子どもはマスクを着用しない方がいいことについて、特に化繊のマスク自体の問題から指摘したいと思います。
代表的なマスクの素材は、不織布、ウレタン、綿ですが、不織布、ウレタンについては繊維(マイクロプラスチック)の吸入という問題があります。
マイクロプラスチックによる海洋汚染により、人間がマイクロプラスチックを摂取していることが確認されていますが、原因の一つに、化繊の衣服の繊維が洗濯等で抜け落ちて海洋へ流れ出していることが指摘されています。
(参考:一般社団法人環境金融研究機構HP)
ウレタンマスクはもちろん、不織布織マスクもその多くが、ナイロン、アクリル、ポリエステル等の化繊でできていますが、使用中に細かな繊維が剥がれることがあるでしょうから、それを口や鼻から吸入してしまうことは十分に想定されます。
不織布マスクもウレタンマスクも健康への影響はまだはっきりしていないとはいえ、日常的に子どもが体内に吸入するのは危険だと思います。
また、化繊のマスクは、かぶれを引き起こしやすいと指摘されています。
これらのことから、子どもが日常的に化繊のマスクを着用するのは避けた方が良いと思います。
マスクをしなくていい場所、しなくていい機会を積極的に見つけ出し、子どものマスクは極力外しましょう。
さて、4/25に苫小牧で「そこでのマスク本当に必要ですか?」という学習会を行います。
苫小牧市内及びその近郊の方、ぜひ、ご参加ください。