ブレイクスルー感染ってなんだ? [2021年09月11日(Sat)]
ブレイクスルー感染ってなんだ?
あ、今回はグラフと表はなし(笑)。 「ワクチンを2回打ったのに発症した」ことを指して「ブレイクスルー感染」なんて言葉はおかしい。 それは「ブレイクスルー発症」でしょ。 「感染」しても「発症」しない人がいるでしょう。 それは、発症する前に病原菌をやっつけちゃうからだよね。 「感染」=「発症」なら、そういうことがないことになっちゃう。 「感染」という言葉を曖昧に使うからおかしなことになる。 厚労省自体が「ブレイクスルー感染」って言ってるし。 自分で「ワクチンは感染を予防するものではない」って言ってるのに。 そしたら、その厚労省HPの「ブレイクスルー感染」を説明する記事の中に、感染と発症の違いを説明するのにいい記事と図があったので紹介します。 出典:厚労省HP 新型コロナワクチン Q&A ↑ クリックで記事へ。 図の@の段階は「ウイルスが体の鼻や喉に入って付着(感染した)」段階。 そこでウイルスが増殖するとAの段階になり「上気道炎・嗅覚障害を発症」。 そう、それが発症。 この発症の前に@の段階で、元々自分の持っていた体の能力でウイルスをやっつけてしまえば発症しない。(抗体がなくてもやっつける能力はある) でも、やっつけられないと発症し、さらに悪化すればウイルスが肺に進出する(肺に感染)。 これがBの段階。 これでもやっつけられないと中症、重症、死亡に…となる。 この図の説明もいいんだけど、感染、発症、さらに発病なんて言葉が出てきて、それがわかりにくくさせてるんだよね。 「感染」が「体内に入って増殖する」ことだと定義するなら、この図の説明もできる。 ウイルス感染症の仕組みは「ウイルスが体内に入って増殖(感染)して発症すること」という説明になる。 そうすると「ウイルスが体内に入るのを100%防ぐのなんて不可能だから、増殖しないように普段から免疫力を高める工夫をしましょう」ってことになるんだけど、なぜか、それは絶対に言わない。 マスコミも。 「体内にウイルスを入れないなんて無理」「増殖しないように体を整えるのが基本」なんて言ったら、マスクしなくなるし、国民が本気で頑張って本当に健康になってしまうからかなあ。 |