カフェまーなび第2回目の様子 [2011年01月22日(Sat)]
だいぶ遅くなりましたが、
先月の「カフェまーなび」 (第2回目)の様子をご紹介します。 先月は、苫小牧の美味しいラーメン屋さん 「らぁめんの村役場」の店主、千葉恵美子さんを招いて 「自然体で作る、自然体で話す、だから誰かに伝わる」というタイトルで行いました。 ![]() あんまりいい写真がありませんでした...。 参加者は10名ほど。 村役場は、ラーメン屋さんにしてはめずらしく、 市内で3回も場所を変え、 しかも、夫婦で2店体制というのを2回もやっていて、 1回は錦町本店と住吉町出張所(←「出張所」は他人が名付けた ![]() もう1回は、日吉町に移ってから、本店から50m先に「町役場」 ![]() ノリがいいというか、シャレがきくというか、 とにかく常識にとらわれません。 「やってみないと分からないし」って。 千葉さん的に言うと、 「流れてくるもの(こと)を、良いと思えば自然につかんでいる」 という感じですね。 でも、それはただ流されるのではなくて、 「自分の信念と矛盾しないこと」が必要なのだそうです。 例えば、ラーメンを提供するなら できるだけお客さんの体に負担をかけないものを丁寧に。 (「体に優しい」はすごく近いニュアンスだけど、ちょっと違うと私は感じます) 子どもに対してなら、 親として譲れない部分は、明確に丁寧に教える というようなことだそうです。 場をリラックスさせるのに、 村役場の名前の決め方や(苫小牧市役所の横にあったから) ※ちなみに村役場は、千葉さんは引き継いだ立場 店舗が分散した当時の事(チャーシューとかは全部本店で仕込んだので、町役場の時はラクだった)こと、 消えたメニューや 「冷やしラーメン始めました」って絶対告知しないことなど 導入部分に時間をかけすぎて、 千葉さんのひとなりや、 想いを伝えきれなかったのは、私の反省です。 (終了後、行きつけの店で、一人反省会...) 私が思うに、 「美味しさ」っていろいろありますし、 その表現の仕方もいろいろです。 「うちの店は、このダシとこのダシを足すことで」とか 「この道をひたすら追求」とか はたまた入店すると、従業員が一斉に「いらっしゃい!!」とか。 村役場は、「○○を使ってます」とか聞かれない限り言わないし、 一般的なラーメン屋の様子とも違うけど、 わざとずらしてモダンにしてるわけではない、 「美味しい」というのが別な価値観で存在している (だからって怪しい店なんじゃないよ、エセ環境派みたいな) 自然体の店なのです。 なので、店主が「やめた」と言わない限り、 月と星が毎晩現れるように(新月の日も、曇りで見えない日も)、 いつもごく自然なたたずまいで、 お店を開いていると思います。 「また、いっちゃるべ」 そういうお店です。 ※「また、いっちゃるべ」は昔、村役場が苫小牧民報に出していた広告のフレーズです。 ★まーなび3回目は 1月24日です。前のブログをご覧ください。 |