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緊急事態宣言に効果があったのか? [2021年06月09日(Wed)]

 前回のブログで「3〜5月は季節の変わり目、感染者が増えるのは当たり前」と書きました。

 では、前回も提示したグラフをもう一度使って、コロナ感染者の推移と比較して見てみましょう。

 まず、大阪府。

〈大阪府の年間死亡者数の推移〉
osaka-sibousyasuu.png
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 前年10月から増え続けた死亡者は1月をピークに下がって行きますが、3月に一度増加に転じ、5月にまた減少するペースが落ちます。

〈大阪府の新型コロナ感染者数等〉
osakahukansenysya.png
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グラフの「1週間の陽性者発生率(緑の折れ線グラフ)」を見て欲しいのですが、3月まで順調に下がって行ったPCR検査者のうちの陽性者発生率は3月中旬から増加に転じ、5月初めまで増えた後、また減少して行きます。
 死亡者数の推移と似ており「季節の変わり目(3〜5月)は体調の変化に注意」という言葉に適合します。

 では、東京。

〈東京都の死亡者数の推移〉
tokyo-syasuu.png
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 東京都も大阪府とほとんど同じような動きです。

〈東京都新型コロナ感染者数等〉
toukyoutokansensya.png
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 1月にピークを迎えたPCR検査者のうちの者数は3月上旬まで減少し続けますが、3月中旬から4月下旬まで再び増加し、また減少して行きます。
 こちらも、死亡者数の推移と極めて似ています。

 では、北海道。

〈北海道の死亡者数の推移〉
hokkaidou-sibousyasuu .png
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 北海道は、寒い時期は死亡者が増えるのは大阪府、東京都と同じですが、月毎に増減を繰り返すのが特徴的で違うところです。

〈北海道の感染者数等〉
hokkaidoukansensya.png
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 北海道の場合は、減少から増加に転じるタイミングは3月上旬で他と変わりませんが、死亡者は4月にまた減少して5月に再び増えるのに対し、PCR検査者のうちの陽性者発生率は3月上旬から5月下旬まで一貫して増えています。大阪府、東京都のように「とても似ている」とは言えませんが「季節の変わり目でいったん増える」という点では共通しているでしょう。


【緊急事態宣言は感染抑制に効果があったのか?】

 東京都と大阪府の緊急事態宣言は4/25から。
 東京都は、宣言後2週間目の4/31〜5/6の週から陽性者発生率は減少に転じており、効果があったと言ってもおかしく無い。
 大阪府は、宣言の直前の4/17〜23の週から陽性者発生率が減少に転じているので、こちらは宣言とは関係ないと言ってもおかしくはない。
 北海道は5/16に宣言だが、陽性者発生率の減少は2週間以上経った5/27〜6/2の週からなので、効果があったと言ってもいい範囲だと思える。
 ということは、概ね、宣言効果で減ったと言っていいのか?

 私には、そのとおりだとは言い難い。
 緊急事態宣言とは関係ない理由で減少したという可能性も十分にあると考える。
 それが、前回の記事から指摘している「3〜5月は季節の変わり目」というもの。
 すなわち、感染者の増加は年単位で見た人の体調の変化にも一致しているから、そもそも5月中旬を過ぎれば必然的に減少に転じたはずだったという推察である。
 
 最後に年間の風邪の受信者数の変化を前回に続いて掲載します。

kaze-jyusinsyasuu.png
クリックで拡大します。

 コロナはそもそも風邪のウイルスだということはみんな知っていますよね。

 風邪は5月にいったん増える。
 「季節の変わり目は体調にご注意を」は「カゼに注意」とほぼイコール。

 やっぱり、今回の感染者の増加は、いつも風邪と同じ現象だったと思うのです。
 緊急事態宣言によって、それを証明することはできなくなってしまいましたが。
Posted by がばめん太 at 19:57 | 新型コロナウイルス | この記事のURL | コメント(0)
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