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新型コロナウイルス感染症の脅威はどの程度? [2021年09月05日(Sun)]

 昨夜書いたブログですが、読み返してみてちょっと気に入らないので大幅に書き換えます。
 要旨はそんなに変わらないですけど。(R3.9.6  19:25)

 報道の特性として、特異な例がちょっと大きめに取り上げられたことによりインパクト強く受け止められて「よくある例」に変化して世間に流れていくということがあります。これは、新型コロナウイルスに限ったことではありません。
 
 新型コロナウイルスは私たちの生活にどの程度の脅威を与えているのか、落ち着いてみてみましょう。

 前日のブログで、現在、あなたの周りの83人に1人が新型コロナに感染しているか感染したことがある人になっていると書きました。
 では、感染した人のうち、なんらかの療養(入院、宿泊施設入所、自宅療養等。無症状者も含みます)をしている人は何人いるのでしょう?
 9月2日時点で、205,577人です。日本の人口が125,477,000人ですから610人に1人が発症しています。ただし、療養者の70%(144,000人程度)が軽症か無症状で宿泊施設または自宅療養と推測されます。
 入院している人は62,000人弱と推測されます、そのうち重症者は2,158人です。
 あなたの周りの人の2,000人に1人が入院し、あなたの周りの人の58,000人に1人が重症化しています(入院者の29人に1人)。
 これまでに亡くなった人は16,116人です。
 これまでに感染した人のうち93人に1人が亡くなっています。
 ただし、この中には「感染が理由で亡くなったわけではない人」も少なからず含まれています。なぜなら、厚労省から「亡くなったときに新型コロナに感染していれば関連死として届出するように」という通達が出ているからです。

 さらに詳しくみてみましょう。
 下のグラフは総人口に対する世代別の感染者数の割合、表は同感染者数です。

総人口に対する世代別感染者数の割合.png

世代別感染者数(累計).png
※元データは厚労省HP「新型コロナウイルス感染症」の国内発生動向

 20〜40代が多いのが分かります。
 これは、やはりこの世代が活動量や行動範囲が広いということが影響していると思います。

 一方、無防備さが年寄から指摘されることが多い10代は、感染はそんなに多くないこともわかります。
 
 では、重症化や死亡する確率はどうなのでしょうか?
 下のグラフと表は、世代別の月ごとの重症者数と死亡者数の動きを示したものです。
 40歳以下については、圧倒的に人数が少ないのでグラフ化していません。

世代別重症者数.png

世代別死亡者数.png

世代別感染者数、重症者数、死亡者数.png 
※元データは厚労省HP「新型コロナウイルス感染症」の国内発生動向

 若い世代は、人数が増えても重症者等がそれに比例して増えるようなことはなく、ほとんどが軽症か無症状で、年齢が高いほど重症化しやすいということが読み取れます。

 まとめましょう。
 新型コロナウイルスの脅威はこういうことです。

 前日のブログに書きましたが、PCR検査で陽性になる確率は4〜7%。すなわち14〜25人に1人。
 発症した人(なんらかの療養が必要と判断された人)は、610人に1人しかいません。
 普通のカゼだって、3クラスもあれば必ず1人や2人、カゼ気味の者がいたものです。職場だってそうですよね。


 流行する病気の代表格、インフルエンザだってこんな程度じゃ済まないでしょう。
 感染して入院する事態になる確率は「2,000人に1人」。
 そして重症化する人は58,000人に1人。
 カゼは万病の元と言われ、他に疾患を持っている場合など時に重症化します。
 私は、「カゼで寝込んだら一時的に全く体が動かなくなった」という人の話を聞いたことがありますし、急に亡くなったという話も聞いたことがあります。
 データはありませんが、カゼが重症化するのはこれくらいの確率であるのではないでしょうか。
 
 つまり「新型コロナウイルス感染症」は「高齢者の死亡率が高い」という個性があったために特別に名前をつけられてしまった

「カゼ」です。

 それなりに広がるけど、特に体力が落ちていなければ「ちょっと熱出た、咳出た」で終わる病気…これは「カゼ」でしょう?

 たまに特異な例(重症化)するのも「カゼ」と同じです。

 医療機関などで働く方からはお叱りを受けるかもしれません。
 でも、落ち着いてデータをみて振り返るとこういう結論になります。
 これほど「恐ろしい」と刷り込まれなければ、特定の医療機関に負担がかかることもなかったのではないかと感じます。
 新型コロナウイルス感染症は、あなたが高齢者かなんらかの基礎疾患を抱えている、または体調が悪化しているという状態ではない限り、そんなに脅威ではない病気だと言っていいのだと思います。

 まさしく「カゼ症候群」です。

 本当に守るべき人は誰なのか、その焦点を合わせればいいのだと思います。

 最後に、治療等を要する者が重症かする割合の変化を示します。

入院治療等を要する者が重症化する割合.png
※元データは厚労省HP「新型コロナウイルス感染症」の国内発生動向

 最近感染が増えていますが、重症化する割合は低くなっています。

 「デルタ株は強力だ」という見解に矛盾しています。

【注】
「205,577人のうち70%(144,000人程度)が軽症か無症状で宿泊施設または自宅療養と推測されます」の根拠は厚労省HPの資料「療養状況等及び入院患者受入病床数等に関する調査について」による。
Posted by がばめん太 at 14:41 | 新型コロナウイルス | この記事のURL | コメント(0)
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