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ワークショップ〜ほんとうの「新しい生活様式」ってなにさ?その4 [2022年11月19日(Sat)]

 そもそもワークショップってどんなことするの?

 簡単に言うと「参加者が中心となって行う学習・体験・作業などの場」なので、いろんな形があります。
 何かテーマがあるということも付け加えたほうがいいかな。

 11月23日(水・祝)に「まえむく(市民グループ まるごとの笑顔とむねいっぱいの空気)」が開催するイベントもワークショップなので、それを例に説明してみましょう。

 このイベントは子どもと大人が同じ会場で別々のワークショップを行うというのが特徴です。

 子どもの方はクリスマスリース作りからボール遊びなどのメニューがあるわけですが、「ただ遊んでるだけ?」…ではなく、そこに「保護者のそばにいるけど、保護者から離れて楽しむことを可能にする」というテーマがあります。
 これも一つのワークショップの形。

 じゃあ大人は?

 大人の方は「思っていること」「気づいたこと」などを言ってもらうのが一つ。
 この3年間でのメリットとデメリットという形で。

 言うだけ言ったら(笑)、その意見(言ったこと)に共通することを見つけ出していきます。
 例えば「コロナで付き合いが減って楽になった」「会食が減って家計に良い」「イベントが減って出費が減った」という意見があったとします。
 共通するのは直接的には「出費が抑えられた」ということですが、もう少し深く考えるとイベントには「友人が出店するから」とか「友達に誘われて」行くこともありますから、様々な付き合いやそれに伴う食事などの出費が「無くそうとは思わないけど、ちょっと多いなあ」と感じていたんじゃないかと推測されます。
 確かに、コロナ前から「経済活性化」がずーっと叫ばれて、企業も自治体も「何かイベントを仕掛けて、そこでお金を使ってもらう」ことに躍起になっていましたからね。
 つまり、実はこういうことに関して「本当の必要性より盛られていたんじゃないか?私たちはなんとなくそれに乗っかってたんじゃないか?」という仮説が立ちます。

 この見つけ出し〜仮説までは、ワークショップの進行役が参加者と話し合いながら行います。
 だから、何も考え込むことはありません。

 こんなふうにデメリットとメリットを元に仮説を立てて、最後にその仮説に対応する「暮らし方」を導き出します。

 それが「ほんとうの新しい生活様式」です。

 思っていることを形にするのはなかなか難しいけれど、それが可能なのがワークショップです。

 いっしょにやってみませんか?

maemuku20221123.png
Posted by がばめん太 at 10:28 | お知らせです | この記事のURL | コメント(0)
ワークショップ〜ほんとうの「新しい生活様式」ってなにさ?その3 [2022年11月10日(Thu)]

 11月23日(水・祝)に「まえむく(市民グループ まるごとの笑顔とむねいっぱいの空気)」が開催するイベントのお知らせ。
 一昨日の記事の続き。

 親と子どもが同じ部屋で別なことをするワークショップ。
maemuku20221123.png

 子どもたちのやることは一昨日にお知らせしましたが、じゃあ保護者は?

 保護者の持ち物は、筆記具とあなたの現在の社会について「不思議だなあ」とか「ホントかなあ」とか思う気持ちだけ。

 最初は子どもと一緒のストレッチから始まります。
 体をほぐしたら頭もリラックス。

 席に着いたら、みんなで本当の「新しい生活様式」を考えます。
 
 「会話するときはマスクする、マスクしない時は人と1m以上離れる」が「新しい生活様式」だと思いますか?
 これを始めたときは「新型コロナウイルスを想定した」ものと言いながら「流行中の対策」とか「臨時的な対策」って言わなかったのが不思議でした。(厚労省HP)

 もう2年半以上こんな生活を続けているのですが、これを「平成31年(令和元年)に生まれた新しい生活様式」として未来永劫引き継ぐのはゴメンですよね。
 なぜなら、これは根本的な解決策に全く触れていないから。

 このゴミどうしよう?「とりあえず埋めとけ」
 窓が割れちゃった。「テープ貼っとけ」
 このままじゃ次の選挙勝てない。「党首、変えとけ」
 うちの子が悪さした。「叩いとけ」
 こういうのと同じ。
 新聞が売れなくなってきた。「年寄りにウケのいいこと書いとけ」っていうのと同じ…かな? 笑

