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みんなバラバラなものを食べるメリッット [2012年05月21日(Mon)]

 みんながバラバラなものを食べるとは、

給食の子、

弁当の子、

家に帰って食べる子、

売られてる弁当やパンを持ってくる子などが一緒に食べる

ということです。


 で、このことによる一番のメリットは、

親が自分の責任において自分の子の健康を守れるということです。

 別な言い方をすると、

親が自分の責任を自覚するということです。

 給食はどんなに美しく言っても、

所詮、子どもの食べる物を人任せにするということです。

 本質的に売ってる弁当やパンを与えるのと同じことです。
 (「売ってるのは危険」と言ってるのじゃないですよ。誤解されないように)

 給食にするか弁当にするか等、

親が自分の責任を自覚します。


 また、もし「給食は安全面で不安」という声が大きくなれば、

給食を食べる子が減ります。

 そうすると、給食をやっている企業は困るので安全面を強化しようとします。
(ただし、「子どもの好きな物が入ってない」という声で売り上げが落ちれば、毎日がお子様ランチみたいになってしまうわけですが。まあ、それでも、それがイヤな親は給食をやめればいいのです。)

 こうやって、親が企業をコントロールすることができます。

 
 「仕事などで忙しくてお弁当を作れないから給食はちゃんとしてくれないと」

という声もあると思いますが、

そのような人達に対してはさらに良い効果を生みます。

 みんな、給食に関心が無さすぎです。

 みんな同じ物を食べてるから、無関心で居られますが、

バラバラになったら、他の子がどうしてるのか気になるでしょう。

 お金を払って食べさせている給食がどんな内容で、

どんなふうに作られているかきっと関心がわくはずです。

 それは、先ほどの給食を請け負う企業をコントロールすることや、

親自身が責任を自覚することにつながっていきます。


 こんなふうに、給食の民営化で生まれるデメリットをメリットに変えて行くことができます。


 ついでに言うと、給食の滞納問題もほぼ解決します。

 給食を.食べるには、給食を作っている企業(委託であれば自治体)と

契約を結ばなければなりません。

 そうなると「食べてるのに払わない」という理屈は成り立ちません。

 また、昼食の選択肢が広がるわけですから、

払わない人には「他の方法で子どもに昼食をとらせてください」と言えるわけです。


 さて、どんなものごとにもメリットがあれば デメリットがあります。

 例えば、本当に子どもに関心のない親がいて、

給食費は払わないし弁当も持たせないということがあるかもしれないです。

 しかし、それは「虐待」という別次元の問題で

「給食」の範疇で解決できるものではありません。 
 

 給食費よりさらに少しだけ安い、

毎日「コンビニお握り2つだけ」という事例もあるかもしれません。

 それについては、学校栄養教諭の出番でしょう。


 「みんな食べている物が違う」というごく普通な状態に戻すことで

現状とこれから生まれると思われる問題を

解決することができるのです。


 早めに少しづつ取り組んでおかなくちゃならないですね。
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