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2015年05月02日

『社会的養護の当事者支援ガイドブック─CVVの相談支援』

『社会的養護』についてのガイドブックの紹介です(おすすめ!)

『社会的養護の当事者支援ガイドブック』
Children’s Views & Voices+長瀬正子著
Children’s Views & Voices発行(2015.2.20)
を読みました。これは読みやすくて役立つ一冊です。
詳細、申し込み方はCVV(Children’s Views & Voices)のブログに掲載があります。


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◉社会的養護とは

様々な事情で血のつながりのある親と一緒に暮らすことができない子どもの育ちを、社会で支えるための仕組み、および、それを実現する人や場所の営みをさす言葉です。
社会的養護で暮らす子ども/若者は、約46000人にのぼります。(2014年12月時点)(ガイドブックより引用)
社会的養護の仕組みには、児童養護施設や里親精度などがあります。

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ガイドブックでは、基本的事項や支援の全体像にふれながら、当事者の方の声、スタッフも当事者と当事者でないスタッフの実際の声、が随所にでてきます。実践的で活用しやすいです。

・相談にたどりついたり、継続することが困難である背景と、かかわりのためのヒント
・相談に乗る上で必要な考え方─支援者自身の家族観を見つめる、当事者に対する尊重を忘れないこと など

ことばも優しく、装丁も工夫されています。
案内役のつぶやき、イラスト、レイアウトetc とても読みやすい一冊です。手軽に読めてとても勉強になりました。
最後に。読み方が紹介されていますので、本文から引用します

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◉一般の読者の方に

社会的養護や様々な家族状況を生きる人たちについての理解を深め、何か行動を起こしたい、と思った時に基本的な情報が得られる入門書に。

◉専門職や支援者の方に

ご自身が専門としている支援の受け手である「社会的養護の当事者」の率直な想いを知り、支援を振り返るきっかけに。支援において具体的に活用できるテキストに。

◉当事者の方に

ご自身にとっては「あたりまえ」である社会的養護で育った経験を振り返るきっかけに。様々な考え方や、困った時に頼れる社会資源を知ることができるイエローページに。

posted by ぷるす at 17:05| 映画や本

2015年04月25日

バベルの学校 → トークバック → ライファーズ おすすめ映画選

チャンスがあったらぜひ観てください
映画×3の紹介です

*トークバック 沈黙を破る女たち

サンフランシスコを舞台に、HIV/AIDS陽性者と元受刑者の女性がつくる劇団のドキュメンタリー。沈黙を破り、自分の人生を語る演じる様が圧倒的な印象を残します。
http://www.talkbackoutloud.com

「照明と音楽、そして仲間があれば」いつでもやり直せる。
素敵なことばでした。
劇団員、最初の応募60人の中で、最後まで残った人は1名だったそうです。自分のストーリーを振り返り、語る作業はものすごくしんどい。ステージに立つ選択をしなかった多くの人も、自分の中の光る何かと心を揺らすリズム、そして人との繋がりによって、やり直せるというか自分の人生を生きることができる。勇気の湧く映画でした。

*LIFERS[ライファーズ 終身刑を超えて]
カリフォルニア州を舞台に、終身刑受刑者、社会復帰後も「更生」に力を注ぐ元受刑者たち、そして彼らを取り巻く現実を描くドキュメンタリー。
上記、坂上香監督の映画2本だて!下北沢で5/1までです

*バベルの学校

パリの中学校の適応クラス(この言葉にかわる訳はなかったのかな...)を舞台に、世界中から集まった24人の生徒の1年を追いかけたドキュメンタリー。
http://unitedpeople.jp/babel/
今日は小澤いぶき先生のトーク付きで楽しんできました♬

3作。子どもも大人も様々なバックグラウンドも、ひとりひとりへの当たり前の敬意がそこにあって、素敵な映画です。
外国の遠い世界の話としてではなく、身近なこととして、多くの方に観ていただきたいです。
posted by ぷるす at 20:52| 映画や本