萩を訪ねて[2026年04月16日(Thu)]
◆萩を訪ねたついでに弘法寺に寄ったら、夏みかんがたわわに。
47年前に萩に初めて来たときと同様、今も町のあちこちで大きな実を見かける。
朝ドラの「ばけばけ」などでも描かれていたが、維新の世になって俸禄が途絶えた元武士たちの救済策として奨励されたものだと聞く。
◆弘法寺に寄ってみたのは、前原一誠の墓があるためで、萩の乱の中心人物だった彼が、維新政府の国民皆兵策、すなわち徴兵令によって国民を兵役に動員する軍拡路線に真っ向から反対した人物でもあると知ったからだ。
大村益次郎の進める軍拡を支持する木戸孝允や山縣有朋らと対立を深め、下野して帰郷し、新政府に不満を抱く武士たちの意を糾合して立ち上がったのが萩の乱である。
弘法寺本堂の左手にある前原一誠の墓。
左は弟の佐世一清。
昨夜来の雨に濡れた弘法寺境内に朝早く墓参に見えた地元の方に場所を教えていただいた。
旧友O君の墓参を目的とした短い旅だったが、彼の父祖の地を訪ねてこの城下町に住む人たちとさまざまな話が出来たことは得難い体験だった。



