ポポメリーはがんに向き合う山口の団体です。
10月28日(水曜)オンライン座談会(昼の部)21回目
10時から11時30までZoomproを使用して開催。
参加人数6名 途中参加あり(役員3名、参加者3名、内、見学者1名、他県2名)
本日の話題。
「大人になって絵本読みました」
「近況知らせてね」「治療の経過報告します」
「見学来られてます」(赤い羽根共同募金会)
10月はピンクリボン月間。そこで乳がん検診推進のお話をしようと思っていましたが、急遽話題をシフトしました。子供と一緒に参加できる座談会。オンラインで繋がるときに、子育て中のママは座談会に行くことも大変です。この子と一緒に行けるかしらなどなど…お困りのこともありますね。この日はたまたま画面の前に来てもらった子供さんのために絵本を準備してお話開始。
絵本のタイトルは
【たいせつなこと】マーガレット・ワイズ・ブラウン さく
レナード・ワイスガード え
うちだややこ やく

私にとって大切なことって何だろう…
あなたにとって大切なことって何だろう…
一人一人の大切なものがあると思います。
そんなことを問いかけてくる
この絵本に最後の文字は
あなたが あなたで あること物語の最期を聞きたくない方もあるでしょうが、物語の最後は
大切なメッセージが書いてあります。たいせつなことですね。
急に読んでしどろもどろでしたが、絵本の世界はシンプルで端的でそれでいて伝わる。
そんな力があるように思います。子供と参加することで描写の中にある小さな虫や注目している点が大人と違いこれもまた発見や見方の誓いに関心が集まる。絵本の見方は一つではないなと感じたことでした。感性が豊かにあることで、いろんなことにきづけますね。
お礼に持ってきてくれた本のタイトルがまた良くて、ニッコリ笑顔で見せてくれた本のタイトルは【ありのガトー】とってもほっこりした時間を過ごせました。
絵本読みの後は近況報告。
近況報告の中には、日常の他愛もない話もありますが、治療経過の報告ももちろんあります。治療経過や治療が一段落したなどの報告をしあえると、一つ一つ一人一人が、がんに向き合っていることを感じます。自分で向き合ってきたことの道のりにはその人にしかわからない苦労もあります。そんなことを含めて大切なことは自分が自分であることなのかもしれませんね。
この日は赤い羽根共同募金会の方の見学参加を頂きました。見学方法は、傾聴という形でのご参加でした。コロナ禍でもできる活動にご参加いただけましたことは大変嬉しく思っています。
当初計画した座談会方式と違うことから、いろんな可能性を見出し、地域でできる社会貢献事業に繋げられるよう努力いたします。この活動が、次年度の計画している身近でできるがんピアサポートを広める活動に繋げられることを活動報告と致します。