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なんとなく給食は食べなきゃダメみたいな...。 [2012年05月08日(Tue)]

 学校給食は食べなくてもいいのに、

なんだか食べないと「変な家」と思われそうですよね。


 最も大きな理由は、

「みんなと同じの食べたいだろうな」という親心と、

同時に親の横並び意識、

さらには異質な者を受入れにくい日本人気質ですが、

それを超えて、

例えば「あんなに出来合いばかりの給食食べさせられない」と

子どもに弁当を持たせようと思っても、

まず、学校を納得させるのが大変です。

 学校が、「みんなと同じのを食べなさい教」の本丸ですからね。

 給食センターなんか、

一人分減るのがあらかじめ分ってれば何も問題ないんですから。


 ここからは、そうじゃない先生もいるということを断った上で進めます。


 まず、校長先生。

 「給食は、みんなが同じものを同時に食べることに意義がある」と思っています。

 そこで、マナーを学んだり、

配膳をみんなですることで「協力」を学んだり、

連帯意識が生まれたり

なんて考えます。

 みんなで同じものを食べると美味しいとかね。


 違うんですよね。

 思い出してください、自分がどうだったか。

 先割れスプーンで犬のように食べることを知りました。

 牛乳や麺類を食べてる時に笑わすと鼻から出ることを知りました。

 昼休みが惜しくて早食いしたし。

 給食当番なんてあっという間なんで、

チームワークは他の機会に十分学びました。

 給食で「同じ釜の飯を食った同士」なんて意識は生まれません。

 特に違うのは、

「同じものをみんなで食べるから美味しい」んじゃなくて、

「みんなで一緒に食べるから美味しい(美味しく感じる)」んです。

 だって、遠足の弁当だってみんなで集まって食べるから

より美味しかったでしょ。


 で、先生って、組織的なことや法律のことはさっぱり分りません。

 そういう面では、まったく世間知らずです。
(だからこそ、子どもたちのことを純粋に考えられるわけですが)

 なので、給食がなぜ出てるのかも知らないから、

「うちの子は弁当で」なんて言うとたいそう驚く。

 どうしてみんなと同じものを食べなきゃならないのかまで考えたりしないから、

「できるだけ給食食べれませんか? 学校からもセンターに配慮できる部分ないか問い合わせてみます」

なんて、センターができることなんかないのに、

純粋な思いだけで言ってみたりする。(多分)

 センターにできるわけない、1万食もいっぺんに作るんだから。

 むしろ、口に出しては言わないけど、

「お弁当持って来てくれればいいのに」

なんて思っていたりするかもしれない。

 で、先生は校長先生に相談するけど、

もともと組織とか法律的なことは分んない人たちの1人だったわけだし、

教育委員会の目も気になっているわけだから、

お弁当は認めても、他に広がらないよう、

「アレルギーということで」

なんて結論出したりしちゃう。


 そんなこんなで、

「特別事情がない限り、給食は食べるもの」

ということに。


 次は、「苫小牧市の給食センターの現在」

以降は、「給食は市町村が直接作らなくちゃダメ?」などに

進んで行く予定です。
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