 こういうことに共通してるのは、将来に歪みが出てその代償が大きいこと。
 そうなったときには、たいていそれを指示した人は責任を取る立場にいない。

 子どもたちの将来を真剣に考える私たちはそんなことしたくない。
 なのでシンプルに考えましょう。

 この3年間にあったことで、自分が、社会が受けたデメリットを振り返りましょう。
 コミュニケーションの不自由さ(誰かわからん!とか)
 ワクチンの副作用。
 飲食店の閉店などなど…。

 でもメリットもあったはず。
 化粧せずに出かけられる。
 帰宅したら手洗いの習慣化。
 飲み代とか交際費が減って家計にゆとりとか…。

 メリットを伸ばすために、デメリットを減らすために、

本当はなにをすればいいのいか
 
それが子どもたちへ引き継ぐ

本当の「新しい生活様式」です。

 作業は簡単です。

 思いつくことを紙に書いて、それを貼り出して、みんなで見て、感想を言って、共通することを見つけて、それを伸ばす(減らす)方法を見つけ出すだけ。

 横で子どもたちは元気に遊んでます。

 政府や学者やその取り巻きが作った「新しい生活様式」ではなく、私たちが地に足のついた「新しい生活様式」を作りましょう!

 あ、大人だけでの参加もOKです。
Posted by がばめん太 at 05:33 | お知らせです | この記事のURL | コメント(0)
ワークショップ〜ほんとうの「新しい生活様式」ってなにさ?その2 [2022年11月08日(Tue)]

 11月23日(水・祝)に市民グループ「まえむく(まるごとの笑顔とむねいっぱいの空気)」が開催する親子向けイベントのお知らせ。
 昨日の続き。

 親と子どもが同じ部屋で別なことをするワークショップ。
maemuku20221123.png

 子どものワークショップはどんなことをするの?

 いくつか紹介しますね。
 順番はまだ未定です。

 まずはクリスマスリース作り。
 現在スタッフが松ぼっくりやどんぐりを拾いに行っています 笑
 その他キャラクターも手作りしてますよ。

 こんなんとか。
donguri.png 

 こんなんとか。
santasan.png 

 これも。
matubokkuri.png

 小さな子も作れる、簡単で、かわいいものですよ。

 他は柔らかいボール使ったボール遊びをいくつか。

 飽きちゃった子、一人遊びが好きな子には、お絵かき用紙と折り紙も用意します。

 あと、3時にはもしかしたらいいものが…? 

 子どもを遊ばせるつもりで来てください〜るんるん
Posted by がばめん太 at 05:32 | お知らせです | この記事のURL | コメント(0)
ワークショップ〜ほんとうの「新しい生活様式」ってなにさ?その1 [2022年11月07日(Mon)]

 小さな子どもを持つ親は、例えば机を囲んで話し合うようなワークショップにはなかなか参加できません。
 別室に託児室なだがあればいいのでしょうけど、そこで子どもを見てくれる人を配置しなければならないし、手弁当でやっている主催者にとってもなかなか負担。
 保育してくれる人にはせめて謝礼を出したいと思っても、その分を参加費として徴収しようとすれば、苫小牧市の場合は、どういう団体でも参加費を取れば営利とみなすしね。

 親にしても、姿が見えない子どもはやっぱり気になるでしょうし。

 そこで…

 市民グループ「まえむく(まるごとの笑顔とむねいっぱいの空気)」が、11月23日(水・祝)にこんなスタイルでワークショップをやってみることにしました!

 親と子が同じ場所にいて、全く別なことをするワークショップ。

 親は子どもが何しているか見えるから安心!
 (そっちに気が向くかもしれないけど 笑)

 子どもも、飽きたら親のところに行けるから安心!
 (その間、ワークショップに集中できないけど、まーそれはそれ 笑)

 うまくいくかな? チャレンジです!

 さて、そのワークショップはこんな感じ。

 詳細は明日のブログで!

maemuku20221123.png

maemuku20231123.pdf←チラシ!
Posted by がばめん太 at 06:06 | お知らせです | この記事のURL | コメント(0)
新型コロナ学習会「そこでのマスク本当に必要ですか?」その6 [2021年04月22日(Thu)]

 子どもはマスクを着用しない方がいいことについて、特に化繊のマスク自体の問題から指摘したいと思います。

 代表的なマスクの素材は、不織布、ウレタン、綿ですが、不織布、ウレタンについては繊維(マイクロプラスチック)の吸入という問題があります。

 マイクロプラスチックによる海洋汚染により、人間がマイクロプラスチックを摂取していることが確認されていますが、原因の一つに、化繊の衣服の繊維が洗濯等で抜け落ちて海洋へ流れ出していることが指摘されています。
 (参考:一般社団法人環境金融研究機構HP)

