AYAHUASCA
[2011年02月11日(Fri)]
ライン作業長が知り合いで栽培していたアヤワスカと呼ばれる植物を発芽させ、近々モデル植物農園に植える予定です。アヤワスカの学名は「Banisteriopsis caapi.」で、ペルー、ボリビアなどの先住民族の言語であるケチュア語で、「魂のつる」、「死者のロープ」という意味を持っています。
南アメリカのアマゾン川流域に自生するつる植物で、服飲すると、嘔吐を伴う強力な幻覚作用をもたらします。主にアマゾン西部の先住民族がシャーマニズムの儀式や民間療法、宗教儀式などに用いられています。
最近の研究では気分を調整する神経伝達物質であるセロトニンの再取り込み部位の増加を確認し、抗うつ薬と同様の効果が得られることが示唆されています。
ライン作業長が持ってきた
アヤワスカの種です。
アヤワスカの種です。
1ヶ月前に発芽させたアヤワスカです。
環境によってまちまちですが、アヤワスカの場合、植えてから約3年で収穫できるそうです。ペルーでは数年前まで、自生しているものだけが使用されていましたが、自生アヤワスカを保護する法律ができ、栽培し始めた人が増加しました。
アヤワスカの幹です。
幹を切ると綺麗な花模様が現れます。