玉縄桜[2026年02月20日(Fri)]
◆玉縄桜が早くも満開に近い。
◆この早咲き桜を創生した大船フラワーセンターの周辺数キロ圏内では、この桜をよく見かける。ソメイヨシノよりひと月以上早く咲くようだ。
花の名は、フラワーセンター近く、古く玉縄城(16世紀初め、北条早雲が築いた由)があった土地の名にちなむ。
ちなみに大船フラワーセンターは、神奈川県立の施設だが、リニューアルした折に命名権を導入して、「日比谷花壇大船フラワーセンター」という名称になっている。
「日比谷」も「大船」ももともと地名だから、遠方の人には最寄りの駅はどっちなの? といった混乱が生じないかと心配するのだがどうだろう。
売れるものは何でも、というので、公的な施設に企業名を冠することが流行っている。
地名やいわれのある名前に私企業の名を冠して会社が傾いたらどうするのだろう。
名前はそれにまつわる人々の記憶や歴史、時には民族の歴史と結ぼれているものなのだから、大いに気になる。
◆たとえば、自民党は選挙期間中は具体的に語りもしなかった憲法改正など言い出している。
戦後何十年にもわたってなじんだ憲法第9条、抜本的に手を入れるとして、前文の高らかな宣揚に続いて第9条を最初に掲げ、これを第1条としたなら、9条クン自身がとまどうことだろう。
だが、一方で、そうした思い切った発想の転換を打ち出すこともせずに姑息な加筆でお茶を濁していては、「押しつけ憲法」と難じる資格などないとも思うのだが。
自由と民主主義を標榜するのなら、国民主権を宣言する前文に続けてこれを直接承けるよう、第一章にこそ、戦争放棄=平和への不抜の誓いを第1条として高く掲げること、それこそが「積極的平和主義」にふさわしい。
現行の9条がシン憲法全体を強く規定し、「言葉のアヤ」を許さないこと、そのように磨き上げることが未来への責任だと思う。



