伝統料理コンテストA
[2014年11月06日(Thu)]
開会式、大会の目的、料理を作っている様子は次のリンクで見れます:
https://blog.canpan.info/pucallpa/archive/820
各村の代表は3人の審査員の前で
5分間料理の説明を行い、短い
試食タイムがありました。
説明を通じて、自分たちのアイデンティティを
強調しました。ほぼ全員、ケチュア語で話しましたので
ケチュア語からスペイン語、スペイン語から日本語と
2回通訳する必要がありました。
2回通訳が入った影響で思った以上に審査の時間が
かかりました。
穀物や芋を中心とした
伝統料理ですが、
アマゾンや海岸地帯のものとは
全然違っていました。
クイ(テンジク・ネズミ)はアンデスでは
お祝いなどに出す習慣があるため、今大会でも
目立ちました。
アンデスは芋の原産地でもあり、
3千種類以上あると言われています。
フライにするもの、茹でて食べるもの、
乾燥させて消費するもの、などなどあり、
今大会でも欠かせない食材となっていました。
続いてはいくつかのコミュニティーの様子を
写真で紹介したいと思います:
審査員が料理の味見をしている様子です。
今大会では料理の味より
「伝統をいかに伝えられるか」かが
柱となっていましたので、試食タイムは
短かったです・・・
僕はずっと通訳をしていましたので、
大会が終わるまで食べることが
出来ませんでした(涙)。
プカルパのT技師も喜んで
料理を味見していました。
「アマゾンでは見られない食材が多いね」と
感心していました。
授賞式の様子です。
T技師は「遠い所から来たコミュニティーも多く、
一生懸命頑張っていたので、個人的には
全員に賞をあげたかった」とコメントしていました。
僕も同じ思いでしたが、参加者たちは
「自分たちの伝統やアイデンティティを
強調出来る場が少ないからこの様な素晴らしい
大会に参加出来ただけでも光栄だよ。
今回は第1回だったけど、今後も続けてほしい」と
コメントしていました。
今大会で優勝した
AMARU村の代表の挨拶です。
彼女は感激のあまり、全員に
ハグをし始め、賞金をもらうのを
忘れていました。
大会が終わって撮った
記念写真です
この料理コンテストは様々な「学び、喜び、反省」を残してくれました。個人的に参加者たちの強い努力と意欲が伝わって来ましたので「継続的に開催できればいいな〜」と思っています。それから、プカルパでも対象農家たちと「サッチャインチを中心とした料理コンテスト」を開催すれば、みんなの横のつながりやプロジェクトに参加するモチベーションが上げられるのではないかと思う様になりました。
勝ち負けよりも、「自分たちの文化が大切にされている」と言う喜びが参加者たちから強く伝わり、そんな気持ちはみんなの純粋な笑顔に表れていました〜・・・
https://blog.canpan.info/pucallpa/archive/820
各村の代表は3人の審査員の前で
5分間料理の説明を行い、短い
試食タイムがありました。
説明を通じて、自分たちのアイデンティティを
強調しました。ほぼ全員、ケチュア語で話しましたので
ケチュア語からスペイン語、スペイン語から日本語と
2回通訳する必要がありました。
2回通訳が入った影響で思った以上に審査の時間が
かかりました。
穀物や芋を中心とした
伝統料理ですが、
アマゾンや海岸地帯のものとは
全然違っていました。
クイ(テンジク・ネズミ)はアンデスでは
お祝いなどに出す習慣があるため、今大会でも
目立ちました。
アンデスは芋の原産地でもあり、
3千種類以上あると言われています。
フライにするもの、茹でて食べるもの、
乾燥させて消費するもの、などなどあり、
今大会でも欠かせない食材となっていました。
続いてはいくつかのコミュニティーの様子を
写真で紹介したいと思います:
審査員が料理の味見をしている様子です。
今大会では料理の味より
「伝統をいかに伝えられるか」かが
柱となっていましたので、試食タイムは
短かったです・・・
僕はずっと通訳をしていましたので、
大会が終わるまで食べることが
出来ませんでした(涙)。
プカルパのT技師も喜んで
料理を味見していました。
「アマゾンでは見られない食材が多いね」と
感心していました。
授賞式の様子です。
T技師は「遠い所から来たコミュニティーも多く、
一生懸命頑張っていたので、個人的には
全員に賞をあげたかった」とコメントしていました。
僕も同じ思いでしたが、参加者たちは
「自分たちの伝統やアイデンティティを
強調出来る場が少ないからこの様な素晴らしい
大会に参加出来ただけでも光栄だよ。
今回は第1回だったけど、今後も続けてほしい」と
コメントしていました。
今大会で優勝した
AMARU村の代表の挨拶です。
彼女は感激のあまり、全員に
ハグをし始め、賞金をもらうのを
忘れていました。
大会が終わって撮った
記念写真です
この料理コンテストは様々な「学び、喜び、反省」を残してくれました。個人的に参加者たちの強い努力と意欲が伝わって来ましたので「継続的に開催できればいいな〜」と思っています。それから、プカルパでも対象農家たちと「サッチャインチを中心とした料理コンテスト」を開催すれば、みんなの横のつながりやプロジェクトに参加するモチベーションが上げられるのではないかと思う様になりました。
勝ち負けよりも、「自分たちの文化が大切にされている」と言う喜びが参加者たちから強く伝わり、そんな気持ちはみんなの純粋な笑顔に表れていました〜・・・
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