映画×3の紹介です
*トークバック 沈黙を破る女たち
サンフランシスコを舞台に、HIV/AIDS陽性者と元受刑者の女性がつくる劇団のドキュメンタリー。沈黙を破り、自分の人生を語る演じる様が圧倒的な印象を残します。
http://www.talkbackoutloud.com
「照明と音楽、そして仲間があれば」いつでもやり直せる。
素敵なことばでした。
劇団員、最初の応募60人の中で、最後まで残った人は1名だったそうです。自分のストーリーを振り返り、語る作業はものすごくしんどい。ステージに立つ選択をしなかった多くの人も、自分の中の光る何かと心を揺らすリズム、そして人との繋がりによって、やり直せるというか自分の人生を生きることができる。勇気の湧く映画でした。
*LIFERS[ライファーズ 終身刑を超えて]
カリフォルニア州を舞台に、終身刑受刑者、社会復帰後も「更生」に力を注ぐ元受刑者たち、そして彼らを取り巻く現実を描くドキュメンタリー。
上記、坂上香監督の映画2本だて!下北沢で5/1までです
*バベルの学校
パリの中学校の適応クラス(この言葉にかわる訳はなかったのかな...)を舞台に、世界中から集まった24人の生徒の1年を追いかけたドキュメンタリー。
http://unitedpeople.jp/babel/
今日は小澤いぶき先生のトーク付きで楽しんできました♬
3作。子どもも大人も様々なバックグラウンドも、ひとりひとりへの当たり前の敬意がそこにあって、素敵な映画です。
外国の遠い世界の話としてではなく、身近なこととして、多くの方に観ていただきたいです。
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