ポポメリーはがんに向き合う山口の団体です。
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7月8日(水)10時からオンライン座談会を開催いたしました。
プレ座談会も合わせると4回目。参加者は全員で6名でした。
今回もテーマは特にセッティングなしで、
その日の話題で始まりました。
今回の話題ではそうですねたくさんあったので
どの話題をここに残しましょうか。
話題の中からチョイスして今回は脱毛の記事を書きますね。
がんになるとやはり日常生活は健康な時とは一変します。
時に手術後の治療では状況により身体的にきついものもありますが、精神的にきついと日常生活には大きく影響します。
前回の座談会の話題にもありましたが、
外見=アピアランスは精神状態に大きく影響して
日常生活では人目を避けたくなります。
治療に前向きになれる瞬間もあればなれない時も
まるで乙女心のようにくるくる変わり繊細です。
これは女性だけでなく男性にももちろん
ありますのでこのことの理解も必要です。
男性だから必要ないでしょうという考え方は捨てましょう。
抗がん剤が始まる前から脱毛に悩み、
髪の毛を失う物悲しさを胸の内に秘めるのです。
なのでウィッグを付ける目的は
抗がん剤治療のために着用することとなります。
それは治療開始までに準備したり選んだりまあ大変…
ウィッグと言っても値段も違えば色や雰囲気
それに髪質まで違います。選ぶといっても選びきらない。
脱毛が始まりかけと脱毛が進んでからでは
ウィッグ選びも違ってきます。
また、季節によっても脱毛への対処は違ってきます。
もちろん頭皮は呼吸するので、頭皮ケアも必要になります。
シャンプーや保清に気を使います。
以前、アピアランスセンターを訪ねた際に
ウィッグ選びのポイントをいくつか聞いたことがあります。
まず、ウィッグを付ける理由について、
抗がん剤の治療のために選ぶというネガティブになりがちな
理由から、イメチェンのために気分アップの目的で
選んでみるのはいかがでしょう?
目が悪い人が毎日メガネをかけるように、
ちょっとおしゃれのためにウィッグを付ける感覚です。
私がこの話を聞いた時に思い出したのが、目が悪い人が
メガネを変えた時に気づくのはメガネをかけた目の悪い人
「メガネ変えた?」と言っている場面です。そう、メガネを
かけない私は、メガネを変えたことに気が付きもしません。
パソコンをし始めたころにブルーライトカットのメガネ選びを
したときは、選ぶフレームもいろいろ手に取り付けました。
そのたびに、メガネ屋さんがそれはジャンルが…とか言われて
ピンとこないのです。つまり、見る人は専門家なのです。
街中で見ている人は以前ウィッグを付けたことのある方か
それに関わる職種の専門家かもしれませんよ。
おしゃれを楽しむつもりでウィッグ選びを店頭ですると
そう思えると気持ちは軽くなるかもしれませんね。
値段もブランドも選び方は色々です。
美容院に年間かけている値段で選ぶのも考え方ひとつでしょう。
ウィッグに合う帽子はベレー帽みたいですよ。
貴方のこだわりで選んで楽しむ♪そんな考え方も取り入れて。
体験したように記事にしましたが、
実は私は抗がん剤治療をしていません。
だから、脱毛する真の悲しみを知りません。
でもね、誰かが誰かのために前向きになれるように
私の髪に願いを込めてヘアドネーションをしています。
今のばしている髪の毛を寄付できたら3回目になります。
たくさん教えてもらえますか?
ヘアドネーションしてる髪が役に立っていることを
そんな話も聞かせてもらえると嬉しいな…
情報が独り歩きする前にその人が欲しい情報が
貴方に届けられる情報が集まるといいですね〜
そんな話は聞きにくいもの
がんに向き合う人が集まった時
日常の話題も出てきます
生活に沿った他愛のない会話から
あなたの知りたい情報に繋がるかもしれません
興味があれば一度訪ねて下さいね。
皆にとって良いものを自分にとって良いものに
ピア=仲間と共に考えていきましょう。
次回オンライン座談会の開催は7月16日21時からです。