基本的なこと「感染」ってどういうこと? [2021年08月25日(Wed)]
マスコミの報道では、常に「感染者数」が使われています。
あれ〜? インフルエンザの時は「患者数」だったのになあ。 患者数を感染者数として発表している場合もあるけど、いずれにしろ「患者数(発症した人数)」だったのに。 さて、ではおさらいしましょう。 「感染」ってなんでしょうか? いろいろ調べましたが、これが一番わかりやすいようです。 公益社団法人「日本看護協会」が発行している「感染予防の基本」です。 ここで「感染予防の基本」を説明しています。 手洗、清掃、マスク、感染源に触れた時の手袋等の処理などについて書いていますが、要するに感染予防とは「病原体(菌やウィルス)を体内に入れないこと」ということです。 ということは... 「感染」とは「病原体が体内に入ること」です。 「感染者」とは「病原体が体内に入った人」です。 ちなみに「発症」は体内で病原体が増殖してそれに体が反応して何らかの症状が現れた状態を言います。発症して病院に行った人が患者です。 病原体が増殖してるので、他人にうつす可能性が高くなります。 覚えていてくださいね、「感染」とは何か、そして「発症」との違い。 マスコミがコロナに限って取り上げているのは「発症した人」ではなくて、「体内に新型コロナウイルスが入った人」なんですね。 だから、なんなの? うん、とりあえず、この段階ではここまで。 次回は「発症予防」について書いてみます。 |