CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

«二本松市の今 最終回 | Main | 子どもたちを守るために»
fxwill.com
最新記事
カテゴリアーカイブ
<< 2022年05月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
最新コメント
野田真美
陳情は不採択になりました 第2回 (03/18) 非営利自治支援事務所Pucca
陳情は不採択になりました 第2回 (03/17) 野田真美
陳情は不採択になりました 第2回 (03/16)
月別アーカイブ
自治体が学校給食事業から撤退したら? [2012年05月18日(Fri)]

 自治体が学校給食事業から撤退するケースは2つあります。

 一つは、全く完全に手を引き、

企業が自由に参入する、学校給食という形式のみを残すケース。

 もう一つは、自治体が学校給食を提供するという形式のまま、

献立作成、食材発注、調理などの全てを委託先に任せるケース。

 この場合、5年くらいの間隔で新たな委託先を決める入札を行うことになるでしょう。
(苫小牧で考えれば、こちらの方の可能性が高いでしょう)


 前回のブログに書いたとおり、

見かけは十分な給食は作れますから、

どちらの方法でも「価格勝負」になることは間違いありません。

 そうすれば、競争力に勝る大きな企業が勝ち残ることは間違いありません。


 例えば、苫小牧の第1給食センターの調理部門を受託している東洋食品。

 学校給食の受託シェアは全国一です。

 その他、官庁、企業の食堂やレストランも経営していますから、

独自の食材購入ルートも持っているでしょう。

 それに調査能力もばっちりです。

 ぱくぱく給食プロジェクトも、

確か第1センターの受託企業が決まる前だったと思いますが、

面談を申し込まれましたからね。

 おそらく「うるさい市民団体はいないか」という調査だったんでしょうね。

 会談の席ではそんな素振りは見せませんでしたが。

 受託に自信があったんでしょうね。


 話が横道にそれましたが、

そんなわけで大手が勝ち残るわけです。


 価格勝負になると、当然人件費は圧縮されます。

 圧縮されるとそこで働く人のモチベーションが下がります。

 岩見沢で昨年起きた事故は、

施設の古さではなく働く人のモチベーションの低下だと思います。
(それは、表に出ないんですよね。証明するのは難しいから)

 食材もより安い物を選ぶ方針が強まるでしょう。

 ミートホープ事件を思い出してください。


 最初に示した2つのケースの両方が、

献立を立て、食材をチェクする栄養士が給食を提供する企業内に取り込まれています。

 歯止めをかける人がいません。


 働く人のモチベーションの低下は外からは見えません。

 食材の質がどうなっているのかも分りません。

 見かけはいつもどおりの給食です。

 そして、安いです。

 子どもは美味しそうに食べています。
 (だって、みんなで食べる楽しさは味を凌駕します)

 
 経費のかからない給食を実現するために同時に得るのは

安全面で危険性が拡大した給食です。
(建物が最新式でも動かすのは人間です)(癒着という危険性もあるかも?)


 さて、私たちはどうやって子どもたちを守って行けばいいでしょうか?

 
(追記)

 視点を追加すると、

現在給食に食材を入れている地元企業も徐々に排除されて行くでしょう。

 地域とつながりのない給食になって行く可能性がありますね。
トラックバック
ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにトラックバックした時点で本規約を承諾したものとみなします。
この記事へのトラックバックURL
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント