依存症=病気】ということを子どもにも周囲にも理解してもらうための画期的な1冊です。主人公ハルのキャラが親しみやすく(写真は顔が切れちゃってます> <)、朗読プロジェクト気持ちのカードにもなりました。

ー子どもの気持ちを知る絵本
物語の要素と絵の力が強くなった新シリーズ。(解説をもっと読みたいとの声も...ありますが...)

@『わたしのココロはわたしのもの─不登校って言わないで』
★自分でもよくわからない気持ちをコラージュで表現。思春期女子の気持ちを理解する一助に。「不登校あるある」入ってます(不登校経験者より)

↓NEW
A『ボクの冒険のはじまり─家のケンカはかなしいけれど...』
★何気ないかかわりが子どもの安心につながることを、絵本を通して感じられる1冊
くわしくは新刊案内のぶろぐ記事へ

*伝える絵本シリーズは、youtubeでチアキ(作者)が朗読してます
*Amazonのページ http://www.amazon.co.jp/dp/4843346020
posted by ぷるす at 17:05| プルスアルハについて

2015年04月05日

家庭内不和がテーマの絵本『ボクの冒険のはじまり』の刊行にあたって

’どこかに行くだけが冒険じゃない’
前職のさいたま市で制作した絵本のリメイク版! 4/7(火)発売です
制作の経緯と、あらすじ、推薦のことば、使い方をまとめました

★制作の経緯(あとがきより) 

この絵本の構想は、2011年、プルスアルハの2人がさいたま市こころの健康センターに勤務していた時に生まれました。安心できない家庭の中で育つ子どもたちを応援するためのグループワークで使用するために、手づくりの温かい素材をイメージし、紙芝居を作りました。
2012年には、同センターで紙芝居を絵本(非売品)にしました。子どもだけでなく、大人が子どもの気持ちを体感し、かかわりへ生かすための素材として、関係機関に設置しました。作成に携わらせていただいたことが、今の活動につながっています。さいたま市こころの健康センター並びに児童相談で関わっていただいたみなさま、ありがとうございました。

プルスアルハの原点でもある「ボクの冒険のはじまり」。「子どもの気持ちを知る絵本」シリーズの第2作として、新たな作品に生まれ変わりました。話の流れはそのままに、絵は全てを描きかえました。主人公リクの想いを、絵本の画面の中で、ダイナミックに色彩豊かに表現しました。テーマカラーの青は空の色。リクは家の中では、ちっぽけな自分を感じて、悲しい気持ちでいるけれど...外には広い世界があります。未来へとつながる世界です。

多くの方に読んでいただけたらと思います。そして、子どもの身近な大人から、全国でがんばっているリクへとメッセージが届いたら幸いです。

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★あらすじ 

主人公リクのお父さんとお母さんは、最近ケンカしてばかり。愛犬のソラだけが、かなしい気持ちを話せる相棒です。ケンカはときにエスカレートし、とばっちりがくることも。担任の先生が顔のアザに気がついてたずねてきますが、リクはお母さんをかばって何も言いません。
ある日、お腹が痛くなって訪れた保健室。先生はリクの話をするペースを大切に接し、両親のケンカはリクのせいではないことを教えてくれます。

★推薦のことば[犬塚峰子先生 大正大学人間学部臨床心理学科]

親同士のけんかや暴力は、子どものこころを深く傷つけ、大きなかなしみをもたらします。そして、自分が親の笑顔を引き出さなくてはいけない、だって自分のせいでこうなっているのだからと、出口のない孤独な努力にこころとからだをすり減らし、自尊心がそこなわれていきます。
この絵本では、傷ついたボクが迷路から抜け出し、「ボクがボクである」ことに向かって歩み出すようすが、繊細な絵と言葉で描き出されています。
ボクの力をパワーアップしたものは何でしょうか。答えは絵本の中です。
ヒントは、はちみつ入りのホットミルク。もう少し言ってしまうと、だまって頭をなでてくれる手、「ボクの好き」を見つける冒険。そして相棒ソラ。

