1/24地域協働推進員養成講座「第3回現地実習in市貝町(オンライン:サシバの里自然学校)」開催報告 [2021年01月24日(Sun)]
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令和3年1月24日(日)、第3回現地実習in市貝町をオンラインで開催し、15名の皆さんにご参加いただきました。 今回の講座では、市貝町における協働による「サシバの里」づくり、里山での自然体験を教育につなげている「サシバの里自然学校」の取組について学びました。 昔懐かしい古民家の「サシバの里自然学校」において、NPO法人オオタカ保護基金代表・サシバの里協議会事務局長の遠藤孝一さんと同基金サシバの里自然学校校長の遠藤隼さんのお二人の講師と、コーディネーターの一般社団法人とちぎ市民協働研究会の廣瀬隆人代表理事、ぽ・ぽ・らの赤羽センター長とのやりとりにより、サシバの里協議会・サシバの里自然学校における協働の取組についてお話を伺うとともに、参加者との意見交換を行いました。 まとめとして廣瀬先生から、@里山の理念に学ぶこと。折り合いをつける。幹となる目的は変えないが枝葉は柔軟に変化させること、地域の懐に入ること、人の手を加え続けること。A実践から学ぶこと。サシバの里の提案は市貝町の人々のこれまでの暮らしを肯定することになり、それが役場、町民の受容につながっている。地域の懐に入る柔軟な姿勢が行政との協働を可能にしている。Bサシバと町民、環境と経済、人間と自然、都市と農村などの一見二項対立的な因子を協働させること。里山の思想とつながる。そこに新しい価値が生まれる。C自然学校づくりは地域づくりの担い手育成。 等々のお話を頂きました。 第2回・第3回とも、得るものがとても大きかったと感じています。 3/20(土)に第4回講座を追加開催しますが、それまでに参加者の皆さんにどんな変化が起きるのか、再会を楽しみにしています。 |





