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【開催報告】11/18 NPOと行政の協働環境自己採点セミナー@山口 [2008年12月04日(Thu)]
去る11月18日に宇部市シルバーふれあいセンターにて
「NPOと行政の協働環境自己採点セミナー」が開催されました。
《主催:NPO法人やまぐち県民ネット21 共催:IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所 日本財団 CANPAN 協力:やまぐち県民活動支援センター》

日時:2008年11月18日(火曜)13:00〜16:30
会場:宇部市シルバーふれあいセンター 3階 第3講座室
主催:NPO法人やまぐち県民ネット21
共催:IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所 日本財団 CANPAN 
 協力:やまぐち県民活動支援センター
 後援:山口県 宇部市
参加者:22名

内容:
《講演/報告》

「協働のしやすさとは?第3回協働環境調査で見えてきたこと」
 川北秀人さん(IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所])

「協働を促すためのNPO・行政の情報開示はどうあるべきか?」
 荻上健太郎さん(日本財団CANPAN)



《ワークショップ》

「協働しやすさを高めるために〜協働の『?』質問集づくり」



【作業内容】
(1)個人
・「協働環境調査シート」に自分の自治体について記入して採点する。
(2)グループ
・お互いの自己採点結果を共有する。
・近隣の自治体ごとにグループをつくり、A3用紙に、「行政の課題と対策」「市民の課題と対策」を書き出してみる。
・「行政が急いで実現すべき課題3項目」「市民が急いで実現すべき課題3項目」「質問2つ」をまとめる。
(3)全体
 グループごとに話したことを発表する。


【発表・ワークへのご質問・ご意見】

○行政が急いですべきこと
・窓口の充実(できればワンストップサービス)。
・職員の意識啓発と研修の充実。
・縦割り体制の改善。
・職員の意識改革。
・協働のための体制づくり。
・団体のネットワークづくりの支援。
・基本的な情報公開(窓口情報なども)をもっとしっかり。
・職場内研修の充実。
・スピードのある対応(回答が出たころには次の案件が発生している)。
・職員(特に管理職)の意識改革。
・仕組みを変える。
・窓口を整備する(市民からの提案をきちんとつなぐ)。

○市民が急いですべきこと
・ネットワークを広げること、強化すること。
・活動と支援をもっとアピールする。
・積極的に発案、発信する。
・自発的なネットワークづくり。
・行政への提案をもっと積極的に。
・はっきりした目的をもって活動する。でないと活動の継続性も担保できない。
・市民自身の自立意識をもっと。
・提案力をもっとつける。思いだけではだめ。
・情報発信力をもっとつける。

○質問
・市民への有効なPR方法は?
・カリスマをもった人は必要か?
・佐賀市の体制はどうやってできたのか?


主催者から一言:

 終了後すぐに「来年度もある?」など質問を受けるほど、大好評のセミナーでした。
NPOの方は、自分の自治体の協働しやすさを自己採点しようとして初めて、自治体のことを知らない自分に気づかれたのではないでしょうか?
 また行政の方は、制度や体制を整備しつつあっても、市民にどれだけ行政の情報が伝わっていないかがわかり、情報開示の重要性をあらためて感じられたのではないでしょうか?
 「地域の未来のために、本当に必要なことを実現できるように、全力を尽くす」という講師の川北さんの言葉がありました。セミナーで学び気づいたことを、1つでも現場で活かしていきましょう!

○参加者アンケートから、心に残ったこと・学んだこと・気づいたこと
・各分野の窓口・担当職員を公開している佐賀市の事例について参考になった
・市民活動団体から見た行政について聞くことができてよかった
・自分の自治体をもっと知りたくなった。本市の担当者と知り合えたこと
・協働環境採点表は協働の相手先と一緒にやってみたい
・協働の進め方を内部でだけ考えていたせいか、視野が狭くなっていた気がする
・最終的には現場の一人の力が大きい、ということに勇気をもらった


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