★構成と使い方

・子どものまわりの大人の方が、子どもの気持ちを知り、かかわりのヒントにしていただくための絵本です。本作では、保健室の先生が、大人のひとりのモデルです。
・子どもの頃に感じたきもち、いろいろな工夫...大人の方ご自身のための絵本でもあります。
・相談室に置いて、子どもが自分のペースで手にとれるようにしたり、安心できる関係の中で子どもと一緒に読むこともできます。
・巻末には、ポイントをギュッとまとめた解説がつきます。

ーーー

子どもの気持ちを知る絵本A
『ボクの冒険のはじまり─家のケンカはかなしいけれど...』
プルスアルハ著 ゆまに書房
2015.3.31刊行
B5版/52ページ 定価:本体1,800円+税
ISBN978-4-8433-4602-0 C0311
Amazon http://www.amazon.co.jp/dp/4843346020
posted by ぷるす at 00:12| リクの絵本[家庭内不和編]

2015年04月04日

きょうだいを亡くした子どものケアの絵本ができました[被害者支援都民センター発行・プルスアルハ制作協力]

『さくとさようなら─きょうだいを亡くしたマナのお話』

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* あらすじ *

主人公マナの妹のさくが突然亡くなりました。
深い悲しみにくれる家族の中で、マナは、混乱、孤独感、自責感や怒り、こわさ...など、さまざまな気持ちを抱いています。誰も来なかった運動会で、マナに声をかけてくれたのは先生でした。マナの悲しみに想いをよせた両親は、マナに大切な気持ちを伝えます。そしてさくのアルバムを開いて、また少しずつ話をするようになります。悲しみは悲しみとして心にとどめながら、マナと家族は、一歩一歩あゆみ続けます。

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* * * 

いただいた構想をもとに、チアキが前半の絵本部分を描きました。後半は、絵本のシーンにてらし合わせた解説がつづきます。
・声かけの例
・子どものこころのさまざまな表現
・子どもへのかかわりのポイント
・(一般的な)大切な人を亡くしたときに起きやすい反応 は表に。
子どもや家族のいろいろな思い、きもちは、『マナのきもちイロイロ』『みんなのきもちいろいろ』の中にこめました。
亡くなった原因は特定していませんので、幅広く活用できます。
48ページ、サイズ20cm×20cmのソフトカバーの絵本です

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* * *

★必要とされている方、子どもの支援にお使いいただける方、相談室などにおいてくださる方へお届けできたらと思います。

申し込み方法:都民センターへ250円切手を貼ったA4返信封筒をお送りください
*絵本は無料で配布します。寄付の用紙を同封しますのでお気持ちをいただければ幸いです

申込先:公益社団法人被害者支援都民センター
〒169-0052 東京都新宿区戸山3-18-1 元気館 2階
「絵本希望」と表にお書き添えください
被害者支援都民センター
http://www.shien.or.jp/index.html

* * *

マナの表情やシーンの描写は、シンプルに、わかりやすく、を意識しました。本の素材や装丁も丁寧に選びました。繊細なテーマの絵本制作に携わる機会をいただき、センターのみなさんといっしょに1冊の本を作る過程の中からも、多くの学びや気づきがありました。ありがとうございます。この本が少しでもお役に立てれば幸いです。

2015年04月02日

みんなの感覚過敏 たくさん集まりました〜

当ブログは総合情報サイト『子ども情報ステーション』へ引っ越しました

***

たくさんのご応募をありがとうございました!!
みんなこんな苦労をしてるんだ〜の共感や驚き、なるほど〜の工夫など、いろんな発見がありました。感覚過敏への配慮がもっと世の中に広がることが必要ですね。。。

いただいたエピソードを感覚別に掲載しました。《長文です!》
聴覚、触覚、嗅覚、のエピソードがとくに多かったです。
感覚過敏、そのときのコンディションで左右されるという声も多かったです
→体調や疲れ、緊張度合い、はじめての場所や苦手な場所場面、眠気、別の感覚とのあわせわざなども。
大人になって、少しずつ慣れたり工夫でのりきれるようになったという声も。

