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基本的なこと「発症」ってどういうこと? [2021年08月26日(Thu)]

 「発症」とは「体内に入った病原菌が増殖して、体がそれに反応してなんらかの症状が体に現れた状態」を言います。

 体内に異物が入れば、体内ではその異物を外に出そうとか殺してしまおうとか分解してしまおうとか反応します。
 例えば、指にトゲが刺さって抜けないでいたら、そこが赤くなって膨らんできたりしますよね。
 あれは体の持つ自然治癒力で、トゲを体外に押し出そうとしていたり、トゲに付いていたバイ菌をやっつけようと白血球などが集まって来てなどの体の反応が現れています。
 ウイルスなどが体内に入った場合も同じです。
 そもそも体内にいないウイルスが侵入して来たら、それは異物なので、白血球などが異物を退治しようと活動を始めます。
 その活動(ウイルスとの戦い)が、体に現れたのが「症状」です。
 発熱、咳、関節の痛み、腹痛など、どんな風に現れるかはウイルスやその人の体の状況によって様々です。

 私なんか、風邪をひくなど体調を崩すときにはその前触れにしばしば、以前に手術をした歯の根の部分に違和感や、軽く痛みが出たりします。
 その人の体の弱点に、病気の症状は顕著に現れるみたいだと、私はこれまでの経験でそう思います。

 このことは、学説とかでは見つけられなかったけど、例えば天候の変化や疲労の蓄積で古傷が痛み出すなんてことは昔から言われていること。
 間違ってはいないと思うんですけど。

 さて「発症」。
 これは、体内に病原菌が入って、つまり「感染」がスタートになるわけですが、感染したら必ず発症するわけじゃないですよね。
 感染しても、直ちに免疫が働いて病原菌を制圧すれば発症しないわけで。
 制圧しきれず、病原菌が増殖を重ねれば発症し、増殖した病原菌が体外にも排出されます(排出して病原菌を減らさないと自分が危ない。これも自己防衛で仕方ないことでしょ)。
 この対外に出た病原菌が、他人の体内に入るとそれが「伝染」。
 
 伝染にまで話が入ってしまいましたが、「感染」しても病原菌を増殖、つまり「発症」させなければ感染は広がらないわけです。基本的に。

 で、次は私見です。
 詰まるところ「発症しないことはもちろん大事だけど、感染しても発症させないことが何より大事」なのだと思います。(病原菌の種類にもよります。感染したらほとんど死か重症化にいたるというものなら別です)
 だって、感染してる人を完全に把握するのは不可能だし、絶対に病原菌を体内に入れないなんて不可能なんですから。

 次は「感染予防」と「発症予防」について書いてみます。
Posted by がばめん太 at 17:00 | 新型コロナウイルス | この記事のURL | コメント(0)
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