2012年からの変化
[2019年05月28日(Tue)]
2012年KIZUNA農園を購入した当初の様子ですが、
牧草が広がっていました。10ヘクタール中7ヘクタール
近くが牧草だったと思います。
ウカヤリ州にある牧草の多くはブラジルで
品種改善されたBrachiaria decumbensです。
成長が早く、乾季に強く、驚くほど生命力に強いです。
家畜業には向いているかもしれませんが、この様な場所で
除草剤やトラックー無しで、農業や植林をやろうと思うと
多くの苦労に直面します。
草刈り作業を行っても、雨季では3〜4週間で
元通りになります。常に牧草とケンカする形での
農業となってしまう上、最終的には牧草負け
するケースが殆どです。
我々は2012年から様々なアグロフォレストリーの
やり方を試してきました。
中でもサッチャインチを最初の3年間スターターとして
使うやり方には大きなポテンシャルを感じていますが、
牧草のコントロールが大きな課題です。
以前サッチャインチのアグロフォレストリーを
行った場所です。ここではサッチャインチの間に
成長の早いBolaina (Guazuma crinita)や
Pashaco (Schizolobium parahybum)を
植えた場所です。
これらの木は確かに成長は早く、経済効果が期待
出来ますが、樹頭が薄いため日差しが入り込んで、
牧草を弱らせる効果が小さいです。
木材や果物としての経済価値は少ないが
樹頭が大きく広がり、たくさん葉っぱを
落とすGuaba(Inga edulis)を多く
混合しました。
このGuabaは成長が早く、土壌を改善する作用を持ち
(空気中の窒素を取り入れる作用+根が土壌を柔らかくする)、
葉っぱがたまると自然のコンポストが出来ます。
牧草は日陰に弱く、Guabaを植えてから2年で少しずつ
弱くなっていきます。
日陰と葉っぱによって
弱弱しくなっている
牧草の様子です。
Guabaを植林してから
約4年が経過した様子です。
この一帯にはGuabaと一緒に
‐ Bolaina blanca
‐ Shihuahaco
‐ Lupuna
‐ Pashaco
‐ Capirona
‐ パンの木
‐ Anona
‐ Neem
‐ アサイ
などなどを混合しています。
植林を始めた当初の様子です:
https://blog.canpan.info/pucallpa/archive/834
牧草が弱くなってくれたお陰で
Sacha papa(ヤマイモ属)が自然に
姿を見せる様になりました。
ここまで土壌が回復すると、やっとアマゾンの薬草やハーブを栽培出来るようになりました、やっと自分たちがやりたかったことが出来ます
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