
ズッキーニ(つるなしカボチャ)[2025年06月12日(Thu)]
◆梅雨の晴れ間の散歩、黄色い花が大ぶりの葉の根元に咲いているのを見つけた。
近づいて見ると、何と、ズッキーニの花だ。
南瓜の花に色も大きさもそっくり、但し実の部分はほっそりと、それでもキュウリよりは大きくずんぐりしたズッキーニ。
雨傘のように上に被さっている大きな葉の方は、形といい大きさといい、ヤツデそっくり。

右下の一番しおれた花にズッキーニの実がちゃんと成長している。

大きく開いた花の下の方に、これはもう花が茶色く縮んで実だけになった姿のズッキーニが見える。
花は全く南瓜のごとし。和名を「つるなしカボチャ」というのもむべなるかな。
(脱線するなら、小学校の道徳教材として話題になった「かぼちゃのつる」を連想してしまう名前だ。さしづめ、まわりに迷惑をかけないようツルを伸ばさず隠忍自重、陰徳を積んだ謹厳居士のおもむき。)
さて野菜高騰のみぎり、いったい何本くらい収穫できるものなのか。野次馬としてはそっちの方が気になった。