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ペルーアマゾン便り

南米ペルーのアマゾン地域でNPOアルコイリスが行っている国際協力事業を中心に報告するブログリポートです。対象地域はペルーの中央ジャングルにあるウカヤリ州で、主にアグロフォレストリーを中心とした、コミュニティトレードと伝統植物の活用促進を目的としています。
このブログではNPOアルコイリスの活動と自分が参加している日系社会、それからペルーの情報を記載しています。


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伝統料理コンテストA [2014年11月06日(Thu)]
開会式、大会の目的、料理を作っている様子は次のリンクで見れます:
https://blog.canpan.info/pucallpa/archive/820


IMG_5722.JPG
各村の代表は3人の審査員の前で
5分間料理の説明を行い、短い
試食タイムがありました。

IMG_5689.JPG
説明を通じて、自分たちのアイデンティティを
強調しました。ほぼ全員、ケチュア語で話しましたので
ケチュア語からスペイン語、スペイン語から日本語と
2回通訳する必要がありました。
2回通訳が入った影響で思った以上に審査の時間が
かかりました。

IMG_5709.JPG
穀物や芋を中心とした
伝統料理ですが、
アマゾンや海岸地帯のものとは
全然違っていました。

IMG_5715.JPG
クイ(テンジク・ネズミ)はアンデスでは
お祝いなどに出す習慣があるため、今大会でも
目立ちました。

IMG_5679.JPG
アンデスは芋の原産地でもあり、
3千種類以上あると言われています。
フライにするもの、茹でて食べるもの、
乾燥させて消費するもの、などなどあり、
今大会でも欠かせない食材となっていました。

続いてはいくつかのコミュニティーの様子を
写真で紹介したいと思います:

IMG_5727.JPG

IMG_5711.JPG

IMG_5735.JPG

IMG_5764.JPG

IMG_5752.JPG

IMG_5750.JPG
審査員が料理の味見をしている様子です。
今大会では料理の味より
「伝統をいかに伝えられるか」かが
柱となっていましたので、試食タイムは
短かったです・・・
僕はずっと通訳をしていましたので、
大会が終わるまで食べることが
出来ませんでした(涙)。

IMG_5740.JPG
プカルパのT技師も喜んで
料理を味見していました。
「アマゾンでは見られない食材が多いね」と
感心していました。

IMG_5772.JPG
授賞式の様子です。

T技師は「遠い所から来たコミュニティーも多く、
一生懸命頑張っていたので、個人的には
全員に賞をあげたかった」とコメントしていました。
僕も同じ思いでしたが、参加者たちは
「自分たちの伝統やアイデンティティを
強調出来る場が少ないからこの様な素晴らしい
大会に参加出来ただけでも光栄だよ。
今回は第1回だったけど、今後も続けてほしい」

コメントしていました。

IMG_5787.JPG
今大会で優勝した
AMARU村の代表の挨拶です。
彼女は感激のあまり、全員に
ハグをし始め、賞金をもらうのを
忘れていました。

IMG_5797.JPG
大会が終わって撮った
記念写真です


この料理コンテストは様々な「学び、喜び、反省」を残してくれました。個人的に参加者たちの強い努力と意欲が伝わって来ましたので「継続的に開催できればいいな〜」と思っています。それから、プカルパでも対象農家たちと「サッチャインチを中心とした料理コンテスト」を開催すれば、みんなの横のつながりやプロジェクトに参加するモチベーションが上げられるのではないかと思う様になりました。

勝ち負けよりも、「自分たちの文化が大切にされている」と言う喜びが参加者たちから強く伝わり、そんな気持ちはみんなの純粋な笑顔に表れていました〜・・・

IMG_5565.JPG



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