親子で挑戦♪簡単ポリ袋クッキング レポート [2018年08月16日(Thu)]
レポート遅くなりましたが…
6月24日山口市宮野地域交流センター調理室で「親子で挑戦♪簡単ポリ袋クッキング」を行いました。 会員親子2組(大人2名子供4名)、会員さん3名の参加でした。 去年、一昨年とポリ袋クッキングをやってきましたが、これなら簡単だから親子で一緒に防災を考えながら、アレルギーっ子にとってはなかなか参加できない料理教室的なこともできるんじゃないかな。と考えたこの企画。 4人のお子さんも参加して賑やかに楽しく開催する事が出来ました。 まずは、みんなで自己紹介。 自分の名前と自分のアレルゲン言えるかな? まだ会ったばかりで恥ずかしがりながらもご挨拶してくれました。 災害時、避難所や配給、炊き出しの時、自分が何を食べられないのかちゃんと伝えられるようまずは子供自身がアレルギーについて理解し周りの人に伝えられるよう。練習しておくことも必要かなと思います。 それから、最初はご飯を炊くことから。 お米とお水をポリ袋に入れて混ぜ合わせてから、空気を抜きながらクルクルっと袋を絞っていき、上の方で結びます。 これで準備OK! 災害時には水はとても貴重です。今回はお米は洗わずしっかり浸水させました。 水の代わりに緑茶とトマトジュースでもご飯を炊いてみます。 ![]() おかずも作ります。 キャベツと魚の缶詰を合わせた物。 切り干し大根とツナ缶とノンエッグマヨネーズ。 などなど。 それからデザートは小豆缶とみかんの缶詰で羊羹とゼリー。 米粉の蒸しパン。 どれも材料を用意してポリ袋にいれてお鍋で茹でるだけ。 今回は包丁も使わずキャベツは子供たちがビリビリとちぎって、 親子で協力して袋の空気をぬいて結んでいきます。 ![]() アルファ化米も作ってみました。パラパラに乾燥したのお米にお水を入れて。 美味しいご飯になるのかな?? アレルギー対応のレトルト食品石井食品さんのハンバーグとミートボール。SN食品さんの根菜汁も一緒にお鍋で温めました。 お鍋に入れたら、出来上がりを待つ間にみんなで新聞紙や広告でお皿やコップ、スリッパを作ってみました。 紙の大きさを工夫して自分サイズのスリッパを作って履いてみたり。 みんな楽しんでたくさん作ってくれました。 災害時お水がない時はお皿も洗えません。 紙で作ったお皿やコップにラップやポリ袋を被せて使えばお皿洗いの必要もありません。 ポリ袋クッキングで作ったらそのままお皿の上にポリ袋を拡げたらOKです。 それから、周りの人にアレルギーを伝えるためのキーホルダーも作ってみました。 今回はアレルギーっ子の旅する情報サイトCATさんの作られたアレルギーマークをダウンロードさせていただき、カラーコピーしたものをハサミで切ってお母さんと話し合いながらアレルゲンを書き込み。裏には連絡先など。 防災リュックにつけたり。ふだんからカバンに付けてもいいかもといろいろな大きさで作っていました。 避難所などでいつも親子一緒にいられるとは限りません。 自分でアレルギーを伝えることが出来ない小さいお子さんにはこういったアレルギーを周りの人に伝えるツールも準備しておくといいと思います。 ![]() 出来上がったら、みんなで試食です!! ![]() みんなで作ったお皿も使って、ポリ袋で作ったご飯やおかずをとりわけて。 ポリ袋でこんなに簡単にごはんが出来るんだね~。 家にあるものでいろいろためしてみよう!! と、いろいろおしゃべりしながらおいしくいただきました! 防災って難しく考えがちですが、こうしてみんなでいろいろ考えながら楽しみながら、いざというときのための準備をすれば、子供たちとも防災について話し合える機会になるし、我が家の備蓄を見直すきっかけになるといいなと思います。 6月には大阪で地震、先月は西日本豪雨災害もありました。 アレルギーっ子の家族からのSOSも実際にありました。 いつどこで災害があるか分かりません。 何もない平時に家族で防災について話したり、何が必要か見直したり、しっかり備えをしておきましょう!! |
Posted by
田辺
at 20:30