
◆道に面したちょっとしたところに小菊など植えてあるのは、住まう人の生きるたたずまいのようなものが伝わって来る感じだ。

◆手近に花があると、盆暮れの墓参りなど気軽に出かけて来ようという気になる。
今どき、スーパーのみならずドラッグストアでもお花を置いてあるが、立ち寄るのはどこか億劫だ。
いかにも外出する、と装いを改めるのでなしに、寒ければカーディガンでも羽織っておくか、というのと同じくらいの気安さが、小菊その他、庭先の花にはある。
――そう心づいても、もうはや極月だ。ふだん心がけていないことが自ずから整っていることは絶対にない、とつくづく思い知って、暮らし方を改めずばなるまい。
