薄々気づいている方もいらっしゃると思いますが、ぷるすの制作担当、なかなかの感覚過敏持ちです。
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今取り組んでいる制作が先日から足踏み中です。参考テキストを元に、イラストをつけてオリジナルのツールにするものですが、筆が進まないばかりか「気持ち悪い」「意識が遠のくー」となんだか重症。
締切が迫り事務所の雰囲気もピリピリ、あれこれ対策を考える中で、ひょっとしてこの参考テキストに一因があるかも?との気づきにいたりました。
・やたらカラフルである そして、色の組み合わせの相性が悪い
つるつるの良い紙が光が反射する
断っておきますがテキストに罪はないです、内容はよいのに内容までたどり着けない。個人の感覚との相性の問題です。(もう1人の方は、それを見てて気分が悪くなったりは全然しないわけです。先日のエピソード募集でも「苦手なイラストや色の組み合わせや柄がある」というのがありました)
それで対処をどうしたかというと...必要部分を【白黒コピー】をとって制作再開。
これだけで、全然ラクになりました。。。。
ひょっとしたら、(ある特定の)仕事や学習に集中できない・やらない、の中には、そのテキストやプリントの視覚的な刺激が決定的に苦手、という原因もあるかもしれない
今回は、そのテキストを使ってこの仕事を完成させる、という絶対に見ないといけない状況だったので発覚しました。そこまでの必要性がなければ、そのテキストは見ない、開かない、それを使った学習の場は参加しない、という対処になるんだろうと思います。
いろんな可能性を考え始めたらもうきりがないのですが・・・どこでひっかかっているんだろう?と探る、想像を巡らせる、工夫してみる。何歳になっても試行錯誤の連続・・・と感じるエピソードでした。
おがてぃからは「識別系」の話もありました。あらかじめどんな刺激がくるのか自分なりに整理しておくと少しはマシになるかも、という話。
このみんなの感覚過敏のコーナー、みんなの経験、知恵を集めて、少しでものりきりやすくなったらと思います。
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最後に実例で...苦手要素を敢えて盛り込んだチラシです。
(色以外にも、影とかオブジェクトの回転、斜め文字、テイストの異なるフォントやイラストの組み合わせなど、チアキにとって視覚的に刺激になる要素がたくさん><)

白黒になると、だいぶ目に優しいかんじがしますね。
コピーできない環境であれば、必要箇所以外は紙で覆って隠す、などの工夫があるかもしれません。
追記:それから数日...制作が進みました
しばらく、色とイラストの残像に悩まされていましたが、好きなぬり絵でイメージを払拭して、カラフルなテキストは開かないようにして、乗り切りました
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