 ウレタンマスクはもちろん、不織布織マスクもその多くが、ナイロン、アクリル、ポリエステル等の化繊でできていますが、使用中に細かな繊維が剥がれることがあるでしょうから、それを口や鼻から吸入してしまうことは十分に想定されます。
 不織布マスクもウレタンマスクも健康への影響はまだはっきりしていないとはいえ、日常的に子どもが体内に吸入するのは危険だと思います。
 また、化繊のマスクは、かぶれを引き起こしやすいと指摘されています。    
  
 これらのことから、子どもが日常的に化繊のマスクを着用するのは避けた方が良いと思います。

 マスクをしなくていい場所、しなくていい機会を積極的に見つけ出し、子どものマスクは極力外しましょう。

 さて、4/25に苫小牧で「そこでのマスク本当に必要ですか?」という学習会を行います。
 苫小牧市内及びその近郊の方、ぜひ、ご参加ください。

スクリーンショット 2021-04-01 20.15.43.png
Posted by がばめん太 at 04:59 | お知らせです | この記事のURL | コメント(0)
新型コロナ学習会「そこでのマスク本当に必要ですか?」その5 [2021年04月20日(Tue)]

 前回は、身体的な面でマスク着用の問題を取り上げました。

 今回は、コミュニケーションなど心の面での問題を取り上げます。

 マスクをすると、大人だって「あれ?この人、どっかで見たような…」なんてことになったり、言葉が聞き取りづらい上に表情も分からないので、愛想笑いさえも難しい時があります。

 「目を見りゃわかる」なんて言うけれど、それでもわかりにくい時はある。


 さて、まず、乳幼児。
 2才以下の子どもにはマスクをさせてないと思いますけど、大人はマスクをしてる。

 赤ちゃんは、いろいろな人の顔の動きを見て、表情を学びます。
 そのとき重要なのが、目・鼻・口の3点で、すべてが揃って、赤ちゃんは「これは顔だ」と理解するようになり、その後、数か月かけて、笑ったり、怒ったりといった喜怒哀楽の顔の区別を学習していきます。こうして身につける「顔と表情を区別する能力」は、「相手の気持ちを理解する能力」の土台となります。

 では、もう少し大きい子どもはどうでしょう。

 4歳〜10歳くらいの子どもは、言葉や顔の表情をなどコミュニケーションを通して、「相手の視点に立って考えること」を発達させ、相手は自分をどう思っているのか、自分はどのように振る舞ったらいいのかをイメージする能力が伸びていきます。
 目だけで情報が通じ合うのは大人の世界です。
 子どもたちは表情のなかのたくさんの情報を使って、少しずつ少しずつ、相手の表情、感情というものを理解していくのです。

 (以上参考:NHKおはよう日本HP 2020年11月12日 マスクが子どもの発達に影響?)

 
 ちょっと前を思い出してください。
 帽子を目深にかぶり、サングラス、そしてマスク。
 これは何かの犯人ですよね(笑)。

 マスクは、誰なのか?何をしようとしているのか?を隠すためのアイテムでした。
 
 「新しい生活様式」「新北海道スタイル」の社会は、人と人の距離が離れた、マスクで表情が見えない社会。
 赤ちゃんの頃から、そういう社会で育った子どもはどんなふうに育つのでしょう。
 
 距離が遠いってことは話しをする機会が減るってことです。
 話をする機会が減った上に、マスクで相手の自分に対する感情が分かりにくい。
 わかりにくいと話しかけにくいし、話しかけるタイミングもつかみにくい。
 人って、相手の表情や顔貌、声質、全体的な雰囲気から「あ、この人、気が合いそう」って思いますよね。
 そういう手がかりが少ないから、心を開いて話をするのは難しい、時間がかかる。
 そうなると、楽しかったことも悩みも話せる相手を見つける(つまり友達)までは、なかなか手間がかかる。
 
 結局、嬉しさも悲しみも分かち合う人はなく、全ての事象を自分1人で負う事になります。

 もしかしたら、コミュニケーションに苦労することはやめて、割り切って相手の感情には囚われない、考えない生き方が主流になるかも。
 
 でも、行き着くところ「独り」は同じ。

 全ての事象を自分1人で負う、それはたいていの人には耐えられません。

 これを「極端だよ」って思いますか?

