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がれき問題は目くらましだと思う。 [2012年05月04日(Fri)]

 がれきの受入れに関して、あちこちで問題になっていますね。

 被災地を助けるために受入れたい、

子どもたちの将来が不安だから受入れたくない。

 二つの意見の対立は、

両方とも善意から生まれています。

 情報も錯綜していて、どれが本当か分りません。

 当然(と言えてしまうのが悲しいですが)、政府は信用できません。

 ネットで扇情的なコメントを出す人達も同じように信用できません。

 
 さて、ここで政府(というより権力者)のこれまでのやり口を

簡単に時間をさかのぼって見てみましょう。


 地方分権と言われて久しいですが、

戦後、アメリカは、日本の中央集権制(国が絶対)を壊そうと

その権力の源となる税金や統治システムの権限を

地方自治体に分配しました。

 でも、それは中央政府(国)の手によってじわじわと崩されて行き、

結局は中央政府が権力と金を持ち

地方がそれに従うという図式に変えて行きました。

 じっくり、時間をかけて。

 そのために、日本の民主主義は内面的には育たなかった。

 だから、今、とても苦労しています。


 消費税を思い出してください。

 消費税も、何回も自民党から案は出ては引っ込み、

それを繰り返して、国民の感覚を麻痺させて、

結局は成立させました。


  原発もそうです。

 原子力に関する学会がもめてる中で、

先に予算をつけて学会に言うことをきかせ、

その後は、各種博覧会などで「原発は平和、未来」とアピールし、

いつまにか原子力に対する抵抗感をなくしていったのです。

 原発が立てられた自治体が、

立地交付金という麻薬から逃れられなくなっているのは、

まさしく中央による支配の構図そのものです。


 こういう仕掛けは、枚挙にいとまがないと思います。

 さまざまな目くらまし。

 直近の問題を大きく見せて、本当のねらいを見えなくする。


 今、がれき問題は「私のまちには持ち込ませない」

ということに注目が集まっています。


 でも、がれきは「燃やさない」「埋めない」限り、

あなたのまちで受入れなくても、

いずれ、あなたのまちへやってきます。

 別な製品になって。

 (ここでいうがれきは、単純に言えば福島県内のものを除きます)
  
 それが、学校や保育園などで使われることでしょう。

 そのとき、今、学校給食で「食材検査をしてほしい」といっているように、

建材その他製品のチェックをしろと求めるのでしょうか?

 食品のように一筋縄ではいかないでしょう。


 私の思い過ごしでしょうか。

 がれき受け入れで揉める市民を見ていて

ほくそ笑む人達がいると思えてなりません。
(小さな会社の人達ではなく、もっと大きな力を持つ一部の人)


 がれきはめくらましだと思います。

 行政のスピードは、

私たちが求める部分では遅いのに、

求めていない部分ではとても早いのです。


 権力を持つ人は、

大きな目標を定めれば、

それを小出しにして国民の反応をうかがい、

初めは「実現すれば儲けもの』のような案を出して、

抵抗があれば「じゃあこの程度にします」と譲歩したような顔をして

実はもともとねらっていたレベルの目標を実現します。

 そして、国民の関心や意見が割れるような

アドバルーンを揚げ、分散させます。

 常套手段です。

 本当に上手です。.

 勝てません。


 がれき問題はなぜ発生したのか?

 原発が存在したからです。

 がれき問題に触れるなとは言いません。

 がれき問題に関して税金の使い方を怪しんだり、

利権関係を調べたり、

あらかじめ土壌のサンプルをとっておくなどは大切だと思います。

 でも、脱原発を願う人たちががれきによって二分されたり、

脱原発に向けて行動する人達が

「変わった人たち」となってしまう事態は避けたい。


 私は、権力を持つ人達の本心は「続原発」に尽きると思うので、

市民が「脱原発」と「核燃料再処理の中止」、

そして「原発が事実上作れなくなるような法制度の制定」という

根幹的な部分に向けて力を集中すべきだと思っています。

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