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*聴覚

・大きい音が苦手。子供の泣き声が苦手。泣き声を聞くとつられて泣いてしまう。音程がズレてるのが不快。好きな曲と嫌いな曲がハッキリしていて、嫌いな曲は逃げる。
・ガラスを爪たててキーッと鳴る音。
・聞きたくない悪口もたくさん聞こえるし、自分の事じゃなくても聞こえてしまうから、ついつい口挟んでしまう。
・男の人がガツンと怒鳴ると、ほんとにうるさいので萎縮してしまう。
・耳鳴りしていて、耳鼻科では悪いところはないが、そのせいか高音が気になる。
・子どものキーキー声。テレビの音なども一定レベルを越えるとムリ。
・絶対音感並みの鋭さを持っているが、過敏すぎて買い物に行ったりするとデジタルイヤホンは手放せない。レジでスキャンする音が苦痛、もっと苦痛なのは子どもの大きな声や什器の落ちる音でかなり遠くでも耳が拾ってしまう。
・花火の音がダメ。
・音に極度に敏感←頭痛、吐き気をもよおすことも。
・イヤホンや耳栓無しで電車に乗ったり雑踏の中に放り込まれたりすると音の取捨選択ができず、ひどいときにはパニックに陥ってしまう。
・うるさいと感じたらイライラ。人のざわつく音。
・普段も大きい音は苦手、疲れてる時にはギターの音やアニメ声などの高い音は、とても不快。
・スプーンとお皿のぶつかる音が苦手でうちのスプーンとフォークは ほとんどが木製。
・風鈴などの高い音が鳴ると鼓膜がバクバク
・周囲の人が話してる声か雑音に聞こえたり、発泡スチロールの音がダメです(つд`)
・ペンの音、筆の滑り具合が指に伝わってきて頭のてっぺんまで鳥肌 ペンによって使えない
・冷蔵庫の電子音 ガムテープでとめたり、タオルをかましたり試したが、今は導線を離すことで対応
・時計の秒針の音
・新幹線 降りたらほっとする
・新幹線と線路との音 キキキキ(特に浮間船渡駅)
・聞き分けるのが苦手。 朝の打ち合わせの時、ボーッとしていると隣の学部の打ち合わせを聞いてしまって大事なことをきき逃したり。 紙をめくる音やエアコンの音もダイレクトにはいる。講演会などマイクを通して響く音はしんどい。 粘土のような耳栓を使っていたが、声をかけられたときわかりません。(ネットでデジタル耳栓というものを買った。ある程度雑音をシャットアウトしてくれる。 講演会などのマイクの音も和らぐ。 職場にはデジタル耳栓使うこと伝えています。音楽を聴いているように見えるので。でも、懇談なんかでは難しいので、終わった後の疲労感は半端ない。。。)
・パソコンのキーの音がダメ。 耳の不自由な人のためにパソコンテイク→離れていてもキーを叩く音が聞こえて、下手したらそちらの音を聞いている。
・話すとき声のボリュームをどれくらいにしたらいいかわからない。

*視覚

・太陽の光がまぶしい(複数)。逃げ場がないと、毛布に包まって避難。
・苦手なイラストや色の組み合わせや柄がある。
・蛍光ペンもメーカーを選ばないと塗りつぶされたところが光って見えない。 イラストの上に字が乗っかった状態のものは見にくい。 人ごみの中でたくさんの人がうじゃうじゃ動くとあちこちに視点が動くせいか疲れる。 公衆トイレの汚れを見るだけで吐き気。
・脳波検査の光刺激反応で検査中によく過呼吸。
・蛍光灯や電球のチカチカ点滅するのにも過敏、誰も気づかないような早い点滅でもわかるので、誰よりも早く切れそうなことに気付く!
・照明でも日光でも明る過ぎると感じる場所は苦手。我慢しているとパニック起こしそうな気がするので逃げるか無理な状況な場合 薄く色の入ってる眼鏡掛けます(・・;)
・太陽光などの反射、金や銀やラメ入りの物などを見ると、スゴく目が いたくなる
・駅の券売機のタッチパネル 自分で角度を変えられない パネルの向こうから懐中電気でこちらを照らされているよう 指紋なども反射してみにくい

*触覚、皮膚感覚

・セーターは着れない。タートルはくすぐったくて笑ってダメ。靴下が苦手で一年中裸足。小さいときは手を繋ぐのを嫌がった。
・着るものの肌触り。綿、メリノウール、シルクなどの天然繊維で、かなり柔らかいもの以外は辛い
・セーターなどのチクチクが嫌で着れない。大人になってようやく綿セーターは着れるようになったが、アクリルやウールなどは苦手。着るものはサラッとツルッとした素材以外は着れない。
・タートルネックやネックレスなど首回りが詰まっているものは首を絞められてる感覚で気持ち悪くなるから身につけられない。Vネックやボタンを開けたシャツが安心。
・タグ 切ると余計に刺さることがあるので縫い目からとる
・眼鏡の鼻や耳にあたるとゾワゾワする がんばるとかぶれる 鼻筋はツーんとなる マスクもダメ
・打たせ湯の気持ちよさがわからない ただただ痛い
・重ねばきの靴下 足の接地面の感覚が薄くなるかんじ、自由度が減るかんじが無理でした
・たまにしか出ないものの、毛布がかかったり電車の中で隣の人と肩が触れたりすると、その隣の人の衣服に痛みを感じてしまう。
・化粧品はものによってはかぶれたり、腫れたり、かゆくなる。
乳液クリーム含め化粧品が使えない。ノーメークですみません。
・髪の毛が顔にかかるのダメ、アクセサリーダメ、腕時計も仕方なく付けるけど一刻も早く外したい、夏は汗で痒い、冬は乾燥で痒い、ファンデーションも顔に物が貼り付いてるようで地獄…
・皮膚感覚過敏(デコルテのみ)→寒暖差や疲労等ストレスに弱く、アレルギーみたいに赤く湿疹ができてしまう。日焼け止めは赤ちゃん用しか使えない。
・油、粘土に水を入れた感じは、鳥肌。
・手離れのわるいベタベタしたもの、ぬるぬるしたもの のり、絵具、ねんどへの抵抗強かった
(かためのスライムを使った型抜きがきっかけで、徐々に触れるようになった。型ぬきなどの道具を使ってよいルールでハードルが下がったのがよかったのかも。スライムが食紅で色付けされていたので、とっても見た目も美しかった)

*口腔内(食感)

・食感はナスなど、グチャとした感じ
・鳥の皮、椎茸などの弾力のあるぐにゃっとした食感
・マシュマロ、生クリームなど形が無いような食感食べられない
・調子が悪いときは焼きそばを具と麺とより分けて食べる。食感の違うものがいっしょくたになってるのが苦手。大阪風お好み焼きも苦手。広島風は別々に食べられるから大丈夫。
・揚げたての揚げものの衣が口の中傷つけて血だらけ。(一回冷めたものをレンジにかけて柔らかくしたり、パン粉の目の細かいものだとなんとか。)
・ポテトチップス 硬いピザ やきとりetc 慌てて食べると口の中が切れて大変
・『ヌルヌル』した食べ物も苦手です。ナメコ、トロロ芋、オクラ、 もずく酢…等。納豆だけは克服したが余り混ぜないで食べる(*´ェ`*)
・長ネギ、小さく切ってないと、中身がヌルっと飛び出すかんじが耐えられない。トマトの皮を噛み切る感覚× かじれない ミニトマトは警戒しながら食べる
・キュウリの種が無理 昔は、種をスプーンで削ってたべていた

