ポポメリーはがんに向き合う山口の団体です。
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12月23日(水曜日)オンライン座談会を開催しました。(31回目)
10時から11時40分までZoomproを使用して開催。
参加人数5名 (役員3名、参加者2名、内、他県2名)
今日の話題
「今年一年どうでした?」
「薬の管理どうしてます」
「かかりつけ薬局を決めていますか」
今年最後のポポメリー座談会でした。今年の振り返りと共に今回のお話の中心は、薬の話し集中しました。病院にかかると薬局に関わりが大きくなりますね。なかなか付き合い方は難しいです。
ここでまとめてみました。
・薬手帳は複数持たずに1つにする。
・病院に受診時は必ず持っていく。
・かかりつけ薬局・契約薬局を持つこと。
・診察した時には薬の残薬を持っていき医師に残薬の相談をする。
その他の意見として
薬局で相談すると薬局から医師への相談料をして徴収されるといった話、ケアマネなどが相談を聞いてくれる薬局の存在するといったこと、無料相談場所から、必要な情報へナビゲートしてくれる薬剤師もいたりします。薬剤師が家庭の事情を知っているとも便利といったご意見もありました。薬局にもよりますが、在宅医療に取り組んでいる薬局の中には、施設や自宅を訪問して、薬剤管理や服薬の支援を行うところもあります。緊急の時には時間外対応をされるところもあります。患者としては、調剤薬局と院内薬局の違い知りたいところですね。プチ情報にはポイントカードの使えるところなどいろいろ知ればお得なことも…。
いずれにしても、薬剤師さんと話しやすいとアドバイスを受けることもできますので、かかりつけ薬局があることは継続治療が必要ながん患者にとっては必要ですね。
お時間のある時に今一度薬手帳の中身を整理しておくといいですね。
救急車で運ばれたときの自分のためだけでなく、同居していない家族が知らない情報も薬手帳から分かるようにしておけるといいですね。
《お薬手帳に書かれていること》
いつも携帯しましょう。災害・事故・急病時に適切な処置がすみやかに受けられます。出張や旅行にも持っていきましょう。
副作用歴・アレルギーの記録・既往歴・検診記録・検査の数値の記載欄
「医薬品副作用被害救済制度」について
《薬に関する気になる情報》
「救急サポート安心キットの無料配布」ってご存じですか?
山口市では、65歳以上の高齢者(一人暮らしや高齢世帯等)で健康上不安がある方などに山口市高齢福祉課申請して市町が必要を認めた場合、キットを受け取ることができます。
救急サポート安心キットには、同時配布された緊急時安心情報シートの他、本人の顔写真(本人確認ができるもの)、本人の健康保険証(写)、診察券(写)、おくすり手帳(写)、お薬の説明書(写)などをいれておくことで、急な体調不良で救急搬送になった時にその情報を救急隊が本人の代わりに搬送病院に持っていくことができます。(詳しくは山口市高齢福祉課へ)
1年の振り返りはそれぞれありますが、ポポメリーがオンライン座談会をしてみて感じたことは、コロナ禍の不安に陥る中、オンラインを通じて話せることのありがたさを感じました。がんに向き合う団体としてまた来年も継続してオンライン座談会や情報配信、啓発活動などをしていきますので今後ともよろしくお願い致します。
1月の予定は
オンライン座談会(夜の部)2021年1月7日(木曜日)21時から23時までとなります。
※第一日曜日が2021年1月3日のため、リアルとオンライン座談会は中止します。