新型コロナウイルスについて再度まとめ 最終回 [2022年05月16日(Mon)]
最終回は、もう一度マスコミについて書きます。
TVは見ないので、新聞についてです。 2022年5月3日の北海道新聞です。 「75歳の憲法」という特集で「コロナ下制限された自由」というタイトルです。 内容は、飲食業を営むある会社が起こした時短命令の違法性を問う行政訴訟を例にして、コロナ下の自由の制限について取り上げたものです。 ここで道新は、「欧米諸国でもコロナ対策に対し憲法違反だという抗議が相次いだ」と指摘し、大学教授の「過去の対策の検証ができていない」というコメントを取り上げています。 そして、コロナ禍による経済苦からの自殺増を取り上げ、最後に「誰かの自由を奪うことに議論は尽くされてきたのか、今こそ検証が求められる」とあります。 誰かの自由を奪ったのは、行政だけか? そういう世の中の雰囲気づくりに貢献したのは誰か? 新聞は、毎日、感染者、死亡者などの人数のみを日毎、累計で発表し、全体の何パーセントが感染しているのかという「流行の実態」がわかることは絶対に発表しない。ワクチン接種に関してはパーセントを出すのに。 感染者数の増減は、季節の変化も影響するのにそのことには触れない。 コロナに関しての様々なことに対して異論はほとんど報道しない、子どもの健康に関わることでさえ。 欧米でのマスク強制その他自由の制限に関する抗議運動など報道していない。 もう効果がないと半ば常識になっているワクチンの接種がが続いても批判しない、3回目ワクチン接種以降も死亡者が増えていることも報道しない、子どもの感染者増は大きく取り上げるのに。 EUではワクチンを複数回打つと免疫力が落ちる可能性があると警告してるのに取り上げない。 はっきり言って、コロナに関する記事は、感染者数の発表、「緩むな!」の連発、ワクチン期待感情の増幅、その他行政発表の垂れ流しで、自分のところで調査・検証した記事は全く無い。 (数ヶ月に一度、数ページのコロナ特集を本体とは別に作っていたが、それも基本は同じこと) それなのに、さも、自分は元から中間の立場に立っていたかのような今回の記事。 今こそ、道新には今こそ、自分自身の2年と4ヶ月を検証してみて欲しいと思います。 追記 コロナワクチン接種に紛れ込むかのように再開された子宮頸がんワクチンの積極的賞奨励。 損害賠償訴訟も起きているものなのに、再開の記事は大きく、それに対する抗議の記事は小さい。 |