*嗅覚

・苦手なにおいのする部屋にいられない。
・公共交通機関とか。レストランでは他のお客さんの香水の匂いにやられて、食事の途中で店を出ることも度々
・柔軟剤はベランダから香ってくるのもムリ
・何か気になるものを触ると、その触った手の匂いを嗅ぐ
・こもった部屋の臭いや古い建物の臭い、車の臭い。がダメ。(幼い頃は鼻を摘まんでました。
今はマスクしたり口呼吸でごまかしてます。車は今も時々酷く、窓を開けないと乗れないときも(^^;エアコンついていても開けます。)
・臭いがほとんど臭わず、食べ物の本当の美味しさは分かりません。
・冷凍食品やインスタント食品が変な味がして食べられない
・臭い←吐き気
・おむつを取り替えると匂い、あとウンチを見るだけで吐き気。 体臭のきつい人即アウト、吐き気どころか、呼吸困難を起こした時期もある。香水もものによってはダメ。
・見た目や臭いでNGと判断されると、どんなに味は好みだと思われても、えづいてしまい、食べられません。 よく食べているものでも、日によって臭いがきつく感じるときは、食べられない。苦手な臭いは隣で食べている人のお皿の臭いでもえづいしまう(食については、過敏なのかわがままななのかわかりづらいこともあり、接し方の難しさ、どこまで頑張らせたらいいのか、悩むことが多い)。
・醸造酢 隣のテーブルでも臭ってきた瞬間に外にほりたくなる 大人なので鼻をつまんで耐える
・タクシーの臭い
・特定の線香の匂い
・ユリ 匂いのきつい花
・ハンドクリーム 匂いがあるとだめだけど、無香料だと油の匂いがする ヌルヌル感にも好みがある
・油絵の具と同じ部屋にいてほぼ失神(油粘土が子どもの頃に絶対に触れなかった一因だとわかった 感触もダメ!)

*味覚

・かなりの偏食。少しでも入っているとすぐ気付く。ごまかしも効かない。
・ホイルでくるんだスプーンフォークは独特の味がして使えない。 (嗅覚も?)

*痛覚

・痛みが分からないと言うのは生きていく上で致命的であります。治療をしていても痛くなかったりするし、気をつけていても怪我はするし血が流れていても気がつかない。

*温度感覚(皮膚感覚)

・暑さ寒さに弱い。
・少しの温度差にも過敏で、布団や衣服の調整がすごい。クローゼットの中に微妙に厚さや防寒度の違う上着が大量にある。

*前庭感覚

・何もないところでバランス崩して転びそうになったり転んだりする。普通の建物でも、床の材質によるのか船に乗っているような揺れを感じて気持ち悪くなる。船は、乗り物酔いの薬を飲んでも酔う。停泊している大型船の中を見学するだけでも、酔ってしまって、途中退場。 (が、お酒にはそんなに酔いません(๑ ̄ω ̄๑)(笑))
・他の人は気づかないような小さな地震にも気づく。気分が悪くなる。

*合わせ技(聴覚と視覚)

・ウォシュレット付きトイレは過敏になる宝庫。
座ったら、音がなる(洗浄の音や音ひめがいきなり鳴る)。便座脇でライトがついている。立ち上がったら、いきなり水が流れる(音に驚く)。外出はいつもトイレがどんな形か不安です。(ウォシュレットの付いてないトイレを作っておいて欲しいなぁ。)
・トイレは苦手意識もあり、エアタオルの音や、流す音、音姫、便座の脱臭用の音、すべてが嫌いで、外のトイレでは小さいときしょっちゅうパニック(空間の狭さも関係あるかも)
・電気量販店のテレビ売り場(;_;)

*合わせ技(口腔内と聴覚)
・歯医者><

*人や気配過敏

・人混みにいると気分が悪くなったり疲れてしまう。特に同年代の集団が苦手。
・他人の目 挨拶がかえってこないだけで一日不調
・一対一で見られると半端ない緊張と、失敗

*まだまだあります

・熱、わき、体温計
・鋭利不安で鉛筆などとがってる方が上向いてると怖い
・人のオーラが見えます。これも第六感感覚
・距離感がわからないせいか、人に抱きつくのが好きで、特に気に入っている友達や家族に抱きつく。人肌の感覚が好きなのかも?
・感情の鈍麻:自分の気持ち感情がわからなくなることがある。特に怒りがほとんどわかない。
・暖房の風があたると、ぼわーんと体の輪郭が溶けていくかんじがする(これは何?)

*いかがでしたか〜〜最後までお読みいただきありがとうございます!!!!

*今日は4月2日『自閉症啓発デー』です
http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=13

(いくつか抜けていたエピソードを加えて最新版にしましたm(_ _)m 23:07 )