 でも、実際に若者の自殺が増え始めましたよね。

 私は、子どもたちに常時マスクをさせることは、子どもたちの未来をマスクで覆うようなものだと思います。

 大人は、自分の不安より子どもの未来を考え、子どもには「子どもは新型コロナに感染しにくい」と言う特性を生かした日常を考えてあげるべきです。
 そうしないと、やがて子どもも体も心も疲弊していき、子どももの特性は失われ、子どもも新型コロナを発症しやすいようになってしまいます。
 
 子どもには、基本的にマスクは不要です。
Posted by がばめん太 at 05:00 | お知らせです | この記事のURL | コメント(0)
新型コロナ学習会「そこでのマスク本当に必要ですか?」その4 [2021年04月18日(Sun)]

 前回までは、データから「基本的に子どもはマスク不要」という根拠を示してきました。

 今回は、子どもが常時マスクをしていることの弊害を考えます。

 まずは、身体面から考えます。

〈体温調整への弊害〉
 子どもの発汗機能は未発達で、大人より発汗量が少ないです。
 運動などして多くの汗をかいて体温を調整する必要があるときは、それを他の機能で補わなくてはなりません。
 だから、子どもは頭部や躯幹部の皮膚血流量を大人より増加させて、身体の表面積をフルに使って大人と同等の放熱をしています。
 子どもは、大人に比べ体全体に対する顔や頭の面積の比率が大きいいですから、そこが放熱に大きな役割をしています。
 口や鼻をマスクで覆ってしまうといくことは呼吸で熱を放熱することはもちろん、このような皮膚からの放熱も阻害してしまうわけで、子どもの体への負担は大きいと思います。
(参考 「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック  PART4」 日本スポーツ協会)

〈口呼吸による弊害〉
 鼻呼吸では、鼻の入口にある鼻毛が侵入しようとする花粉やホコリなどをブロックしてくれます。また、鼻腔粘膜では、線毛の上皮細胞と粘液の分泌によってウイルスや細菌などのさらに小さな異物を絡め取ってくれます。
 さらに、鼻から入った空気は、鼻腔の中を通過する際に適切な温度と湿度に調整されるので、肺の負担を軽減し肺の中でスムーズに循環されます。
 一方、マスクを常にしている方は気づくと思いますが、マスクをすると自然と口呼吸になります。
 口呼吸は、冷たく乾いた異物だらけの空気が直接、咽頭や喉頭に当たってしまい、口内は乾燥し、病原体が繁殖しやすい状態になります。
 人間が発症する病気の7割は口呼吸が原因とも言われていて、呼吸器系疾患やアレルギー性疾患、皮膚疾患、自己免疫性疾患、精神性疾患などに罹るリスクを高めることになります。 
 口から入る空気は、鼻から入る空気よりも感染症その他の疾患に罹るリスクが高いのです。
(参考 大脇薬品工業HP 健康ひとくちメモVol.17)

 前回までに取り上げた、子どもが新型コロナウィルスを発症する可能性とこのような健康に対する影響を比較してどうでしょうか?

 新型コロナウィルス感染症の特徴を振り返ってみましょう。
 これは、「今の大人の」病気なのです。
 大人は恐怖のあまり、子どもたちへも同じような対策をさせているようです。
 そうやって、子どもの本来もつ能力を低下させて、結果新型コロナに感染させてはもともこもありません。

 少なくとも、屋外活動や子どもたちだけでの環境ではマスクを外し、大声を出して笑って走り回らせ、大きな息をさせましょう。
 それが、子どもたちにとって一番良い「新型コロナ感染症対策」だと思います。

 次は、20日に更新します。
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Posted by がばめん太 at 08:26 | お知らせです | この記事のURL | コメント(0)
新型コロナ学習会「そこでのマスク本当に必要ですか?」その3 [2021年04月16日(Fri)]

 昨日のブログで、子どもは新型コロナに感染しにくい傾向にあることを厚労省のデータを利用して説明しました。

 今回は、「なぜ、子どもは感染しにくいのか」と「誰から感染するのか」を考えてみたいと思います。

 まず、なぜ、子どもは感染しにくいのか?

