12月16日(月)、湯田地域交流センターで大人11人、子供8人で行いました。
ぽれぽれでの味噌作りが恒例になって何年にもなります。
「味噌を自分の手で作る」なんて、初めての人にはとてもハードルが高く感じられます。私もそうでした。
でも、みんなで作る場があると、なんだか気持ちも軽く、ちょっとやってみようかな、という気になります。
やってみると作業は単純です。


しっかり柔らかく茹でた大豆を潰し、塩と麹とよく混ぜ合わせ、消毒した容器に詰めていくだけです。
そのまま半年くらい寝かせると世界でひとつだけの味噌になります。
手作り味噌は本当に美味しいです。
こんなに美味しいなんて、まさに手前みそ。なんでこんなに美味しいか・・・
自分の手の菌がしっかり入るから?みんなと作るから?思いが込められてるから?材料にこだわるから?
理由はたくさん考えられます。
日本人の生活には欠かせない麹菌と発酵食品。最強の組み合わせを今年もまたたくさんの仲間と仕込むことができました。
ぽれぽれの味噌作りには、毎年初めて作る方が参加されます。新しい発見、食生活の見直し、多くの気付きを得て、リピーターがたくさん。
そしてぽれぽれの味噌作りには美味しいお昼ご飯が名物です。野菜をひとり1種類持ち寄り、具だくさんのお味噌汁を中心に持ち寄った食材でごちそうが並びます。

食材を見てメニューをその場で考えるWさんの手際と愛情御膳にみんな舌鼓。
もうひとつ、忘れてはならないのが、絶品米麹を提供してくださる、阿東の吉松さんの存在です。
地域にこういう素敵な方がいてくださるから、私たちの美味しい味噌が育つのです。
アレルギーっ子にいいものは、万人にいいはず。日本が誇る味噌もそのひとつです。
五月の蔵出しが楽しみ。来年の味噌作りも今から楽しみです。