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新型コロナウイルスについて再度まとめ その3 [2022年05月10日(Tue)]

 マスコミの異常さ(ここでは主に新聞を取り上げます)」〜その1

 「ある出来事を強く印象に残す」にはいくつかの方法があります。
 一つ目は「大々的に取り上げる」こと。
 マスコミが「ある出来事」を取り上げるのはそれが珍しいことだった時です。
 いつも行われていることだったら取り上げません。
 例えば、交通事故。
 平成30年に起きた道路交通事故は43万601件。死傷者数は約52万5,846人(うち死者数は3,532人)で1日に1,440人もの人が交通事故で怪我をするか亡くなっています。こんなに多くの人が毎日死傷してるのにマスコミは、死亡事故、人為的なミスによる事故といった特異なものでないと取り上げません。例えば北海道新聞なら第2社会面に交通事故による死者数を小さく定枠で毎日掲載するだけです。
 これは、交通事故がもう珍しい物ではなくなったからなんですね。
 その一方で、あまり起きない事件は大きく取り上げられます。
 それを見た私たちは、それが強く印象付けられます。
 だから、似たようなことが続けて起こると、日頃から頻繁に起きていると思ったり、他でもたいていそうなんだと思い込んでしまいます。
 殺人事件が続けて起こると「最近は物騒だなあ」って思いますよね。でも、統計を見ると平成16年からずっと減少していて最近は横ばい状態だったりする。

 二つ目は「毎日繰り返し報道する」こと。
 交通事故件数のような小さな定枠記事なら注目されませんが、毎日見出しをつけて記事の位置を変えて掲載すれば、見出しを目にするだけでそのことは印象に残されていきます。
 オリンピックの記事なんてそうですよね。オリンピックに関する記事がスポーツ面だけでなく、あちこちに出ることで好きでも嫌いでも「もうすぐオリンピックかあ」って気になるようになってくる。

 そして三つ目は「一つの考え方や立場からの見方しか報道しない」こと。
 これは第2次世界大戦の時が典型ですね。大本営発表をそのまま流してました。一種類の情報しか流さないと、多くの人にとってそれが常識、正論として刷り込まれてしまいます。
  
 さて、新型コロナウイルスに関する報道はどうでしょう?
 2020年4月の「何も対策しなければ80万人死亡。人と人との接触を8割減らせば1ヶ月で収束」というトンデモ見解のトップ報道や変異株が発見されるたびの劇的な報道、毎日繰り返される感染者数発表(これは本当に新聞がすべきことなの?)は一つ目、二つ目の方法に該当します。
 そして最大の問題は、三つ目に挙げた

「異なる意見を報道しない」

ことです。

 例えば、これまでの感染症は「発症者」を対象としてきたのに新型コロナに関しては「感染者」を対象としています。このことに対して、当初から異論、疑問が指摘されていました。でもマスコミは、特に説明もなくそのまま使用し、その異論について無視していました。
 マスク着用による感染防止効果についても、データを持って異論を示している医者や学者がいるのに全く取り上げませんでした。特に子どものマスクについては、学校現場では文部省の方針と違う状態になっているのに報道しない。マスクが子どもの精神面でもいい影響を与えないことも指摘されているのにほとんど報道しないという状態です。(今になって「小中生1〜2割うつ状態(コロナ禍調査)」なんて報道してる。原因には触れてないで)
 ワクチンについても、mRNAワクチンの作られ方や体内での働きがこれまでのワクチンと違うことについて報道しない。
 ワクチンは感染予防効果はないのにあるかのように報道する(「ワクチンすれば孫に会える」みたいな)。
 接種した人のほとんどと言っていいくらいの人が接種後に体調を崩すのにそのことを報道しない(当たり前のことのようには触れている)。
 ワクチンメーカーが「他のメーカーのワクチンを接種した後にうちのワクチンを接種した場合の安全性は保証しない」って言っているのに、それを報道しない。
(例:ファイザー「2022.4.26 COVID-19 ワクチン『コミナティ筋注』 日本における添付文書改訂について  厚労省プレスリリース2022.4.19 新型コロナウイルスワクチンの製造販売承認について)
 ワクチンについて、医者や学者や国会議員も問題点を指摘して行動している人や団体があるのに報道しない。
 
 明らかに、新型コロナに関する報道姿勢は異常だと思います。
 異論を排除しています。
 福島第一原発爆発事故の時でさえ、2つの相反する考え方を報道していたのに。
 人間社会は80年経つと過去のことを忘れると言います。同じことを繰り返すと。
 終戦から今年で77年。
 その時期なんですかね。
 
 マスコミは、新型コロナを機会に終戦時のあの反省を失ったのではないでしょうか。
 特に新聞は、発行部数減が続いている中、今回のことで社会での存在価値をさらに失ったと思います。
 
 新型コロナについては比較的若い世代が柔軟な対応をしているようですが、これは若い世代ほど新聞を読まなくなったことが一つの原因かもしれない。
 新聞を読まないことが救いになってる面がありますね。
 若い時に「新聞を読みなさい」と言われた私たち世代には驚きですが。

 新聞はTVやSNSと違い、きちんと調査して報道をしてくれることを期待していたので、今の新聞には裏切られた思いがしています。
Posted by がばめん太 at 00:00 | 新型コロナウイルス | この記事のURL | コメント(0)
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