 調べてみましたが、まだ、しっかりした学説がないようです。
 そんな中でも、東京都医学総合研究所が2020.11.16に取り上げていた医学的知見に「なるほどなあ」と感じるものがありましたので、ここに引用しますね。

「子供は、感染時間が大人に比較して、ずっと短く、抗体を産生する前に、ウイルスを効率よく排除してしまうのであろう」
 〜中略〜
病原体への暴露は大部分、幼児あるいは子供の時に起こり、ウイルス特異的なメモリーが大人では形成されている。子供がSARS-CoV-2感染に対して重症化しない理由は、気管支上皮細胞でウイルスの受容体であるangiotensin-converting enzyme 2(ACE2)の発現が低いこと、あるいは、自然免疫による防御システムがより効果的であることが考えられる」

 公益財団法人 東京都井垣総合研究所HP 2020.11.16記事
 「子供はなぜ、新型コロナウイルスに感染しにくいのか?」
 https://www.igakuken.or.jp/r-info/covid-19-info30.html  

 また、このようにも書いています。

〈内皮細胞系の違い〉
 〜最初略〜子供の血管内皮細胞は、大人に比較して血管の損傷の程度が低く、血液凝固システムも異なっているので、子供では異常な血管の詰りなどが生じにくいと考えられます。
〈免疫系の違い〉
 自然免疫はSARS-CoV-2に対する最初の防御に重要な役割を果たしますが、子供は、大人よりナチュラルキラー細胞が多いなど強い自然免疫を有していることが一つの要因です。
 〜中略〜
 子供は複数のウイルスに感染することが多く、それによりtrained immunityがさらに効率化し、SARS-CoV-2に対する防御力がより向上している可能性があります。
 〜後略〜
〈微生物叢(microbiota)の違い〉
 もう一つの可能性は、呼吸器あるいは胃腸系の微生物叢です。微生物叢は、免疫、炎症や、疾患防御に置いて重要な役割を果たします。子供達の鼻では、大人よりウイルスや細菌が多く常在しています。特に鼻の中で顕著であり、これにより、SARS-CoV-2の増殖が抑制されます。また、子供は、腸内細菌の一つのBifidobacterium(ビフィズス菌)などいわゆる善玉菌をより多く有しており、これらはSARS-CoV-2に対抗する可能性があります。しかし、微生物叢は多くの因子の影響を受けるので、完全にその因果関係を証明するのは現状では困難です。

付記:「子供は、大人と同じようにウイルスを保持しているが、症状が出ないことが多く、その結果子供の間の感染が広かる危険性を持っているという報告もある」ことも紹介しています。

以上 同法人
  「子供はなぜ、新型コロナウイルスに感染しにくいのか?
  (感染しても症状が出にくいのか)?(2)」
 https://www.igakuken.or.jp/r-info/covid-19-info34.html
    
 今の私には難解な部分も多いので、略した部分が重要かもしれません。なので、ぜひ、ご自身でもリンク先を読んでみてください。


 では、子どもは誰から感染するのでしょう?
 下の表は、学校と幼稚園の感染経路を示した表です。
 (クリックで拡大します)

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※「学校における新型コロナウイルス感染症 に関する衛生管理マニュアル ~「学校の新しい生活様式」~ (2020.12.3 Ver.5)」から引用

 中学校まで、7割が家庭での感染だということが分かります。
 園や学校でクラスターが発生すると、マスコミは大きく報道しますが、その数は少ないです。
  これは、インフルエンザとは全く逆の現象です。
 (インフルエンザは子どもがかかりやすいので学校が拡大の場になります。それが家庭から社会へ拡大していくので、学級閉鎖をして拡大を防ごうとするのです)

 つまり、「そもそも子どもは感染しにくいのだから、感染している子どもは少ないし、感染は広がりにくい」ということです。

 基本的に子どもは感染も発症もしにくく、社会に感染を拡大させる原因にはならないのです。
 であれば、子どもの行動を大人と同じように制約することはないわけです。

 感染させるとしたら、大人なのですから、ほとんど子どもだけの場所や3蜜ではない場所ではマスクを外して自由にさせてあげるべきだと思います。
Posted by がばめん太 at 06:01 | お知らせです | この記事のURL | コメント(0)
新型コロナ学習会「そこでのマスク本当に必要ですか?」その2 [2021年04月15日(Thu)]

 4/25に行う新型コロナに関する学習会。

 今回は「マスク」。
 特に、子どものマスクの着用に焦点を当てて考えます。
 ※ここでの「子ども」は3才から中学生までとします。


 広い公園で元気よく走りまわる子どもたち。
 多くの子どもの顔にはマスク。
 どんな場所でもマスクを着けている子どもがほとんどになりました。
 
 でも、例えば3蜜にはならないような公演でも、マスクは必要なの?

 まず、子どもの感染の新型コロナウィルスの感染状況を見てみましょう。
 (表をクリックすると拡大します)」

年代別の感染者等.png

 PCR検査を受けた人のうち、陽性と判定された10代以下は全体の1割未満。(マスコミは陽性者を感染と表現していますが)
 10代以下がPCR検査を受けるということは、近くに感染者がいたということですから、それなりの感染の可能性が高い環境にいたということで。
 でも、この程度の数値。
 しかも、その1割の中で重症化したのはゼロ。
 ということは陽性者は全て「入院治療」が該当します。
 その、「入院治療」には、中症とされて入院している人と無症状や軽症で自宅・ホテルで療養している人が含まれています。
 厚労省では、この入院治療の内訳(入院しているのか、自宅・ホテル療養なのか軽症なのか)を公表していませんが、東京都や札幌市の公表しているデータから判断すると、入院と自宅・ホテル療養の比は半々と推定されます。
 また、子どもの場合、多くが無症状・軽症であると言われています。

 以上を総合して考えれば、子どもが新型コロナに感染して発症する可能性は低く、重篤な状態になる心配はまずないと考えていいと思います。
(ただし、成人では、重症化しやすい要因として、高血圧などの循環器疾患、糖尿病、喘息や COPD などの呼吸器疾患、がん、各種免疫不全、人工透析などが考えられているので、これに類するような疾患を持っている子どもの場合は注意が必要と思います)

 では、マスク着用について、WHOや学会はどのような見解を示しているか確認してみましょう。
【WHO】
「感染が拡大している地域で、人と人との距離を取れない混雑した公共的な場ではマスクをすることを勧める」
「5才以下の子どもについては、必ずしもマスク着用にこだわる必要はない」
【日本小児科学会】
「子どもがマスクを着用する場合は、いかなる年齢・状態であっても、保護者や、子どもにかかわる業務従事者(保育士、教職員など)が、呼吸困難、窒息、熱中症、その他体調の異変について注意し、慎重に見守る必要がある」

 子どもは感染しにくいという新型コロナウィルスの特徴とマスク着用が必要な場面と着用で発生するデメリットリを比較して考えた場合、現在の、子どもがマスクを着用しなければならない場面は少ないのではないかと思います。

 例えば、散歩や公園遊びなどの屋外活動の場では、子どもの健康を考えれば積極的にマスクを外すようにすべきじゃないかと思います。

 最近は、子どもの感染も増えているという情報も出てきていますが、それはそれなりの原因があると思いますので、それはまた別な機会に。

 
参考資料等
 東京都HP  新型コロナウィルス感染症対策サイト
 札幌市HP  新型コロナウイルス感染症の市内発生状況
 厚労省HP 新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)
 医療機関における新型コロナウィルス感染症への対応ガイド 第3版 日本環境感染学会
 公益法人日本小児科学会HP  提言・主張>子どもおよび子どもにかかわる業務従事者のマスク着用の考え方
 公益社団法人 日本WHO協会HP 子どものマスク着用について

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Posted by がばめん太 at 06:24 | お知らせです | この記事のURL | コメント(0)
新型コロナ学習会 「そこでのマスク本当に必要ですか?」その1 [2021年04月01日(Thu)]

 前回の学習会のまとめは、今度の日曜日に掲載します。

 先に、次回の学習会が決まりました。

 今回はマスクに焦点を当てます。

 私たちは、恐怖感に煽られて、きちんとした判断ができないでいるような気がします。


 例えば、一人で散歩しているときにマスクが必要でしょうか?

 もっと言えば、コンビニで一人で買い物に行ったときにマスクが必要でしょうか?
 (コンビニで一人で店内で歌ったりしないでしょ?)

 新型コロナウィルス は空気感染しません。

 空気感染するならマスクには防御効果がないはず。

 いずれにしても、意味がないです。

 そして子ども。

 子どもは感染しても、基礎疾患がない限りほとんど発病しないし、ましてや重症化しない。

 それなのに、マスクの弊害を無視してマスクをさせる必要があるのでしょうか?

 子どもにとっては、顔だって、体温調整のための重要な場所。

 子ども同士、相手の表情を見て相手の心を推し量るという経験を重ねます。

 その大切な顔の大半を覆ってしまうなんて。

 
 子どもの未来をマスクで覆ってしまわないためにみんなで考えましょう!


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チラシはこちら↓ 
コロナ学習会2回目.pdf
Posted by がばめん太 at 19:54 | お知らせです | この記事のURL | コメント(0)
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